入谷散策-生きているお肉屋さん

さて、根岸を後にして、入谷に入る。
入谷には、近隣の商店街としてはまだまだ比較的生きている「金美館通り」がある。
金美館通りって、昔、金美館という映画館があったからだとのこと。
(小さい頃、自動車で通ったことはあるけれど、そこが金美館通りという名前であることを知ったのは、結構最近のこと。
最近は、根岸の行き帰りにフラフラ歩くことも多くなった。)

d0063149_23305495.jpgここには、焼き立てパンのお店とか、家康という手打ちうどんで有名な店があるが、皆、横目で見ながら素通り。
(家康は一度入ってみたい店で、お昼近かったので、一瞬入ろうと思ったが、まだ開店時間前だった。)
他にも、通販で人気のある荒川の「和三盆ロール」のお店の支店とか、頑張っている酒屋さんもある。

d0063149_23152855.jpgそこを右に曲がり、我が家の方に歩き出したが、前回、路地に、生き生きとした肉屋さんがあったことを思い出し、気になったので、寄ってみることにした。
そこは商店街でもないし、本当に路地に一軒だけポツンとお肉屋があるのだ。

お店に入ると、お母さんと息子さんのコンビだろうか、二人で店番していた。
d0063149_23154927.jpg張り紙、品揃えから見ても、「旬のお肉屋さん」という感じ。
今、ダイエット中だから、買いたくはなかったけれど、そういうわけにも行かないだろうと、ケースの中にあったワンタンを求めた。
次に目に入ったのは、カウンターに並べてある真空パックに入った手羽の焼いた物、ローストビーフ類。
鶏の焼いた物もあり、美味しそうだった。
お店の人に「何が美味しいの?お奨めですか?」と聞くと、「皆、美味しくてすぐに売り切れるし、宅急便の注文も多い」とのこと。
とりあえず、手羽3本のパックを頼んだ。

揚げ物も人気なのだけれど、お昼と夕方だけ、注文で揚げるとのこと、取りに来る前にお電話くださいと、揚げ物の注文票を渡された。(揚げ物は、当分、食べられないけれどね)

店主曰く「うちは、最近では、お店に来るお客さんより、電話注文で宅急便で送るお客さんの方が多いのです」とのこと。
何が売れるのかと聞いたら、真空パックにしたすぐに食べられるロースト類も売れるし、生の肉も注文が多いとのこと。

自慢は、「牛のサーロインは、A5のメスのみ扱っていること。A5のメスで100g1360円」(だったかな?)
私の不確かな知識でも、A5というのは、牛の肉質の最高級を意味し、食肉界に置いては、女性上位、雌の方が美味しいと知っていたから、「あら、それはすごい」と相づちが打てた。
確か、浅草の肉屋さんでは、A5かどうかわからないけれど、最高級のお肉は、100g1800円から2千円くらいではなかったかと思った。
「世の中、A5だと言って売られているお肉も多いけれど、プロから見ると、『これでA5?』と思えるようなA5を売っているお店も結構ある。その点、うちは、何せ、A5のメスのみ扱っているのだから」とのこと。
確かに、それは、誇れると思った。

牛肉の格付けについては、このページに書いてある。
このページも面白い。)

本当に、路地の目立たないところにあるお肉屋さんで、A5のメスのサーロインを日常的に置いてあるということは、どこか高級なステーキのお店に卸しているのかもと思った。(浅草にステーキ屋さんや洋食屋さんは多いから)

「私の家は、近くはないけれど、自転車で来れるからまた来ます」と言って帰って来た。

で、ワンタンはスープに入れてそのまま煮て食べることができるとのこと、これは早速食べてみたが、お肉多め、でも、別に特段美味しいというほどではなかった。

手羽は、今ダイエット中だからどうしようか、冷凍してしまおうかとも思ったが、今日のお昼に、言われた通り、真空パックのままお湯の中で茹でること5分、開けて食べたら、こちらは美味しかった。(食べたら、また歩けばいいんだと思って食べたが、結局昼寝してしまって、全く運動しなかった、トホホである)
塩加減も程良く、お肉の味もちゃんとして、焼いた風味も残っていた。
こちらは、宅急便で送ってというお客さんがいるのがわかるような気がした。
このお店は、料理のセンスも良いかも。

このお店の良いところは、牛と豚と鶏肉も扱っていることと、土曜日やっていることだ。
(我が家の近所の鶏屋さんが、最近土曜日休んでいるのだ)
今度また行ってみようと思う。
(でも、私は鳥越の大黒屋さんの100g500円程度の牛肉でも、十分満足なのだけれど、好奇心で今後行ってしまうような気がする。)

インターネットで色々検索してみても、全然評判が出てこないのだが、どうして、遠くから宅急便で送ってくれという客を開拓したのかが不思議。
でも、台東区にも、まだまだ、生き生きしているお肉屋さんがあることを知って、何となく嬉しかった。
皆様も、合羽橋道具街一番北の入り口から近いところですので、ご興味あれば、行ってみてください。

肉の石川
台東区入谷1-9-3
電話:3873-4720
定休:日曜・祭日

<追伸>
以前、入谷の魚直のことでDMしてくださった方へ
パソコンがクラッシュして、メールアドレスなくしてしまいました。
入谷の魚直さん、最近、商売を再開したみたいですよ。
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by mw17mw | 2006-10-15 23:31 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)