江戸昔菓子-梅源

土曜、月曜と振られた梅源さんが、火曜日には営業していた。

d0063149_2351082.jpg写真のように、西山漆器と東厨の間の道の最初の路地に、「江戸昔菓子」の旗が立っていたら、それは、「今日は、梅源でお菓子が買える」印。
(奥の木の戸の前に縁台がある家が梅源さん)








d0063149_2354848.jpgさっそく、予約制の石衣を予約。
火曜日に頼んで、土曜日の午後にはもらえるらしい。
そして、その他に買い求めたのは、写真のお菓子。
あぶり芋ときんつばと、栗の甘納豆。
(栗の甘納豆は、一袋420円で、そんなに大きくない栗が9個)

家に帰ってから色々食べたが、やっぱり、「美味しい」
何が美味しいかと言うと、一番印象に残るのは、「砂糖の美味しさ」
くどくなって、いつまでも残る砂糖の美味しさ、後を引く。
砂糖って、美味しいものだったのねと気付く私であった。

この3つの中で、一番美味しいと思ったのは、栗の甘納豆。
まず、口の中で、栗の周囲についている結晶化している砂糖が溶ける。
その美味しさを味わいながら、栗に歯を当てると、崩れるのだが、結構硬い歯ざわり。
栗の渋皮煮、栗きんとんのような、柔らかな仕上がりではない。
栗を煮たものとしては、一番硬い煮方だと思う。
ここのは、甘納豆だから、蜜を含んでこの硬さというのも面白いと思う。
栗を噛み砕いていくと、栗の味が広がる。
でも、結構奥ゆかしい味。
で、食べ終わって少し経つと、いつまでも、砂糖の美味しさが口の中に残っていることに気付く。
これが美味しいのだな~。

そうなのだ、ここのお菓子は、全て「砂糖菓子」
手作りで、砂糖の状態を見て温度を推測して、お菓子にしていくのだろう。
丁寧に、丁寧に、仕上げられた砂糖菓子、いいな~。

あぶり芋もきんつばも美味しかったけれど、私は今のところ、栗の甘納豆が一番気に入っている。
あぶり芋も、お芋のお菓子ながら、お芋の味を全面に出したという感じではない、あくまでも奥ゆかしい味。
きんつばも、甘さを控えた小豆の煮たものが凝縮されたという感じ。

どれもこれも、素材の味を奥ゆかしく生かした砂糖菓子。

(どれを気に入るかは、小豆に目がない人なのか、芋女なのか、はたまた、気が付いたら栗が好きな人間かによって異なると思う。)

d0063149_2364774.jpg今日、浅草に行く用があったので、帰り道、梅源さんを覗くと、営業中で、昨日はなかった「三笠山」の文字があったので、引き寄せられ、またまた、買ってしまった。
三笠山は、小豆の煮たものが砂糖の板の上に乗ったもの。(豆板ですね)
小豆の煮たものは殆ど甘さがないけれど、砂糖の板が結構大きいので、相当甘いお菓子。
小豆の美味しさが良くわかるし、甘い味がが好きな方には、三笠山がお奨めかも。

小豆の甘納豆は、何だか物事の流れで、つい人にあげてしまい、食べ損ねてしまった。

今度、土曜日に、石衣を取りに行くときに、また何か試してみよう。

ここの手作りで丹念に作られた砂糖菓子の美味しさを味わったら、いつだったか、テレビで見た「日本中からの注文で、生産が間に合わない京都の金平糖の人気」が理解できたような気がした。

作るのに5日間かかる石衣が楽しみである。

ところで、今日、お店の方に色々聞いたら、お菓子は、予約と卸の具合で、店売りの量が決まってくるとのこと。
私は、今日で二回このお店で買い物をしたのだけれど、二日とも「さつまいもの甘納豆」が売り切れであったし、今日は、「栗の甘納豆」が売り切れであった。
こうなると、さつまいもの甘納豆も食べたくなってしまう。
早い時間なら、あるし、どうしても、欲しい場合は、電話で取り置きをお願いするしかないかも。

後、今日、「この辺に明治時代からの梅干屋さんがあった筈ですが」と聞いたら、「経営者の方がなくなって、商売をやめて、引っ越してしまった」とのことであった。

とにもかくにも「梅源さんよ、永遠なれ」である。
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by mw17mw | 2007-10-24 23:14 | 飲食店・菓子店 | Comments(4)

Commented by きばな at 2007-10-25 23:29 x
店名は解んないんだけど......羽田空港の販売店に...甘納豆(和菓子?)の店が
ある。いつも「栗の甘納豆」.....美味しそうだなぁ~と思いつつも、アタシの実家は
辛党なんで「菓子の土産」は諦める。 先週オットが札幌出張...実家にお泊り。
和菓子好きの姑のために......「それ、買っていくと良いよ~」と薦めた。
嫁の狙いはドンピシャで.....とくに栗甘納豆......かなりウケました。

北海道って、栗の木はあるんだけど....ど~も食べられない種らしく、誰も毬栗に
手を付けない....だから「栗」って高級品のイメージが強く、かつ珍しがられる。
Commented by mw17mw at 2007-10-26 22:01 x
>きばなさん
そういえば、私は、梅源さん以外の「栗の甘納豆」食べたことないかも知れません。
機械も使う栗の甘納豆を食べなくては、本当の梅源さんの評価はできませんよね。
北海道で、栗ができないって、知りませんでした。
Commented by きばな at 2007-10-27 09:36 x
栗は生ってるんだけどねぇ....。こちらのより小さい。青いイガのうちから落下してる。
ちゃんと聞いたことがないんだけど、誰も食べないから「そういうもんだ」と思って
育ってきました。なんでだろ~とは子供ながらに不思議だったのですが......。

果物も、無花果とか枇杷とか桃とか出来ないし、~狩りで出来るのは、林檎、葡萄
苺くらいかな?関東へきてから、珍しいものばかりで楽しいデス。甘い桃なんか
すごく手軽に食べられるし、色んな種類の柿があるし、ピオーネも美味しいし(笑)。
Commented by mw17mw at 2007-10-27 22:46
>きばなさん
寒過ぎて、栗の実、落ちてしまうのでしょうか?
温暖化で、そのうち、北海道は、果物の産地になってしまうかも。
関東ではパイナップルの生育ができるようになったりして。(恐ろしい~)