青じその実漬け-市販の漬物研究

d0063149_1945128.jpg上野の山の言問い通り沿いの「藤屋豆腐店」で購入した「青しそのみ」というお漬物がとても美味しかった。
こういう市販のお漬物は、たいてい、全部食べ切らないで冷蔵庫内でだめにすることも多い私。
しかし、これは、簡単に食べ切った。
元々、「青しその実漬け」とか「ピーマン漬け」が好きなのだ。
きっと、生姜と青じその実の風味が好きなのだと思う、これを炊き立てのご飯に乗せて食べても美味しいし、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしても美味しい。(食べにくいけれど)
それは藤屋さんで作っているわけではなく、中野区の「阿波屋」という会社の製品だけれど、青じその実と生姜の味と香りがして、とても気に入った。

d0063149_19452376.jpgで、裏をひっくり返したら、大根以外の「胡瓜、生姜、しその実」は中国産だし、「しょうゆ漬け」と書いてあるのに、原材料には、醤油の表記がない。
変なのとも思うし、こんなに色々化学的なものが入っていて、しかも中国の野菜の加工品でも、美味しいと思えるものがあるのだと結構意外であった。

で、食べ終わってしまったので、近所を探したが、鳥越の「郡司味噌漬物店」にもスーパーにもなく、先週、上野の山に行ったついでにお豆腐屋さんに買いに行ったのだが、売り切れで手に入らなかった。

しかし、だからこそ、結構色々なことがわかった。

せっかく買いに行ったのに手に入らないなんて、癪だから、上野広小路の方に出て、酒悦という福神漬けを初めとするお漬物で有名なお店に行ったが、「青じその実漬け」はなかった。
上野松坂屋の地下でお漬物を見ると、上品な京都風のお漬物が主流で、やはり、なかった。
どうも高級路線のお漬物の中には、入れてもらえないものなのだ→青しその実漬け
が、とうとう、御徒町某所の地下で発見、買ってきた。

このときに買った「青じその実漬け」の特徴としては「ノンボイル」と書いてあったかな?
でも、これが、美味しくないのだ。
でも、開けた途端、野菜の匂いではなく、ぷ~んとアルコール臭い。
(もう捨ててしまったけれど)原材料表を見たが、阿波屋さんのものと余り違っていないように感じた。(「アルコール」の文字も見えなかった。)
食べられない程ではないけれど、結局一度食べた切り、冷蔵庫から出すことはない。(やはり、不味いのかも)
既に開封して容器に移し替えて一週間冷蔵庫に入れてあるが、未だに、アルコール臭い。

で、昨日、再び、藤屋豆腐店に行ったら、今度はあって、二つ買って来た。
その帰りに、前回青じその実漬けを買ったスーパー風のところに寄って、先日購入したものの原材料と、こっそり比較してきた。
そうしたら、不味い方の原材料表には「酒精」という文字と「増粘剤」の文字が入っていることに気付いた。(後、甘味料が、美味しいほうが「甘草」、不味い方が「ステビア」でも、これが味に関係するかは今のところ定かではない)

家に帰って「酒精」でインターネットで検索すると、このページに詳しく載っていた。
酒精って、エチルアルコールとかエタノールというもので、「火入れしないで、再発酵を抑えるために」に使われてるようだ。
ということは、吉池で売られている「ノンボイル」は、野菜の生っぽさを生かすために、エチルアルコールが入れらているのだ。
でも、あんなにアルコール臭かったら、野菜の風味をぶち壊してしまい、不味くて食べられないのだけれど。
阿波屋さんの方は、火入れするから、エチルアルコールを使わないとわかった。

今日、春日まで行って、成城石井やクイーンズシェフ伊勢丹で、お漬物を見てみた。
成城石井には、青じその実漬けはなかったが、クイーンズシェフには、大手メーカーのものが一種類あった。
それも原材料表を見てみると、そもそも、全ての野菜が全て中国産で、しかも、お漬物自体も中国で製造されているものだった。

ふ~む、こういう工場で生産されるお漬物と言っても、製造する会社のセンスでずいぶん違うのだと思った。

上に挙げた原材料表は、良心的な例のようだ。
この程度のものだったら、買っても不味くて食べられないということはないと思う。
今後、出来合いのお漬物を買うとき、やはり、「酒精」とか「増粘剤」なんて入っていないものを買うと思う。

藤屋豆腐店で売っている「青じそのみ」というお漬物の製造者である「阿波屋」さんを検索してみたが、このページしかないようだ。
実際の製品でも、このページでも、真面目に「安くて美味しいもの」を追求している会社のように思えたので、ご紹介します。
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by mw17mw | 2006-07-16 20:17 | 食材・食材のお店 | Comments(0)