食品表示偽装問題-赤福と冷凍
2007年 10月 14日
すなわち、製品を製造して、そのまま冷凍しておいて、解凍し、袋詰めして、賞味期限を設定していたのなら、何も問題ないと思う。(今の法律では)
以前、築地の数の子の安いものは、去年売れ残った時点で、冷凍させて保存し、次のシーズンに、解凍して袋詰めして売っているからとか、聞いたことがある。
昨日書いた、ケーキ屋の冷凍ケーキだって、大量生産のおせち料理だって、冷凍しておいたものを解凍して、その上、何らかの手を加えれば、製造日は、「最終的に何らかの手を加えた日」にして、今の法律上、何の問題はない筈だ。
赤福さんは、賞味期限を設定し直して、貼り直したから、とがめられただけ。
で、冷凍のお菓子に話を戻すと、先日、「練り切り」が食べたくなって、台東区の外れにある有名店の家の近所の支店に買いに行ったのだ。
そうしたら、お店の人に「すぐに召し上がらないですよね。それだったら、まだ、解凍していないのですが」と言って、「冷凍品」を奨められた。
何だか、とっても、ガクっとしてしまったことがあった。
その冷凍した練り切りを売ることに何の疑問も抵抗も感じない店員も店員だし、それが、「老舗」を売り物にしている和菓子屋だったから、余計、がっかりした。
(でも、良く考えれば、老舗を売り物にしているとは言え、多店舗展開しているし、下町では、「練り切り」がそんなに売れるものではないから、仕方ないと言えば、仕方ないのかも)
でもね、そういう冷凍物の和菓子で、風味も落ちているくせに、結構の値段を取っているところが何か、ずるい気がする。
この経験に懲りて、真っ当な和菓子が食べたくなったら、ちゃんとした手作りで、売り切れ御免で、売れ残りは始末してしまうお店に買いに行こうと思った私であった。(近所で買うのはやめよう)
和菓子やケーキは冷凍保存できるけれど、一回冷凍してしまうと、冷凍していないものに比べて、食品が持っている美味しさの迫力が消えてしまうような気がする。
それにもまして、問題なのは、買って来たお菓子を冷凍して、解凍すると、「再解凍」になることだ。
これは、お菓子だけでなく、魚も肉も同じであって、解凍して売っているそういうものには、「解凍物」とかの表示を義務付けて欲しい。
以前に紹介されていた、竜泉のハム屋さん ハムもお惣菜もおいしくて、25日のローストビーフも楽しみ、実家にも送って頂くように手配しました。和菓子ですが、北千住にある「だんごの美好」家族経営で、月曜が定休日。朝7時~夕方には売り切れて弊店しています。長くなり申し訳ありません
はじめまして、コメント有難うございあmす。
埼玉屋小梅かも知れませんね(アサヒビールからちょっとあるけれど、人によってはそれでも近所と思うかも知れません)
TAKE-zoさん、気に入っていただけて嬉しいです。
北千住情報も有難うございます、北千住の商店街、一度しか行ったことがないのですが、これでもかというくらい、お団子屋さんがあって、どこが美味しいかわからなかったのです。私ヒイキの吉田屋餅菓子店もとうとうなくなったようですし、今度、北千住に行くことがあったら、是非寄りたいです。
美好さんは本町通りのお店でしょうか(割り込みですみません)。甘いお団子はあまり得意ではないのですが、一緒に扱っているお稲荷さんなんかもおいしそうですね。
「解凍」と書いてある方が良心的だと思います。
海老は、インドネシアとかのものが多いですが、あんなの、絶対、冷凍して日本に持ち込んで解凍して売っているのに、「解凍」と表示していること、まずないですよね。
それに、鶏肉も、朝方スーパーにいくと、半解凍のまま棚に並んでいることあって、「何だ、銘柄鶏と言っても、冷凍物なのだ」とがっかりすること多いですよね。
「解凍物」と表示してくれた方が、再び冷凍しようという気が起きなくて、やっぱりその方がいいと思います。