「下町らしい」親切なお店-元浅草「福寿堂」

今週末は、我が鳥越神社のお祭り。
何だか、本当に、三社や神田程有名ではないけれど、地域全体がお祭り好きの土地柄なのだ。
(有名ではないのは、地域が小さいせいもある、三社の1/3程度、神田に比べたら、本当に小さなお祭り)

鳥越祭りに接している他のお祭りの地域の人たちが、「ここらへんで、何で、鳥越だけが、あれだけ盛り上がるの?」という程、他の下谷神社や浅草橋・蔵前の方の神社のお祭りとは、盛り上がりが違うのだ。
本当に道一本隔てただけで、お祭りの賑わいがまるで違う。
でも、「どうして?」という答えは誰にもわからない。

もしかして、鳥越神社のお神輿が大きくて立派なことが大きいかも。
それに、表とか裏とかをなくして、毎年、その大きいお神輿を出しているところも人を惹きつけるのかも。

先日近所の人から聞いたのだが、何でも、神田の有名な老舗のお店の人たちが、鳥越祭りが好きなので、鳥越神社の前のマンションを住まいにしたそうだ。
(今まで、神田祭りの人と話すと、鳥越を馬鹿にするような言い方をする人ばかりだったので、「神田にも鳥越を気に入る人がいる」ことを知って、何だか嬉しかった。)

で、私は、現在、忙しくはないのだが、準備中。
まずは、去年の反省。
商売のこと、もてなしのこと、去年は、結構失敗が多かった。
失敗って、思わぬところで起きるのだが、それは結局は実力不足、準備不足、不慣れのせいでしかない。
人間、手を広げて失敗しながらも何とか終わらせるのと、手を広げないで、落ち着いて失敗しないで行動すること、どちらが受けるかと言うと、後者だと反省した。

去年、もてなしで一番失敗したことは、圧力鍋でお赤飯を炊く順序を間違えて、結果、ひどいものになったこと。
何を失敗したかというと、ささげを軽く煮て、アクを出した後、圧力鍋でささげを煮るのだが、その茹で汁でもち米を炊かなくてはいけないところを、その茹で汁を捨ててしまったのだ。
そのミスに気付いたのは、出来上がったお赤飯を見たとき。
「あれ、色が薄過ぎる」って....。
で、結果、「ごめんなさい、お赤飯、出せない」と皆に言わなくてはならなかった。

何度か圧力鍋でお赤飯を炊いた経験があり、今まで失敗したことがなかったので、まさか失敗するとは思わなかった。
でも、考えてみれば、お赤飯は一年に一度炊くかどうか程度だもの、完全に手順が頭に入っていなかったのだ。
それに、作る前に手順を本で確認しないで、うろ覚えで作ったせいだ....。

やはり、慣れないことを忙しい日にする実力は私にはないのだと反省。

というような失敗が昨年2,3あり、今年のお祭りの目標は、「守備範囲を狭くして、丁寧に動き、失敗をしないこと」(笑)
ゆえに、今年はお料理を作らないぞと思っている。
でも、今年は、TAKE-ZOさんのような強い味方がいるので、ま、私がひっちゃきになって、いい加減な料理を作るより、良い結果が出ると思っている。

ということで、今年のお赤飯は外注に出すことにした。
候補は二店あり、今日、一店に値段とか聞きに行ったら、余りに感じが良かったので、注文してきた。

お店の名前は、元浅草の「福寿堂」。
春日通の新御徒町駅の出口近く、元浅草郵便局の並びのお団子屋さん。
私は時折、お赤飯のおにぎりとか、おいなりさん、海苔巻きを買っていて、ま、ここのお赤飯なら、いいかなと思っていたのだ。
ただ、ここのお赤飯にかかっている胡麻は白胡麻なのだ。
普段食べる分には気にならないが、ま~お客さんに出すなら、やはり黒胡麻の方がいいので、その点、ネックだったのだが、今日聞いたら、「お祭りのときだけは、黒胡麻」とのこと、めでたし、めでたし。(どうして、普段は白胡麻で、お祭りだけは黒胡麻かは不明←私のように思っている人が多いからかも)

で、感じが良かった点は、私が、「一升にしようか、一升と五合にしようか、う~ん」とか迷っていたら、「当日決めてくださってもいいですよ。取りに来て、一升のお赤飯の量を実際に見て、多いと思ったら、一升にしてくださって、かまいません」とのこと。
へ~、何て、親切、何て、感じが良いお店なのだろう。

ま、私が取りに行くのが11時頃ということと顔なじみであったこともあるだろうけれど、そんな親切なこと言われたのは初めてだったので、決めてしまった。

福寿堂は、新御徒町近辺のお団子やおいなりさんを売るお店として、味は一番だと思う。
以前我が家の近所のパン屋さんのおいなりさんと海苔巻きが美味しく、いつもそこのを食べていたのだが、4年くらい前に廃業してしまった。
その後、色々なお店のおいなりさんを食べてみたけれど、今は福寿堂に落ち着いている。

わざわざ来る程の名物でもないけれど、新御徒町に来ることがあったら、お奨めです。
私は余り和菓子は買ったことないので、和菓子はわからないが、買ったことのある範囲では、「おいなりさん、海苔巻き、お赤飯のおにぎり、草もち(あんが入っていないで、黄な粉をつけて食べるタイプ)」がお奨めです。

福寿堂
東京都台東区元浅草1丁目5-1
03-3841-6158
日祭日定休(但し、鳥越祭りの日曜日は営業、でも、お赤飯だけかも)
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by mw17mw | 2007-06-05 23:26 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by R at 2007-06-08 14:35 x
こんにちは(^^)今週は鳥越神社のお祭りですね!!
実はちょうど首の治療で三井記念病院に行くので、ちょっと足をのばしてみます!
今年は三社さんも、神田明神のお祭りも逃したので、鳥越神社のお祭りは行かなくてはです(^^)
Commented by mw17mw at 2007-06-08 22:31
>Rさん
その後、首の具合はいかがですか?
そうなのです、明日から鳥越祭りです、明日だと、昼間は縁日くらいですね。
夕方から3町会くらいの連合で神輿が出ます。
どうか楽しまれてくださいね。