倉敷味工房のデミグラスソースと豚肉のポルトガル風

余談であるが、昨日、気が向いて、「めん公望」にお蕎麦を食べに行った。(ちょうど合羽橋を自転車で走っていたのだが、何だか、おやつ的にお蕎麦が食べたくなった。)
いつものめん公望のお姉さんがいて、「今の時期のお蕎麦、美味しいですよ」とのこと。
何でも、新蕎麦にちょっとひねた蕎麦を混ぜる時期で、そのお姉さんの一番のお奨めのお蕎麦の時期とか。(ひねている蕎麦って、美味しいのだそうだ。推測だけれど、香りの新蕎麦、味のひね蕎麦?)

でも、世の中では今の時期、「完全新蕎麦の時期では?」と聞くと、「北海道産の蕎麦は、そうなのですけれど、うちは、仕入れが福島あたりだから、まだ、完全には新蕎麦になっていないのです」とのこと。
ふ~ん、なるほど、お蕎麦って、一年中同じような味かと言うと、やはり、出来とか、ひねとか、新とか、産地の違いとか、色々あるのだ。
だから、食べる度に色々味が変わって当たり前のものだったのねと思う。

そして、この日のお蕎麦は、とても美味しかった。(お汁も甘くなかった。)

本題です。

d0063149_2259916.jpg明治屋酒店で、パクパクさんご推薦の倉敷味工房のデミグラスソースを買って来た。
一瓶360ml、840円。
(賞味期限が20.11.7、保存料とか全く使っていないけれど、ずいぶん持つみたい。開封後は直射日光を避け、常温保存とのこと、ん、でも、冷蔵保存してしまいそう)
(渋谷西武地下の平翠軒でも扱っているよう)
高価だけれど、ま、まともなデミグラスソースだったら、安いわけないから、納得の価格。
面白いことに、何ていうか、普通の市販のソースのような瓶に入っていて、お料理に振りかけやすいようになっている。

私がどうしてこのデミグラスソースに興味を持ったかと言うと、「これがあれば、完璧な豚肉のポルトガル風が家で作れる」と思ったから。

豚肉のポルトガル風というのは、大学卒業時にヨーロッパを回ったときに、留学していた学校の先輩(私はその人を知らなかったが)を頼ってバルセロナに行ったとき、毎日ご飯を食べに行ったお店で、私が気に入ってしまったお料理の名前。(毎日食べてしまった)
豚の切り身を焼いて、トマトソースで食べる料理。
多分、その当時のバルセロナの新鮮な豚肉とトマトが美味しかったのかも。

実は、そのお料理の名前は覚えてこなかったのだ。
しかし、偶然なのだが、東京會舘の料理教室に通い出したら、何と、授業で、あの私の大好きな料理が出てきたではないか、しかもお料理の作り方もわかるし、この偶然には感激、感激。

料理法は、簡単。
豚のロースの切り身に塩胡椒して、小麦粉をまぶして、カリっと焼く。
その上に、トマトソースとデミグラスソースをかけて、食べる。
ただ、これだけ。
(今、「豚肉のポルトガル風」で検索したら、自分の昔のレシピが出てきた、小麦粉はつけなくて良かったのが、今わかった。)

で、家でも当然作ってみたが、缶詰のデミグラスソースでは美味しくないのだ。
おまけに缶詰を開けてしまうと、他の料理でどうにか使わなくてはいけないのだが、うまく使えなかった。

そんなこんなで、段々、デミグラスソースは使わないで、お醤油を使ったりしてみた。
(そのときの経験が、私風一口ポークステーに繋がる)
でも、お醤油は、しょっぱすぎて、ちょっと違うのだ、和風になってしまうし。
普通のソースでもしょっぱいからだめ。
ということで、段々、ポルトガル風は作らなくなっていた。

で、この週末、お肉を買っておいて、久々、二回も作ってみた。
(ちゃんと、平日に、トマトソースも作った、全てはこの料理のため)

久々作ることになったので、お肉の厚さがどうだったか余り覚えていなくて、一応薄めにしてもらったのだが、これが失敗の元であった。

d0063149_22562957.jpg豚に粉をまぶして焼くのだが、厚みがないと、豚肉に火が入り過ぎてしまうような気がして、早めに仕上げてしまったら、何だか、小麦粉がカリっとしなかったのだ。
やっぱり、この料理には、ある程度の厚さの豚肉が必要かな?
(写真は、久しぶりに、切り身の料理を作ったので、左右間違えてしまったもの)

で、デミグラスソースなのだが、どう考えても、温かい方が美味しいような気がして、器に移して、電子レンジで温めたのだが、どうしても、器についてしまった部分がきれいに取れない。
高いもんね~、これをゴミにして、洗ってしまうのは余りに勿体ない。
でも、うまくできないので、今度から、やっぱり、冷たいまま、お料理に振り掛けるしかないと思う。

デミグラスソースは、結構穏やかな味。
美味しいけれど、「ものすごく」という程ではない。
でも、缶詰に比べたら相当上質で、嫌味が全然なくて、使える。

本当、惜しむらくは、豚肉の焼き方が悪かったので、「そう、この味!」と感激することはなかったが、やっぱり、缶詰のデミグラスに比べたら、雲泥の差で美味しかった。
(おじさんフレンドに、お弁当にしてあげたときは、トマトソースとデミグラスを混ぜて袋に入れたが、問題なく美味しかったよう)

明治屋酒店の方が、「高いから、ビーフシチュウには使えないけれど」とおっしゃっていたが、本当、ドバっとデミグラスを使う料理には高過ぎて使えないが、ほんのちょっとで引き立つ料理には手放せなくなりそう。

豚肉のポルトガル風以外には、トンカツに振りかけて食べてみた。
何だか、我が家のトンカツが、トンカツ屋の豚カツではなく、洋食屋の豚カツになった感じ。

ケチケチ使っているので、まだ沢山ある。
今度何に使おうか、楽しみ。
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by mw17mw | 2007-12-16 23:03 | 食材・食材のお店 | Comments(0)