豚に真珠、私に生パスタ

お次は、「パスタ」
ここのお店は、メニューが豊富なので、家でじっくり見て何を食べるか考えてから行った。
家で考えているときは、ゴルゴンゾーラだったのだが、急に気が変わって、私は、「北海道産毛蟹と菜の花、トマトソースで和えたタリオリーニ」
友人は、「イカ墨を練りこんだタリオリーニ ウニとフレッシュ トマトのソース小松菜のソテー添え黒胡椒風味のソース」にした。
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毛蟹とトマトのパスタは、ソース的にもパスタ的にも、私の嗜好に合わず、チョイスの失敗。
毛蟹が好きだというだけで取ってみたが、中国の薬膳で、身体を温める食べ物と冷やす食べ物という分類があるけれど、同じように、甘い食材・甘くない食材に分けると、毛蟹もトマトもパスタ(小麦粉)の3つとも甘い食材のような気がした。
甘い食材3つのみの料理は、甘過ぎて、私には不向きだった。
(毛蟹には、やはり、醤油とお酢と再確認)

また、パスタが生だったのだが、私はどうもパスタは乾麺が好き。
生パスタって、腰がなくて、口に入れても何の印象もないうちに、食道に送り込まれてしまう感じ。
高級店では、必ず生パスタ使用なのだろうか?

そして、友人が頼んだイカ墨とウニのパスタは、何でも、このお店のスペシャリテで、人気メニューとのこと。
これをちょっともらったが、口の中がトマトと毛蟹の濃い甘い味だったので、味がわからなかった。
友人は、「とても美味しい」と評価していた。
このパスタも、3口くらいの少しの量と聞いていたが、結構量があった。
普通のパスタ屋さんのパスタの半量~1/3くらいかな。
これを食べた時点で、相当お腹がいっぱいになっていた。

次がメインで、私が「三重県尾鷲産本日の鮮魚のアクアパッツァ風」、友人が「広島産“幻霜ポーク”のロース炭火焼 粒マスタードのソース 又は、レモンを添えて 」

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アクアパッツァは、知人の家で皆で本を片手に料理したのを食べたことがあったので、レストランではどんなものか興味があって取ってみた。
が、洗練され過ぎて、感激がなかった。
アクアパッツァって、もっと野生的というか、お上品でない料理で、オリーブオイルとお水が乳化していて、ドライプチトマトなぞの味も混ざって、ワイルドに美味しいものかと思っていたので、残念。
お魚は、黒むつ、その他に江戸前アサリも、素材は美味しかったけれど、料理としては、気取り過ぎ。(でも、メニューには、「アクアパッツァ風」と「風」がついているから、こんなものかも)

友人の幻霜ポークは、脂が多いとの感想だった。
少しもらって食べたが、肉が固いのだ。
久々、固い豚肉だったので、びっくりしてしまった。
(私が最近固い豚肉を食べたことがないせいかも知れないが)
そのときだけの焼き過ぎか、そもそも幻霜ポークが固い肉質か、聞いてみれば良かったが、もうお腹いっぱいで助けて~という感じで、その気も起きなかった。

メインは、二人ともちょっとはずれ。

デザートは、私が「ガトー ショコラ リコッタチーズのジェラート添え」、友人が「黒蜜風味のパンナコッタ エスプレッソのほろ苦いグラニテ添え」
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もうお腹いっぱいなのに、出て来たデザートの華やかで、面積の大きいこと、大きいこと。
見た瞬間、「こんなに食べるの~?助けて~」と思ってしまった。
それでも、お店の人に頼んで、ガトーショコラは少なめにしてもらった。
デザートは、カラフルで楽しいけれど、味は普通。
これだけ、色々なものを出してくれるより、ガトーショコラとアイスをきちんと美味しいもので出してくれた方が私に向いている。

最後、私はコーヒーで、友人がカプチーノ。
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もうお腹いっぱい、何も入らないと思っていたのに、プチガトーというのだろうか、小さなお菓子が3種類も出て来た。
友人は若いから、3種類とも味わっていたが、私はだめ、真ん中の口の中で簡単にとろけそうなチョコレートだけ食べた。

ご馳走様でした。
しっかし、すごい量の食事であった。
このお店、全てが美味しいわけではなかった。
でも、感じはいいし、インテリアがこじゃれていて素敵なお店だし、「フレンドリーで素敵なお店を探している大食漢の人」には、勧められると思う。
私も食が細い方ではないけれど、私にはコースは無理。
女性で食が細いとか、普通という人には、アラカルトを取った方が良いかも。
ここのコースは、どういう人を基準にして量を決めているのか、というと、若い男性か、イタリア人なのかもね。

それにしても、食事の味に関しては、前半は美味しかったけれど、後半、パスタから、どうも私の嗜好に合わなくなってしまったのは残念。

久々、自分でコースでチョイスしながら食べたけれど、初めてのお店では、「このコースは、どのくらいの量になります?」みたいな感じで聞くのも手かも。
「女性の方でも、残されないで召し上がる方が殆どです」なんていう量のコースでなかったら、私には土台無理なのかも知れない。
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by mw17mw | 2007-03-10 21:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(7)

Commented by boo at 2007-03-12 20:29 x
私も生パスタの美味しさをまだよく分からずにいます。
みんなほんとに美味しいと思って食べてるんでしょうか?
それとも私が食べてきたのがイマイチなのか…?
Commented by mariko.mw17 at 2007-03-13 00:16 x
>booさん
そうですよね、二人で、「生パスタ排斥運動」しましょうか?(笑)
確かに、イカ墨を練り込めるという点では価値があるでしょうが、何といっても、腰がないのですよね。
イタリアでも、生パスタ、珍重されているのでしょうか?
Commented by チョコレートスキー at 2007-03-13 19:14 x
久しぶりにコメントさせてもらいます。生パスタでスイッチが入りました(笑)。
僕も、あまり生パスタは好きじゃなかったんですが、イタリアで旅行して以来生パスタにはまり、日本に帰っても自分で生パスタに挑戦したりしています。
自分では、自分で作った生パスタは美味しいと思っていますが、特に生パスタでナポリタンを作ると絶品でした。
でも、未だに日本の店で生パスタを食べたいと思いません。美味しくない店は、多いと思います。と言うか、美味しくないのに高い。いは海産物系には乾燥パスタが多く使われると言われています。でも、そんな地域でも本当に美味しいのは生パスタのようです。
一般的には、生パスタは寒いイタリア北部でよく使われるといわれコッテリ系のそーすに合わせたりするみたいで、南部の料理、トマト系、ある
ただし、その場合は粉に卵は入れないみたいですが。
パスタとソースの関係はとても奥が深く、乾燥パスタを使うにしても、ソースに合わせて太さを考えないといけません。
ともかく、イタリア料理は簡単なようで奥が深く、アメリカ人が寿司を握るのが難しいように、日本人がイタリア料理を作るのも同様に難しいのでしょう。
Commented by mw17mw at 2007-03-13 23:25
>チョコスキーさん
生パスタの説明、有難うございます。
日本のお店のパスタがだめで、イタリアでは美味しいとのこと、安心しました。
「イタリア料理は簡単なようで奥が深く、外国人では無理」とのこと、何となく納得します。
イタリアに行って、食べてみたいです。
ご自分で作られる生パスタが美味しくて、お店のは美味しくないのは、何ででしょうね?
やはり、作ってすぐ食べるから?
Commented by チョコレートスキー at 2007-03-14 20:30 x
分がつくったパスタを誰が食べても美味しいと思うかどうかは分かりませんが、イタリア料理の神髄は「マンマの味」なので愛情が無いと駄目なのかも。
イタリアでも、一番美味しかった店は、小林カツ代さんにソックリな人が主人でして、やっぱりイタリア料理は「マンマの味」だと再確認しました。
「マンマの味」の再現はともかく、店で出す生パスタは、業界で流通している「既製品」なのか、あるいは粉が悪いせいなのかも。
でも、きっと生パスタが美味しい店はあるはずなので探してみたいものです。
Commented by mw17mw at 2007-03-15 18:51
>チョコレートスキーさん
小林カツ代さんそっくりのイタリア人の「愛情溢れるマンマの味」って食べてみたいですね~。
もし私がイタリアに行くことあったら、情報教えてくださいね。(まだ数年先になると思いますが)
「既製品」って有り得るかも。(だって、自家製パスタと書いてなかったから)
そうですよね、そうやって手抜きというか、コスト抑えていることも考えられますね。
色々考えさせられます。
Commented at 2010-06-23 12:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。