お姫様系・プーラン1848

<お姫様系>
私は料理をしながら、のんびり色々なことを考えるのが好き。

最近、筍の下処理をしながら、野菜にも、高貴な野菜とそうでない野菜があるな~と考えていた。

筍様は、神様が十二単を着せて誕生させる日本のお姫様。
d0063149_22532353.jpg竹から生まれたかぐや姫の物語があるが、この先っちょを切った筍を見ると、考え付きそうな話だと思う。
実際に皮は茶色できれいではないのだが、何となく素材の質が上等で丈夫そうだし、皮の裏はきれいな白だし、乾いた皮ではなく、みずみずしい生命力のある皮で、それなりに気を配られた素材であることがわかる。
そうだ、何枚も何枚も厚い毛皮とか毛布で包まれているように見える。

もう一つ「高貴に守られて生まれる野菜」は、夏にも書いたが、ソラマメ。
蚕豆姫様は、本当に真っ白なふわふわなベッドの中で成長する。

トマト姫は、薄い皮一枚で、寒さに耐えることで、自ら甘くなっていく「おしん」タイプだし、神様はどうして野菜によって、寒さを耐える状態に差をつけたのだろう、不思議だ。

マイフェアレディというか、磨けば美人という野菜の代表は、蕗。
八百屋さんに並んでいるときは、アクが少し出ていて、野育ちの薄汚い印象があるけれど、石鹸代わりのお塩を肌に摺り込み、熱湯のお風呂にざぶっと浸かると、一番上の汚れた皮が一皮向けて、信じられないくらい透明感のある素敵な美人に生まれ変わる。
私は野育ちのおてんば娘をお風呂に入れて、上流社会にデビューできるようにきれいに一生懸命洗う婆やかな?(笑)

何てことを考えながら、筍や蕗の下処理をしていた。

<プーラン 1848>
d0063149_22524430.jpg先日、我が家に来たMLの人に、「プーラン1848 ノワールユーテム」なるチョコレートをいただいた。
何でも、カカオ分86%の本格チョコレートらしい。
舐めてみた、そんなにビターとか苦いという感じではなかった。
何というか、カカオクリームというのか、カカオがクリーム状になったような味がする。
そのカカオがクリームっぽく溶けるのを感じるから、苦いという感じがないのかな?
勿論、ミルクとか混ざっていないので、そういう味は全くなし。
美味しいけれど、どういう美味しさなのって言われると、「カカオがとろっとした感じ」としか今のところ表現できない。

このチョコは割れ目どおりに割ると、一切れが結構大きい。
それを食べると、チョコレートの味が深いので、一切れで十分満足する。
普通のミルクチョコなぞ、次から次に口に入れてしまうが、一切れで満足できるところが特徴かな?
苦くはないけれど、大人向きのチョコだと思う。

プーランって、何?とインターネットで引いたら、「1848年チョコレートの先駆者 「VICTOR AUGUST POULAIN」 によりフランスで設立され1988年キャドバリーグループに。香り高い高級チョコレートが揃います。」と書いてある。
キャドバリーグループに買収された由緒あるチョコレート会社の名前のようだ。
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by mw17mw | 2006-04-29 22:53 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

Commented by cookeiyoujk at 2006-04-30 15:20
春野菜の表現 本当にそうですよね。

筍は竹の洋服をきているからなんて私も教室で説明しています。
今時は それもわからないで薄い洋服1枚くらいと考えている人も多いし。

そら豆もスーパーにいけば剥いた状態で売っているし。

野菜の可愛らしさを感じて欲しいですよね。

蕗の表現には 思わず座布団1枚って感じで楽しく読みました。
ありがとうごいざいます
Commented by mw17mw at 2006-04-30 23:17
井上さん、コメント有難うございます。
お料理というのは、自然に触れることでもあるわけで、その楽しさを味わえる人が増えるといいですね。