竜泉界隈-おし田

以前、自動車でおじさんフレンドと竜泉界隈を走ったときに、おじさんフレンドから、「ここは、田舎まんじゅうで有名」と教えてもらっていたお店がある。
そこが、「おし田」さん。

d0063149_22383131.jpgでも、私は、それ程、お饅頭、特に町場のお饅頭に興味がなかったので、放っておいた。
そして、先日、お祭り好きのおじさんフレンドと、千束稲荷神社などのお祭りを自動車の中から見物に行ったら、その日がものすごく暑かったのだ。

その時、ちょうど、田舎まんじゅうのお店の前を通りかかったら、自家製アイス最中があったので、買ってみた。
食べてみると、「う~ん、真夏の汗だらだらの日だったら、美味しいかも」と思った。
アイスの棒で、「アイスミルク」というのがあるけれど、それを削って固めた感じのものであった。
何だか、味の薄いアイスであった。
アイス最中は、やっぱり、月島が一番かも。

という話は置いておいて、私も、「田舎まんじゅう」を食べてみるかという気になって、買って来た。

d0063149_22391167.jpgこのお店では、「田舎まんじゅう」という灰色っぽい皮のお饅頭と、白っぽい「白まんじゅう」を売っている。
出来立てを一つずつ買ってみた。
家に帰っても、まだ温かかった。

田舎まんじゅうの特徴は、皮に、重曹とか膨らまし粉が全然入っていなくて、ギョウザの皮の厚いのと言っても過言ではないと思う。
白饅頭は、皮を膨らます何かが入っていて、これは、ごく普通のおまんじゅう。

白饅頭は時間を置いても味が変わらないと思うけれど、田舎饅頭は、ふかし直ししないと、皮が硬くなって食べられないかもと思う。

d0063149_2239474.jpg両方とも餡子が甘過ぎずに美味しい。
写真を見ると、二種類のお饅頭の餡子は異なるようだが、私は立て続けに食べたのだが、実際にはそんなに差は感じなかった。

買うときにお店の人に、「どこが『田舎風』なのですか?」と聞いたら、お店の人は、「わからない」と言ったけれど、買いに来ていた、常連らしいおじさんが、「昔の田舎では、おばあさんは、皆こういうお饅頭を作っていたんだ、だから、田舎の饅頭なんだよ。皆、小さいときに食べたおまんじゅうの味が味わいたくて買いに来る」とのことだった。
重曹とか、膨らまし粉がない田舎で、ごく当たり前に作られていたお饅頭らしい。

山梨の祖母がこういうお饅頭を作った記憶はないけれど、もしかして、母の実家のある地域は小豆が取れなかったからかもと思う。
小豆が手に入る地域のおばあさんは、何代も何代も、ずっとこういうお饅頭を作り続けて来たのかも知れない。

しかし、今、実際にどこかの片田舎に行っても、お饅頭屋さんで、こういうお饅頭を作っているとも思えないし、普通の田舎の家庭でも、もうおばあさんは、お饅頭を手作りすることがないかも知れない。

そういう意味で、竜泉で、「昔ながらのお饅頭」を作って売るお店というのは、価値があると思う。
実際、やみつきになるというほどではないけれど、美味しいおまんじゅうであることには間違いない。
一個130円(だったと思う)

私は、二度お店に行ったのだが、どういうわけか、お店で一緒になるお客さんは中年のおじさんばかり。
自分用、手土産用にと、買って行く人が多い。
一度試す価値はある。

場所は、国際通りの「竜泉」という信号(角萬のあるところ)を、隅田川の方に向かって曲がって右側すぐ。(飛び不動という信号のところ)
角萬でお昼を食べて、おし田で田舎まんじゅうを買って、TAKE-ZOで、ハムなどを買うのがお奨めかも。

でも、竜泉って、面白い。
角萬って、もしかしたら、江戸時代からのお蕎麦屋さんで、江戸時代の普通のお蕎麦が残っているのかも知れない、おし田さんでは、昔の田舎のおばあさんのお饅頭を残しているのだもの、何で、この地域に、古い時代の食べ物が残っているのか、不思議。
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by mw17mw | 2007-06-24 22:39 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)