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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

おせち・黒豆・数の子

おせち・黒豆・数の子_d0063149_22234262.jpgもう3年になるのか、おじさんフレンドの親友が「佃煮会社」にお勤めしている関係か、毎年、おせち料理の詰め合わせを新年にプレゼントしてくれるのだ。(私にではなく、おじさんフレンドに)
こう続くと、「きっと今年もくださるに違いない」と踏んで、今年のお正月のためのおせち料理(私の場合は、焼き蛤の串とか、栗きんとん、かまぼこなど)を買うのをやめておいた。
ま、見事予想は的中して、今年も写真のようなおせちセットが我が家に回って来た。
おじさんフレンドとつまんで、残りは弟家にプレゼント。
何と、これで24種類の関西風のおせち料理が入っている。
自分で作ったら大変だなと思う。
美味しかったのは、牛蒡を芯に穴子を巻いた八幡巻き。
同じ牛蒡でも、単独の煮しめは、やはり、冷凍を解凍すると歯ごたえがなくなるみたいだった。
冷凍を解凍するおせち料理の場合、やはり、野菜単独は無理が大きいかも。
黒豆は、圧倒的に私の勝利。(笑)

後、何年いただけるのだろう?
おじさんフレンドのお友達がその会社を退職するまでだと思うと、そう長いこともないようだ。
この「楽さ」に慣れてしまうと、来なくなるのは淋しいかも。

<黒豆>
おせち・黒豆・数の子_d0063149_2224239.jpg今年は私も自作の黒豆を良く食べた。
29日の夜に出来上がって、30日一晩置いたもの、31日に二晩置いたもの、1日に三番置いたものを食べてみたが、圧倒的に、1日に食べたものが美味しかった。
一晩、二晩だと、食べ終わった後、確かに重曹の味が舌に残るような気がしたし、汁も何となくサトウキビの味がしたのだ。
でも、三晩置いたら、どういうわけか、その二つの味が消えて、馴染んで美味しかった。

実は、黒豆を煮る前に、辰巳芳子さんの黒豆のレシピを探したのだが、ゴタゴタしていて、見つからなかったものが、お正月に整理したら、出てきた。
それによると、「今年豆(11月まで畑にあった豆)は、重曹を用いなくても、1時間半で柔らかく煮える。前年物は3時間以上かかる」と書いてあった。
そうか、やはり、黒豆は、新豆だったら、重曹を使わなくてもふっくら煮えそうだ。
来年は、是非、重曹なしで煮てみたい。
(まんとうさんに行った時に、レジのお姉さんに聞けば、きっと、「黒豆の新豆の定義」を教えてくれると思う。多分、10月か、11月に収穫した豆だと思うのだが)

<数の子>
築地で数の子を買いたかったけれど、そのためにだけ、築地に行くのも何だから、今年は、吉池で調達。
吉池は、外国産(カナダ産とアメリカ産かな?)と国内産とちゃんと表示されていた。
国内産も、一折れというちょっと欠けたものは、100g千円くらいだったので、それを購入。
お家によっては、見事に欠けていない数の子を使うのだろうが、我が家の数の子は、戻してから、数切れに切って、吸い物みたいなだしにつけるので、これで十分であった。
味は、数の子の戻し方が大きいので、何とも言えないが、不満ではない味であった。
by mw17mw | 2007-01-03 22:24 | 料理レシピ | Comments(0)