グリル ビクトリヤ@根岸

<大さじ小さじ1本の計量スプーンを紛失したと書きましたが、出てきました。暮れの大掃除のときに、冷蔵庫の上のかごに無意識に入れていたようです>

今年は、1月5日からお店を開いた。
何故なら、お休みばかりしていると、飛び歩いて、お金ばかり使ってしまうからだ。(笑)

d0063149_1073912.jpgということで、最後のお正月休みの1月4日は、「普通では中々行けないお店」にランチに行って来た。
それが根岸のグリル ビクトリヤ
根岸は、我が家と同じ台東区と言っても、ビクトリヤのある尾竹橋通りの方が本当に遠い。(入谷に近い根岸なら、いつでも「行こう」という気になるが)

場所は、尾竹橋通りの根岸小学校の前を通り過ぎた路地を右に入るとある。
テレビで何度か見たことがあり、期待して入った。
下町の洋食屋は年々数が減っているし、元気がなくなっている。
その中でも、林家一門に支えられていることもあり、このお店は元気ではと思ったのだ。

店内は狭い、4人用テーブル3つと6人用が1つに、カウンター4席。
何を食べたらよいかわからず、とりあえず、「カニコロッケとハンバーグ」にしてみた。
ランチ時は、これにコーヒーがサービスされるとのこと。

d0063149_1075973.jpg出てきたのが写真。
カニコロッケは、結構好きな味だった。
衣が薄くカリっと揚がり、中のホワイトソースは滑らかというより、しっかりというタイプで、カニの風味もした。

で、ハンバーグなのだが、これも美味しかったけれど、「あら?普通のハンバーグと私が思っているものとちょっと違う。何かとても滑らか」と食べながら思ったのだ。
食べているうちに思い出した、「これって、私が小さい頃に、家庭で食べていたハンバーグの味だ」と。
ハンバーグは私が生まれた頃には、普通の家庭では食べなかった。
テレビが普及して、きっと、「きょうの料理」か何かで、村上信夫さんあたりが流行らせたのではないかと思う。
で、昔のハンバーグは、焼いてからだか、「お水を注ぎ、蓋をして蒸らす」という手間が入っていたのだ。
そう、そう、このハンバーグはまさしく「水で蒸す」という手間が入ったハンバーグ。
写真を見ると、ハンバーグに、うっすら白いものがついているけれど、これこそ、「水を入れて蒸した」証拠なのだ。
焦げ目や焼き目を探したが、余りついていないようだったけれど、まさか、蒸しただけではないとは思う。

それなりに美味しかったけれど、美味しいという思いより、懐かしさが先に立って、確かこういう味だったと思いながら、食べた。
まさか、今の時代、「小さい頃食べた、水を注いで蒸したハンバーグの味」に会えるとは想像したこともなかった。

それはまるで、「ALWAYS 3丁目の夕日」の淳之介くんを見たときの感激に近いものがあった。
「今はいなくなったけれど、昔、あ~いう暗い子って、いたな」と思い出したのだ。

水で蒸したハンバーグは、オーブンやフライパンで焼いたハンバーグのように「肉汁が染み出す」という感じではなく、全てが滑らかな印象がある。
たまねぎとナツメグが利いているし、悪くないと思うが、じゃ、また食べたいかというと、リピートしたいという程でもなかった。(私の一番好きなハンバーグは、つばめグリルのだから)
このハンバーグで、このお店が本当に昔からの味を守っているお店だとわかった。

他に付け合せのポテトサラダと大量のキャベツの千切りを食べた。
小姑のようだけれど、キャベツの千切りが美味しくない。
廃棄率が低いというのだろうか、結構芯が入っている。
芯が入っているキャベツを千切りにすると、どうしても細く切れないし、食べると、芯の味と食感が邪魔なのだと思う。
このお店、キャベツの千切りにもうちょっと気を使ってくれたら、もっと評価が高くなるのにと思う。

ということで、カニコロとハンバーグでライスをいただいた後、コーヒーを飲んで出てきた。
千円也。

お店中やメニューに有名芸能人が来たときの記事や、誰がどのメニューを推薦したかなど書いてある。
また、機会があったら来たいが、今度は違うものを食べてみたいと思う。
推薦度は、中くらいかな?
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by mw17mw | 2007-01-07 10:08 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)