近所で愛されている店の休業-鯉作

昨晩、甥たちに、カツ丼を作って食べさせたが、予想通り、大受けであった。
受けたのは、カツ丼とお味噌汁。
あっという間の夕飯だった。(笑)
他は、野菜の浅漬けが結構気に入られたようだが、野菜の甘酢漬けは、甘過ぎると敬遠されてしまった。
じゃがいもと人参の煮物は、まあまあ。
余り凝らずに、忙しいのだから、カツ丼とお味噌汁だけ作れば十分だったと反省。

d0063149_23583188.jpg家の近所の元浅草に鯉作という焼き鳥屋兼居酒屋がある。
私が物心ついた頃にはあって、創業がいつだかわからない。
何で鯉作という名前かというと、鮒忠という焼き鳥のチェーン店から、独立したから、鮒の子どもで鯉という名前をつけたと聞いたことがある。

小さいとき、家が忙しいときなぞ、ここに焼き鳥を買いに行って、それがおかずになったりした懐かしいお店だ。
私にとっては、小さいときから、お使いで、焼き鳥や鰻を買いに行くお店であったのだが、飲み屋さんとしては、近隣で一番繁盛しているお店だと、数年前に知った。

面白いのは定休日が土曜日だけで、日曜日は営業していること。
普段の日のお昼は、ランチのお店なのだが、日曜日のお昼は、近所のおじさんたち(特にお祭り好きの)の溜まり場になっており、皆、昼間から、お酒を飲んでいる。
(皆、一週間働いて、日曜の昼から仲間でここで飲むのを楽しみにして生きているのだなと思う。)
手頃なお値段で、手頃なものが食べたり飲んだりできるお店。

しかし、私なぞ、近所の人と合わないところの方が落ち着くので、このお店に飲みに行ったのは、昨秋1回だけ。

で、最近、そのお店に貼り紙がしてあり、「建て替えのため、8月24日をもって、当分休業」とのこと。

それでこの前の日曜日の晩、小さい頃から知っている古い建物で飲もうと、弟と行った。
聞いたら、ビルに建て替えるのに、1年半くらいかかるらしいが、その期間の長さにもめげずに良く商売を続けることを決心したと、嬉しい。
(やはり、古くから知っているお店がなくなるのは淋しいから)
ま、お客はついているし、繁盛しているからこそ、続けるのだろうが、最近の風潮では、建物の建て替えを機に、商売をやめてしまう店の方が多いような気がするから、余計嬉しい。
それにしても、その一年半、ここで毎週日曜日昼から飲んでいたおじさんたちは、どこに行くのだろう?(笑)
そして、お店の人たちは、一年半、何をするのだろうか?
聞くのを忘れたが、不思議。

d0063149_2359718.jpgで、そのときに食べたもので美味しかったのは、写真のゲソの唐揚げ。
唐揚げと言っても、ホットケーキミックスの甘くないタイプとか、アメリカンドッグの外側のような衣で揚げてあったが、美味しかった。
それと、鳥のぬたというものを取ってみたが、まぐろのぬたより美味しかったし、鶏わさよりも好みだと思った。
写真手前は、「チキンジャンボシュウマイ」で、大きいから、二つに切って、お醤油とおソースで食べ比べたが、おソースで食べると美味しいシュウマイであった。

実は、この前、「鰻の蒲焼」のところで、「蒲焼は美味しいのに、ご飯が不味い」鰻丼のことを書いたが、実は、それはこのお店。(笑)
今日、最終日なので、テイクアウトで、鰻の蒲焼だけ買って来て、夜、夕飯に食べてみた。(自分の家のご飯の方が美味しいと思ったから)
前回、お店で食べたときは、鰻の蒲焼がすごく美味しく感じたが、それはお酒が入っていたからかも。
今回、シラフで食べると、やはり、鰻屋の鰻と、まずたれが違う点、それから、ほんのちょっとではあるが、鰻の臭みが少し感じられた点が気になった。
でも、ふわっと蒸してある江戸前タイプだし、(一番小さな串を買ってきたから)700円だったのだが、値段相応以上に美味しかった。
本当、手頃な値段で、鰻を食べたいとき、ここの鰻が一番良いかも。
(スーパーの蒸していない鰻とは全然違う)

一年半したら、どんなお店になるのだろう?
営業する人たちも変わらないようだし、従来どおり、近所のおじさんたちのオアシスとして、手頃な江戸前タイプの鰻の蒲焼を提供する店として、再開して欲しい。
[PR]

by mw17mw | 2007-08-24 23:59 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)