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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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はじめての北島亭ランチ 3/3

はじめての北島亭ランチ 3/3_d0063149_17531899.jpgさて、デザートは、クレームブリュレ。
キャラメリーゼされた部分の砂糖が薄くてバリバリしていて、おまけの香ばしかった。
クリームの部分も当然滑らかで柔らかく、美味しかった。

これは、全然選択の余地がなく、2つ運ばれてきた。
ちょっとしてから気付くと、近くの席の女性客2人連れには、クレームブリュレとブラマンジェが1つずつ運ばれていた。
メインは、私たちと同じようなものだったと思うのだが、どうして、私たちが1種類で、彼女たちが2種類か、とても不思議であった。

はじめての北島亭ランチ 3/3_d0063149_180559.jpg最後にチョコレートと果物。
(写真では、みかんが1つだが、実際は2つ出てきたのだが、私が既に手をつけたのかな?ぶどうも写真ではわかりにくいが、2つに分かれていた)
果物もチョコレートも両方ともとても美味しかった。
ビストロ ラ シブレットも、最後、カヌレと果物が出るのだが、このお店の良いところをまねしているのだなと理解。

ということで、無事ランチは終わった。
料理はすごいと思った。
それに、このお店で修行した若い人たちが新しい店を出していくことを考えると、厨房で人を育てるお店だということがわかる。
そういう点で、とても素敵だと思う。
高いかというと、アミューズ・オードブル・スープ・メイン・デザートとコーヒー紅茶・果物とチョコレートの質の高い6皿でサービス料込みで7千円くらいだから、コストパフォーマンスから言ったら、決して高いとは思わない。
反って安いのかも知れないと思う。

フレンチはお店によって、特徴があるので、面白い。
高級なお店は、去年の夏に行ったコート・ドールとしか比較できないのだが、両方とも美味しかったが、個性が違っていた。
コート・ドールは、季節感を出すのが上手で、食べていると「田舎の夏の風景」が脳裏に浮かんだ。
北島亭は、添え物の野菜の数が多くて、その一つひとつが上質で美味しいのだけれど、夏の風景とか詩は心に浮かんで来ないが、「夏の力強い美味しさ」が心に残った。

サービスは、サービス料10%が別途取られるのだが、私の印象では、「え、これで、サービス料取るの?」というようなサービスであった。
家に帰ってから、インターネットで色々な人の評価を読んだのだが、いつも一定のサービスが提供できないようだ。
「サービスがちょっとね」という評価も多い店のようだ。
私も実際行ってみて、「サービス料取るなら、まず確実に良質のサービスを提供する体制を作ったら」と思ってしまった。
(サービス料を取らないで、私たちが行ったときの北島亭以上のサービスを提供してくれるお店は、星の数ほどあると思う。)
多分、マダムがいるときは、マダムが全体を見たり、お客の注文を捌くのだと思う。
マダムがいないとき、ボロボロになるのはちょっと困るな~と思う。

それにしても、コート・ドールや北島亭に行っても、ランチの一番安い物を注文するから、いつも、「仔羊」か「お魚のポワレ」ばかり、でも、これをグレードアップする程の財力はない私。
早く、株が上がらないかな~。(笑)
by mw17mw | 2006-09-04 18:25 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)