神田須田町 とんかつ 万平

MLの方の「リーズナブルで、美味しい」という絶賛の評価を聞いて、平日のお昼1時過ぎに、須田町の「万平」まで自転車を漕いで、とんかつ定食を食べに行って来た。

須田町って、我が家から自転車でお昼ご飯を食べに行くのに、ピッタリなところだ。
遠過ぎず、近過ぎず、そして、戦争で焼けていない木造家屋と食べ物屋さんが沢山あって、軽い気分転換ができる場所である。

須田町では、神田の藪そばとか、竹むらとか、神田まつやが、有名で、「とんかつ屋の万平さん」は聞いたことがなかった。

d0063149_22462473.jpg万平さんの場所は、交通博物館近くの路地を曲がったところで、ちょうど「ぼたん」というすき焼きさんの裏にあたっていた。

お店に入ると、4人席が左右に3つずつのお店で、ご主人が厨房、奥さんが給仕の二人だけのお店であった。
小雨の天気模様で、時間が平日の1時半近かったこともあるのか、先客は男性二人だけ。

注文したものは、お奨めの「ロースカツ定食」。

d0063149_22464749.jpg出てきたのは、写真のもの。
(私のデジカメは、近くが大きく、遠くが小さく写るので、トンカツがやたらに小さく見えるけれど、実物は大きなものです)

見てわかるとおり、ここのトンカツは、衣がすごく薄い。
豚肉は、厚さ1cm程度で、多分関東近郊の豚だと思う(鳥越大黒屋さんのお肉に通じる味)、美味しいし、ジューシー。
(私が揚げるような低温トンカツのような柔らかさ・ジューシーさではなく、ごく普通に揚げたトンカツの「ちょうど良い具合に揚がっている柔らかさ・ジューシー感」)

それに、ここのソースが美味しいと予め聞いていたけれど、奥さんに聞いたら「自家製ではないけれど、小売されていないソース」とのこと。
それは、興味深々と、トンカツにかけると、色が薄くて、透明感があり、結構どろっとしたものだった。
食べてみると、確かに、今までに味わったことのない味で、軽くて爽やかな味。
う~ん、無理矢理自分なりに解釈すると、ソースとトマトケチャップを混ぜたものに味が近いような気がした。(ソースとケチャップあわせたものを軽く爽やかにした感じ)

お肉は大きさも厚さもあるし、その大きいお肉を薄い衣できれいに揚げるのは確かに職人芸だし、欠点が全くないトンカツかなと食べ終わったが、家に帰ってから、ほんのちょっとであるが、胃の中で、「揚げ油が少々古いかな~」という反応を感じた。
でも、お店で食べるとんかつではやむをえないと思うし、許容範囲内。

このお店、トンカツも美味しかったけれど、お味噌汁と白菜漬けがやたらに美味しく、私好みであった。

お味噌汁は、真っ白のお味噌で、出汁は、そこはかとなく煮干の味がして、具のお豆腐も美味しかったし、すごく気に入った。
(「白味噌」と書きたいところだが、京都なぞの白味噌とは全く違って、全然甘くなくて、塩加減がこの蒸し暑い梅雨の時期にピッタリなしょっぱさ)

また、白菜漬けの塩加減が、小さいとき食べていた白菜漬けの塩加減(結構しょっぱい)で、私には、ちょうど良かった。
私は、まごうことなき、東京の下町育ちだから、白菜漬けを見ると、しょっぱさも確認せずに、無意識に、お醤油をじゃ~とかけてしまうタイプ。
この醤油をかけた白菜漬けで、食べる白いご飯が美味しくて、初め、多過ぎるかもと思っていたご飯が、ちょっと量が足りなかった。(笑)
ご飯お代わり自由とも、ご飯いくらとも書いてなかったので、どうにか、間に合わせた。

あそこの白菜漬けとお味噌汁で、ご飯がもっと食べたい~、なんていうと、トンカツが不味いように聞こえるかも知れないが、絶対そんなことはない。

ということで、何も残さず食べ終わった。
お料理は、一言で言えば、本当に昔ながらの良心的なトンカツ定食で、ご飯も白菜漬けもお味噌汁も美味しかった。

また、給仕をしてくれる奥さんが、ちょうど良い感じ。
私が「写真を撮っていいですか?」と聞いたら、にこっと笑って「どうせ撮るなら、美味しそうに撮ってね」(ブログに載せられるって、わかっているのかも)とか、「次の時に何を食べたらいいかしら?」と聞くと、また、ニコっと笑って「たまに来て、順番に味わってね」とか、感じが良い。

昔ながらの木造家屋の、店の中は平凡な感じのとんかつ屋さんだけれど、美味しいし、何だかほっとできる雰囲気があって、とても気に入った。(雨の日の空いている1時過ぎだったからかも。混んでいるときはどんなものだろう?)

今度は、ここの本当の名物は、「ハンバーグ」と聞いているので、ハンバーグ定食を食べに行こうと思う。
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by mw17mw | 2007-07-15 22:47 | 飲食店・菓子店 | Comments(10)

Commented by きばな at 2007-07-15 23:41 x
う~たまらん.....須田町といえば【まつや】によってたけど.....ここもイイナァ~。
お肉は、あまり食べないのだけど....ハンバーグは別格で、なぜか大好き。
お蕎麦も食べたいし~ハンバーグもいいなぁ~くぅ~参ったなぁ~。

漬物や味噌汁もそそります。余談ですが、北海道味噌も美味しいですよ。
甘みが少しある【白味噌】が道産子の好みなのですが、塩分も強いのが特徴。
西京はモチロンながら、こちらの白味噌とは少し違うんですよね。うちは田舎赤味噌が
好みで自家製なんで苦労はなかったけど、三重に転勤してた妹は「赤だし」で泣いて
ました(笑)、田舎赤味噌に西京味噌を混ぜろ.....と指示してあげて、なんとか凌ぎ
札幌へと帰って行きました。 

なんか台風.....ちょっとドッチラケでしたね(笑).....。
雨篭りで冷蔵庫がカラッポです....明日は朝一で買出しに行ってきます。
Commented by まr at 2007-07-16 19:16 x
こんにちわ。

万平さんのハンバーグいただいたことがあります。カツではなくてハンバーグからというのも変則ですが。
ハンバーグ本体の特長は食べていただいたときのお楽しみとして、タップリ掛かったソースも良かったです。焼いた時の肉汁も生かしながら、本当にトマトとソースを合わせて軽く美味しくした味。濃い目の味で、ご飯にちょびっと合わせてもいけます。
それから、冬場の牡蠣バター焼きだったか牡蠣グリルだったかも、醤油とバターの風味でおいしいらしいです。こちらは又聞きで、なかなかタイミングが合わなくていただいていません。

ところで、ハンバーグやお漬物に比べると、おみおつけは印象に残っていません。日頃色が白く塩気の強いお味噌を食べつけているせいで逆に驚かなかったのかも。
きばなさんが北海道のお味噌について書いておられますが、北陸のお味噌も淡色辛口です。親戚がいて送ってもらったり似たお味噌をこちらで選んだりしています。

ではでは。
Commented by パクパク at 2007-07-16 22:07 x
万平の写真がのったのは、ネット上でははじめてではないでしょうか?
また、自転車で食べに行ったのも、万平開店以来ではないでしょうか?

それにしても、このブログを見ている人は、さすがにすでに万平に
訪問しているのですね。

つぎは、ハンバーグの体験レポートを楽しみにしております。
Commented by mmasuda at 2007-07-16 22:33 x
歩いていける(笑)蔵前のすぎ田とかにしかわと比べてどうですか?
私はとんかつは秋葉原の丸五が一番なんですが。

Commented by mw17mw at 2007-07-16 23:25
>きばなさん
北海道の白味噌って、美味しそうですね、見たことないです。
東京は基本的に白味噌はないと思っていたら、どぜう屋さんのどぜう入りのお味噌汁が白味噌でした。
これは、こってり甘かったです。
昔からのどぜう屋さんで甘い白味噌を使っているのだから、東京にも白味噌はあるとは思っているのですが、その後見ません。
ここのハンバーグ、探せば写真がありますが、何だか、とっても珍しい形態だそうです、是非お試しください。

>まrさん
ハンバーグ食べに行くのが楽しみです、それに、冬になると牡蠣があるのですね。
牡蠣のグリルもいいし、牡蠣フライ、大好きなのです、楽しみだな~。
北陸は、淡色辛口なのですか?
この万平さん、次回行ったら、「お味噌汁のお味噌は、どこのものですか?」と聞こうと思っています、北陸のものだったりして。
Commented by mw17mw at 2007-07-16 23:25
>パクパクさん
ご紹介有難うございました。
万平さんの写真、どなたかのブログで見たから、至上2番目かも。
あそこ、路地だから、自転車留める場所、ないですね、無理矢理留めましたけれど。(笑)
ハンバーグ、楽しみです。

>mmasudaさん
私、実は、すぎ田のトンカツ、一度しか食べていないのですが、余り評価していません。
細かいことは昔のエッセイ見ないとわからないけれど、価格程でもない、私のトンカツのほうが美味しいと思いました。
豚汁とご飯はすごく美味しかったです。
にしかわも一度行っただけで、ここでは、本当に一番安いのしか食べたことないから、評価が当っているかわからないけれど、ま、普通という感じ。
ここは、キャベツの千切りがすごい。

私は基本的には、自分で揚げる鳥越大黒屋さんのトンカツが一番好きです。(笑)
Commented by きばな at 2007-07-17 15:40 x
上京するまで、北海道味噌ってジャンルがある事すら知りませんでした(笑)。
普通に「赤味噌」「白味噌」って売ってたダケですから。どこにでもあると思ってマシタ。
まrサンが仰ってた北陸の味噌に西京味噌を足すと、近い感じかなぁ.....。
ときどき懐かしくなると、自家製味噌に西京を足して楽しんでます。

東京にも....「江戸甘味噌」っていうのがあると聞きましたよ。どじょう汁にも使われてた
とか.....色は濃かったケド。一度ためしてみようと思ってます。
ところで「どじょう」って未経験なんですが、初心者(笑)でも気軽に楽しめる店って
何処なんですかね? なんだか「もんじゃ」同様、敷居が高くって勇気でない(笑)。
Commented by まr at 2007-07-17 16:49 x
北陸と言っても県や地域によって違うので、赤っぽいのも甘口のもあります。

が、淡色で柔らかく塩気が強い一方、米麹が多くて自然の甘みがある、というのが私にとっての北陸のお味噌です。ちなみに地元では、漉さずに仕立てて麹が散ったお汁を花が散っていると喜びます(私は苦手なので味噌漉しを通しますが)。

きばなさんが書かれていた北海道のお味噌は食べたことがないのですが、以前九州の淡色麦味噌を買ったら、見た目色合いは似ていてもずっと甘さが強くて驚きました。
Commented by mw17mw at 2007-07-17 21:49
>きばなさん
お味噌とか、おしょうゆって、本当に地域性があって、その地域を離れなければ、「日本各地でお味噌が違うのだ」とかわかりませんよね。
「江戸甘味噌」、名前聞いたことがあるけれど、安部たことないです。
どじょう、取っ付きにくいかも知れないけれど、実は庶民の食べ物で、入ってしまえば、気楽なところです。
どじょう屋については、書くと長くなるので、そのうち、ブログに書きますね。

>まrさん
北陸で、一口に言ってはいけないのですね。
もうちょっと年を取って、自由に旅行に行けるようになったら、北陸に行って、北陸のお味噌汁を色々味わってみたいです。

私の基本的なお味噌汁って、どんなのか、わからなくなっています。
大阪に行ったからか、出汁に懲り過ぎたためか、我が家本来の味を忘れています。
何だか、どこのでもいい、統一の取れた美味しさのお味噌汁は、関西風でも、名古屋風でも好きです。
Commented by きばな at 2007-07-18 08:46 x
「どじょう」情報.....楽しみにしてます♪
うちの自家製味噌は.....実は福井の味噌屋の麹を使っているので、北陸?(笑)
でも大豆は郷里の十勝産、塩は川崎の会社......なに味噌になるんだろう?