なぜか福島食材研究・裏に風情あり

もう三度程、上野の山や不忍池の周囲を散策している。
上野の魅力は何て言っても「緑の多さ」。
明治維新のとき、上野の山は、病院にされるところを外国人よりの申し出で、公園とされたとか、戦後、不忍池を埋め立てて、野球場にしようという話があったとか、聞くが、何も実現せず、残ったことに感謝する。

で、上野の緑に関する賛美を書きたいことは書きたいのだが、今日、面白いものを見つけたので。

1.福島県観光物産センター
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不忍池の水上音楽堂の向かいに、福島県の施設がある。
下が物産店とレストランで、上の階は、福島の人用のホテル。
一回の売店には、ずっと昔入ったことはあるけれど、その頃、忙しかったので、何を売っていたか全然覚えていない。

今日、久々「新鮮野菜」ののぼりに引かれて、入ったら、結構面白かった。
最近、銀座界隈にできている色々な県の物産館よりも地味。
所謂、名物的なものも売っているが、東京に住んでいる福島出身の人が福島独特の食材に不自由しないための品揃えも相当あった。
(私としては、そういうものの方に興味があった。)

野菜は、3時過ぎだったので、余り残っていなかった。
太い束のにらが110円、新鮮さ抜群そうで惹かれたが、こんな沢山のにらを料理できないのでやめておいた。
「イゲタ醤油」「キッコーツル醤油(むらさき)」という、私の知らないメーカーのお醤油が並んでいた。(これが福島県のデフォルトか?)
詳しく見たわけではないけれど、福島のお醤油は新潟と同じで、甘みがあって、色々な味がついているものみたい。
三五八漬は、福島独特の漬物床のようだ。
どんな味だろう?
一番惹かれるのは、新鮮野菜だが、土日も含めて殆ど毎日福島から運ばれてくるそうな。
だいたい9時には到着しているとのこと。
表に、緑色の「新鮮野菜」の旗が出ていたら、野菜を売っている印のようだ。
  
2.裏に風情あり
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不忍池の不忍通りに面した一番根津寄りの出口を出て、動物園の裏の方に行ってみた。
まず、まだ新しく、とてもきれいだった弥生会館の一部が解体されているのが見えた。
ここは壊すには新し過ぎると思うのだが、どうも、マンションになるみたい。
東京都の教職員の施設だと思ったが、売却されたみたいだ。

しかし、同じ街並みでも、徒歩で歩くのと、乗り物に乗って走り抜けるのと、やはり、目に留まるものが違うようだ。

で、元弥生会館から、水月ホテルに向かって、フラフラ歩いていると、普通の家並みが途切れて、やたらに風情のある和風の門が見えた。
扉は開いているのだが、何と言うか、ただ者ではない雰囲気。
へ~、こんなに風情のある家がまだあるなんて、と良く見ると、「江戸千家 一円庵」との名前が見えた。
中はさぞかし風流で素敵な別世界なのだろう。
婦人画報などの高級婦人誌の着物のグラビアに使われているところかも。

そこを通り過ぎて、水月ホテルを右に曲がって、動物園通りと名付けられている通りを繁華街の方に向かう。
右は動物園。
もう、最後に動物園に行ってから、どのくらい経つのだろう、全然覚えていない。
格子越しに見える動物園の中は、相当近代的になっているみたいだ。
沢山の親子が楽しそうにしている。
匂いも余りしない。
私は小さいとき、父親から、「お前を初めて動物園に連れて行って、喜ぶと思ったら、嫌な顔をして「くしゃい、くしゃい、帰ろう」とずっと言っていた」と良くからかわれたことを思い出した。
そんなことを思い出しながら歩いていたら、左手の上野の山の方に、大きな鳥居が見えた。
今まで何度もこの前を通ったのだろうが、自動車か自転車だったので、目に入っていなかったのかも知れない。
そのまま階段を上ってみると、予想通り東照宮に出た。(その手前に、伊豆栄の梅川亭)
昔、一般の参観は、もしかして、ここからだったのだろうか?
東照宮には行かず、上野公園の中心に行く方に向かう道に進んだが、木々が高くて気持ちが良かった。

またそのうち、上野の山や不忍池について書きたい。
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by mw17mw | 2006-06-03 23:08 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(4)

Commented by sandia at 2006-06-05 13:11 x
こんにちは。昔、その近くのバス停をよく利用していたので、雨の日にあまやどり代わりに何度か入ったことがあります。三五八の素は化学調味料が入っていたので、買うのを止めてしまいました。

イゲタ醤油ですが、これは確か料理研究家の有元さんの親戚だったと思います。ご本人が著書の中で、「旅行に行くのにも持っていく」と書いていたので。ネットでも特定の店しか売っていないので、珍しいですね。

少し話がずれるのですが、和歌山県の湯浅という町の角長の「濁り醤」が美味しかったです。冷奴にかけると光ります。

ではでは。

Commented by mariko.mw17 at 2006-06-05 15:11 x
はじめまして(かな?)sandiaさん
三五八は、化学調味料が入っているのですか、それは、それは、です。
イゲタ醤油はネットで調べたら、「有元葉子さんご推薦」というのがやたらに出てきたので、何だと思ったら、「親戚」ですか~、やたらに納得です。(笑)
「濁り醤」、名前覚えて、見つかったら、試してみますね。
Commented by sandia at 2006-06-07 11:11 x
>はじめまして(かな?)
以前、書き込みした事があったのですが、名前を何にしたか忘れてしまったので…。紛らわしくてすみません。駒込の温泉の時の者です。今後は、名前を統一しますね。

>三五八
素を買うと、そんな感じなので、自分で作ったほうが美味しいかもしれません。食べた感じは、麹の甘味が美味しい漬物です(そのままですが)

>親戚
うろ覚えですが、お父さんの実家みたいです。

>濁り醤
現地で買ったのですが、江戸時代だかなんだかの製法で火入れをしないで作っているとか。樽に菌がついていて、壊れたら終わりっていう話でした。

それでは、また遊びに来ます。



Commented by mw17mw at 2006-06-09 18:43
>sandiaさん
お返事遅くなってごめんなさい。
駒込の温泉のとき、2人の方がコメントしてくださって、名前が違っているから、どちらの方か良くわかならいのです。
三五八漬けも福島の人が漬けたものを食べて気に入ってからにした方が良さそうですね。
お醤油も、福島の郷土料理にはやはり福島のお醤油なのでしょうね。