観音裏・千束通り散策3/4-浅草猿若町界隈

d0063149_10114118.jpg観音裏を散策するに当り、yasuさんが写真のような手書き風の「浅草大好き 下町情報マップ」という地図を持って来てくださった。
何でも、千束通りのデンキヤホールの前に置いてあって、無料のものだそうだ。
時々、新しくなるとか。
(それと同じものが、テラサワというパン屋さんにあったので、私ももらってきた。)

それを見ながら、色々案内してもらった。
細かくは書かないが、ビートたけしが来る居酒屋とか、立川談志が行くトンカツ屋さん、私がインターネットで美味しそうだと思った洋食屋さん、yasuさんがインターネットでチェックした「ポークピカタ」が美味しいトンカツ屋さんetc.etc.
(定番の徳太楼、むつみ、梅むらなどはお互いに知っているので省略)

で、主だったところをご紹介。
食事した後、言問い通りを隅田川の方に向かう、少し行くと、昔の浅草猿若町の標識がある。
ここには、江戸から明治にかけて、芝居小屋があって、賑わっていたそうだが、今はごく静かな職住混合地域ながら、結構、興味を引くものが隠れていた。

確か、故沢村貞子さんは、浅草猿若町に生まれて育って、20歳まで暮らし、彼女の「私の浅草」は、ずっと昔のここらへんを綴ったものなのだ。

言問い通りから、北へ入った路地の先に、藤浪小道具の看板を見つけ、そちらに曲がった。
今や、藤浪小道具という会社だけが、浅草猿若町に芝居小屋があったときの名残を伝えているとか。

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この写真は、藤浪小道具の玄関脇と倉庫の様子。
明治の初めの頃からの小道具のお店で、劇場やテレビに小道具をレンタルしているらしい。
ショーウィンドーというのだろうか、硝子越しに見えるのは、娘道成寺とかいう踊りに使う三連の赤い傘。(幼稚園の頃、こういう道具や色合いを見ると、自然と心の中が華やいだのを思い出した。)

その右の倉庫には無造作に、芝居に使う駕籠かきの駕籠があった。
(こんなに時代劇っぽいものばかり揃っていて、段々テレビも舞台も時代劇は少なくなる傾向なので、困らないかな~と思っていたが、後で、詳しい人に聞いたら、藤浪小道具さんには、現代劇の小道具も揃っているとのこと)

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藤浪小道具で、「面白いね~」と見ているときに、その先に、「テラサワ」という「浅草大好き 下町情報マップ」に載っているパン屋さんを発見。
行ってみることにした。
昔風のお惣菜パンや菓子パンを手作りしているお店で、種類も豊富。
私は食パンと三角サンドイッチを購入。
家に帰って食べたが、サンドイッチ、結構美味しかった。
サンドイッチのパンが美味しいということはトーストに向かないタイプの食パンかなとも思ったのだが、実際、トーストしたら、それはそれで美味しかった。
安いし、中々良いパン屋さん。

その後、晴月という「唐(とう)まんじゅう」という名物を売っているお店を発見したが、残念ながら、お休み。
それから、千束通りに戻りながら、色々な路地を案内してもらった。
花川戸が近いせいか、ものすごく高そうな靴を並べている立派なサロン風のお店があったと思うと、お兄さんが一人でブーツを全て手作りしている工房のようなお店を発見したり、楽しかった。

d0063149_1015798.jpg写真の家は、美容院のようだ。
昔ながらの木造家屋をそれなりに現代的に生かして使っていた。
他にも、個人の邸宅で桜の木が立派な家を教えてもらった。
yasuさんが毎年花を見るのを楽しみにしているという、玄関の門からはみ出た桜の木はとても幹が太い上に枝の広がりも大きく、咲いたら、さぞきれいだと思った。(隅田川や上野の山には余り太い桜の木はないから)
また、鼻緒屋だったかな、家の正面にそう書いてあった家もあったけれど、ここはもう看板だけで、商売はやめてしまったようだ。

千束通りに戻る途中で、レスリングの浜口京子さんの自宅を教えてもらった。
アニマル浜口さんの本名の表札を確認して、「あ、ここだ」と言って、家の前を離れたときに、偶然にも、浜口京子さんが家から出てきた。
京子さんも私たちには気付かず、私たちも、京子さんの自転車に乗ろうとしている後姿を見る位置関係であった。
もっちろ~ん、何も声を掛けずに、後ろから静かに「あの人、本人だよね」と小声で確認し合いながら、見ていた。

浜口京子さんは、そんなに大きいという感じはないけれど、筋肉質でがっちりしていて、身体全体から、「アスリート」とか「格闘家」というオーラが出ている感じ。
1,2日前に、北京だったかの試合に勝って五輪代表になれたというニュースを見たけれど、もう自宅に戻っていたのだ。
大きな試合の後で、疲れていることもあるのか、表情もぶすっとしていて、テレビやポスターで見るにこやかな印象はないけれど、何だか、それがとても自然な感じがした。
彼女は、人気も必要だろうけれど、「タレント」ではなく、そもそもは、「北京オリンピック代表選手のアスリート」で、常に「勝つこと」を人生の目的にして生きているだろうから、そんなヘラヘラしてられないだろうなと思った。
yasuさんと、ラッキーだったねと喜ぶ。
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by mw17mw | 2008-03-25 10:17 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(4)

Commented by まr at 2008-03-27 18:46 x
どうもです。
テラサワさん、白くふんわり生地の食パン菓子パン調理パンが、なつかしパン屋さん好きとして惹かれます。グじゃなくってエックとかドックとか言うのが、また何か可愛くてつぼです。
Commented by mw17mw at 2008-03-27 22:07
>まrさん
さすが、お詳しいですね。
あそこの食パン、安くて美味しいですよね。
私が通常他のお店で買う食パンが一斤260円なのに、あのお店は、一斤半で260円、そして、更に、200円に負けてくれました。(笑)
あの食パン、生で食べても、トーストしても美味しいので、びっくりしました。
街場のパン屋さんとして、良い線行っていますよね。
Commented by ras4love at 2009-05-01 10:04
まほうや ねね !!
うちの義母が昼間、やってる美容院です〜!
夜は浅草 観音裏で小料理屋やてますけどね。この写真にうつっている看板はもう朽ちてしまったので、去年、新たに縫ったのがかかってます。(あたし作です、笑)、
もし、また通ることがあったらゼヒ見てくださいね!
Commented by mw17mw at 2009-05-01 12:43
>ras4loveさん
リンク有難うございました。
昼間美容院で、夜小料理屋なんて、何て、働き者の義母さまでしょう。(爪の垢、希望)
布文字看板、拝見しました、お上手ですね~、すごい、すごい、とてもきれいです。
また、あそこらへんをウロチョロしたら、見つかるとは思いますが、確かな場所は覚えていません。
これで、再び辿り着けるだろうか?(笑)