クリスマスケーキ

今年は、2つクリスマスケーキを食べることになった。
何て言うか、私のボーイフレンドのおじさんフレンドは、結構、主導権を握りたがるタイプ。
そして、今年のクリスマスイブは、「志村坂上の前野原温泉に行こう」ということになった。
そうなると、全く、クリスマスのご馳走もケーキも作る気にならなかった。
(どうも、この気だるい雰囲気は、お正月にも及びそう、だって、31日の夜も、前野原温泉だって。)

d0063149_21352630.jpgこのパイは、浅草橋のH*Bの「クリスマス・パイ」だと思う。
何せ、パンを買いに行ったら、「クリスマス・パン 予約募集中、千円」と書いてあったと思うのだ。
「クリスマス・パン」ってどういうものだろう?と思って予約したのだが、渡されたものは、「パイ」であった。
私が見間違えたのかな?
きっとご夫婦だけのお店で、労力は限られているからか、余計な飾りつけはなしで、やたらにシンプルな出来栄えであった。
渡された日がクリスマス近辺であること、生クリームの白、苺の赤で、何となく「クリスマスのケーキかな?」とわかる感じ。(笑)
本当に見事な程に余分な飾りがないが、飾りをつけて、高くなるより、この千円のお手軽価格でシンプルな方が地域性に合っているような気がする。
結構、家には、ケーキの上に置くサンタさんやもみの木があったと思うが、そんな飾りつけもしないで、切って、皆に配ってしまった。

d0063149_21354812.jpgこちらが断面図。
味は、美味しかったけれど、私でも作れるかな?程度のもので、特段、遠くからわざわざ買いに来る程のものではない。
でも、特筆すべきは、この「熟れた苺」
中まで赤くみずみずしい苺を使うなんて、このお店のご夫婦の食べ物のセンス、とても気に入った。

d0063149_21552837.jpg大田区千鳥町「ボン・ボア」のクリスマスケーキ。
23日に、千鳥町の叔父を訪問。
叔父は、この5月に叔母を亡くしていて、たまに顔を見に行っているのだ。
で、帰りに、「これを持って帰って、皆で食べて」と渡されたのがこのケーキ。
何でも、駅前のボン・ボアのおばさんが、「奥さんに供えてあげて」と持って来てくださったそうだ。
う~ん、それにしても、5月に他界した叔母は、本当に良い人で、色々な人に好かれ、惜しまれて亡くなったのだが、半年も経つのに、近所のケーキ屋さんから、こんなケーキが贈られるなんて、すごいな~と思う。
(叔母の性格の特徴は「人との心の垣根が低いこと」「人の痛み・喜びを我がことのように感じることができること」)
我が叔母は、太っていたので、甘いものを買うことは殆どなかった筈なのに、ケーキ屋さんからこんなに立派なケーキが贈られるなんて、「沢山買ってくれたお客さんだから」ではなく、やはり「人柄が好かれていた」のであろう。
で、叔父が、「一晩供えたから、叔母さんは食べたよ」と言って、くれたのだ。(我が家に持って帰ったら、皆大喜び)

このケーキは正統に美味しかった。
スポンジがいかにも手作りのきめ細かいものだった。
(私が作るスポンジの一番出来のいいものの、数段上)
生クリームも美味しかったし、今の時代、古めの飾りつけのセンスになるのだろうが、お菓子屋さんのきちんとした腕前がわかるケーキであった。

「ボン・ボア」のシュークリームはとても美味しく、小さい頃から、千鳥町の叔父から贈られたり、母が遊びに行ったとき、買って来ることを楽しみにしていたのだ。
(台東区のケーキ屋不毛地帯のシュークリームと違って、本当に美味しかったのだ。「洋菓子は大田区に限る」と小さい頃、考えていた私)
で、最近、千鳥町に良く行くので、私もおみやげに買って帰ることを楽しみにしていたのだが、実はそれが不可能なことだとわかった。
多分、老齢化だからだと思うのだが、シュークリームは、月曜日にしか焼かないそうで、売り切れたら、その週はそれでお終いとのこと。
私が、叔父を訪ねるのは、土曜日だというと、「それは無理ですね」とあっさり言われてしまった。
ち、もしかして、もう永遠に食べられないかも知れない。
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by mw17mw | 2006-12-26 22:01 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)