お相撲見物-お相撲

お相撲見物のもう一つの楽しみは、親方を見ること。
お相撲の世界は、引退までに年寄株を買えば、相撲協会の一員となって、相撲協会で月給もらって働けるシステム。
だから、そもそも切符を切る人までも、元お相撲さん、警備も元お相撲さん、審判員も元お相撲さん。
廊下を歩くと、いかにも元力士という人が沢山いて、「あの人は元誰だったかな?」と考えるのも楽しい。

廊下で思い出したが、力士が国技館に到着する時間はまちまちのようだ。
廊下から表に出て、到着を待っているファンも沢山いた。
そして名前は知らないが、髪を大銀杏に結って、多分絹かな?ピンクのアンサンブル(羽織と着物がお揃い)の立派な体形のお相撲さんが、浴衣姿のお付きを2人従えて歩いていた。
ファンがそれを見つけ、サインをねだっていた。
その派手な力士のところだけが輝いていた。
多分幕内力士だろうけれど、オーラが出ているというか、いかにもスターという感じ。
こういう風景を見るのも楽しい。
(我が家の周りでも、お相撲さんを見ることは多いが、皆浴衣の普段着姿。
こうやって、人に見られることを意識して、きれいに着飾ったお相撲さんは、やはり、国技館でしか見れないかも知れない。)
やはり、ヘアスタイルから、装うものの素材、色まで自分が輝いて見えるように気を遣わなくてはスターではないと思った。(笑)

d0063149_12251046.jpgさて、土俵の上のお相撲なのだけれど、テレビですらお相撲を見ない私には新鮮であった。
一番最初に番付表の中で、知っている力士の名前をチェックしたが、何と、7人しか名前を知らなかった。(笑)

十両の取り組みを何番か見ているうちに、しこを踏むときの足の高さが気になった。
片足ずつ持ち上げてしこを踏むのだが、結構、足が上がらない力士が多いのだ。
子どもがしこを踏んでも、私が踏んでも、もっと足を上げると思うくらい、地面からちょっこっとしか足が上がっていなかった。
先輩に聞くと、「足に故障を抱えているのだろう」とのこと。
包帯やサポーターを足に巻いていない力士でも、厳しい練習や試合で、足の中に故障を持った力士は多いとのこと。
十両あたりは、これから、幕内目指している人も多いけれど、幕内から落ちて、十両に戻った人も沢山いるとのこと。
強い、弱いでも、十両落ちするかも知れないが、足の故障で十両落ちしている人も多いのだと思った。
厳しい世界だ。
このしこを踏むときに、足が高く上がった方が勝つような気がしたが、高く上がる人は足に故障がないのだから、当然だろう。
相撲は足も命。

もう一つ気になったのが、気合の入れ方。
何度も仕切って、皆、自分に気合を入れていくのだが、力士によっては、最後、その気合を顔や身体を叩くことや塩の撒き方で現す人もいる。
しかし、しこのときの足を上げる高さとは違って、必ずしも、気合むき出しの方が勝つとは限らないように見えた。(笑)

相撲は、身体が大きい方が有利だけれど、小さい力士でも勝てるスポーツだ。
それは、気合ではなく、完全に、自分の肉体の弱点を知り抜いた上で、勝つための作戦が頭で計算できて、瞬時にその通りに身体が動く人だけのように見えた。

幕内に入ったら、何と言うか、十両までの力士がアマで、幕内からがプロみたいな感じがした。
身体つき、オーラ、相撲のうまさ、幕内力士はやはり「鍛え抜かれた」という感じかな?
後、意外だったのは、今、外国人力士ばかりが目立つが、実際に見に行ったら、外国人力士はほんの一握りであり、大多数は日本人力士であったこと。

試合は、面白かったけれど、桝席で足が痺れっぱなしで、もう今の日本人に、座布団に座って長時間の見物は無理ではないかと思っていた。
相撲協会は椅子席に直す予定はないのかな?

また、試合によっては、あっという瞬間で勝負がついてしまうものもあり、そういうときに、実際に見に行っていると、ビデオテープでもう一度ができないのだ。
これだけ、技術が進んで、野球場だったら、大画面映像が完備されているのに、国技館にはない。(先輩が言うには、「土俵の上の屋根が邪魔でできない」とのこと)

ま、でも、私がワンセグ携帯を買ったら、携帯でテレビ放送見ながら、相撲見物ができるようになるかも。

長時間の相撲見物だったから、様式美、食べ物、相撲の世界の厳しさ、華やかさなど、とても感じ入るものが沢山あって楽しかった。
先輩有難うございました、夏には、山梨の桃を送りますので、楽しみにしていてくださいね
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by mw17mw | 2006-05-27 12:29 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)