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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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やっこ野郎

(今日はもう1つ記事を書いています)

京都から送っていただいた湯葉が終わったので、御徒町に行って、どんな湯葉やお豆腐が売られているのか、見に行った。

松坂屋の地下で、湯葉を見ると、汲み上げ湯葉やお刺身湯葉なぞ、私が知らなかっただけで、東京でも色々な湯葉が売られていることがわかった。
でも、値段の割りに量が少ないような気がしたが、比較しようと思わなかったので、ゆば長さんの湯葉が何gか、記録していないので、わからないのだ。
(京都から送ってくださった方の話では、「京都の湯葉屋さんの中でも、ゆば長さんは、量が多い」と聞いている。)

やっこ野郎_d0063149_22332329.jpg湯葉は食べたばかりなので、インターネットで結構人気があって「ミルキーで、大豆の味と甘味が濃くて美味しい」と言われている「やっこ野郎」を買ってみることにした。
「北海道大豆の豆乳仕込み」なんてフレーズに魅力を感じた。
開けてみると、濃い目の豆乳の中に、お豆腐になりかけたものが浮いている感じ。
アイディアはいいなと思った。

で、実際に味見してみると、京都の湯葉やそれについていた豆乳とは全く違った。
京都の豆乳は、すっと何の抵抗もなく喉に入っていくが、やっこ野郎さんは、茹でた大豆の味がしたり、雑味を結構感じた。
これは、京都の湯葉とは全く別物、同じように生姜やお醤油だけで食べたら、食べられないと思った。
何て言えばいいのか、アイディアはいいけれど、味は値段相応、かな?
京都の湯葉だって、家内工業で作られるのだろうが、やはり、丁寧なのだろう。
(大量生産品に、京都の老舗の湯葉と同等の豆乳を求めるほうが無理かも)

どうにかして食べないと勿体ないので、インターネットのどこかのページで見たと思うのだが、じゃこと粗塩をバラバラとかけてかき混ぜたら、美味しくなった。(葱も良いかも)
水で戻した大豆を茹でたような匂いと味がじゃこの臭みと融合したのか、両方の臭さが取れて、両方とも美味しくなった感じ。

私がやっこ野郎を味見して美味しく思わなかったのは、その前に京都の湯葉を味わったばかりだったからかも知れない。
もし、やっこ野郎を買ってみて、大豆の味が美味しくないと思ったら、じゃこと塩を振りかけて食べてみてください。
(私は、男前豆腐も美味しいと思わなかったし、男前豆腐店と相性悪いみたい)
by mw17mw | 2006-09-18 22:36 | 食材・食材のお店 | Comments(0)