若い友人の新居訪問 2/2
2006年 07月 16日
蒸し焼きするときに、鶏の上に、生の山椒の実を乗せたとのことで、そこはかとなく山椒の香りが心地よかった。
お肉も火の通り加減がちょうど良く、ふっくら火が通っていた。
これも、薄味だけれど、中まできちっと味が染みていた。
何切れでも食べられるのだ、箸がとまらなくて困った。(笑)
これがその日のメインの「鯛めし」。
何でも昨日スーパーに「華鯛」という鯛が売られていて、それを見た瞬間、「鯛めし」と思ったそう。
炊き上がって蒸し上がって、冷めかけたときに食べたのだけれど、冷めても生臭くなくて美味しい。
食べるときに、頭と骨を外して、ご飯に混ぜた。
土鍋で炊かれたご飯も美味しければ、鯛も美味しかった。
作り方を聞いたら、「鯛に塩をして30分くらい置いてから焼いて、ご飯に乗せて炊く」とのこと。
鯛めしを食べるのは初めてであったが、こんなに美味しいものと思わなかった。
他にも、自家製糠味噌のお漬物と、冬瓜のお味噌汁も出してくれた。
両方とも美味しかったけれど、私は特に、冬瓜の薄切りが沢山入ったお味噌汁が気に入った。
出してくださった料理は全て美味しかった、どれもこれも、「今度、自分でも作ってみよう」と思えるものばかりであった。
火の通り加減、塩加減が全てちょうど良かった。
塩加減が、素材の持ち味をうまく引き出すくらいの量であったような気がした。
さすがプロ。
で、一つ秘密を教えてくれたのだが、使ったお塩が「ボリビアのお塩」とのこと。
ボリビアの塩って、日本じゃ有名ではないけれど、相当の実力があるのだ。
家に戻ってから、「ボリビア 塩」でインターネットで検索してみたが、ピンクの岩塩しか出てこなかった。
Jちゃんに見せてもらったのは、白い粗塩であった。
美味しいものを沢山食べて、沢山おしゃべりして、楽しい気分で帰ってきた一日であった。