8月になったら、この近所から引っ越してしまうマユミさんと7月中旬の金曜日の夜、二度目の送別会。お店は、お互いに気に入っているモンペリエで。この台東区南側から引っ越すということは、今後、なかなか、夜のモンペリエに来れなくなりそうとのこと、それは本当にこの地を離れるデメリット。
もうマユミさんと知り合って何年になるのだろう?確か、両国の越後屋若狭に行きたいとブログに書いたら、マユミさんが一緒してくださることになったことから、知り合ったのだ。今、調べたら、2011年秋の話だから、それから、7年になろうとしているところだった。(今、そのブログをチェックしたら、越後屋若狭に行く前に、饗くろ喜でラーメンも食べていた)
で、金曜日の夜、それまで忙しかった日常に一旦蓋をして、七年間のお互いの歴史(私の方はほとんど無風の7年だったが)を知っている二人で、静かに過去に未来に時間を飛ばし、語らった夜は、地味だったけれど、楽しく、その次の日からも頑張ろうという気力が湧いてきた。その価値がしみじみわかったのは、次の週の金曜日の夜。この日は、約束もなく自分の家で食事だったのだが、先週のように、ある程度、生きている背景をお互いに知っている友人と、美味しい食事と他愛ない話ができるって、元気の素だと思った。
マユミさんは、結局まだ引っ越していないのかな?時間があれば、もう一度くらい、送別会しましょう?(なんちゃって、笑)
---本題です---
下の画像がその日のメニュー。前菜は、このお店に来たら、絶対、パテドカンパーニュでしょうと、1人前を半分ずつにしてもらった。確かに、ほかにも、ホタテのテリーヌ、キノコのテリーヌ、穴子のテリーヌもあるけれど、(まだ、ちょっとしか通っていない私が決めつけるのは間違いかも知れないが)このお店では、お肉がおすすめだと思う。メインは、シェフおすすめのコート ド ポーク(骨付きロース)、これは、2人前単位なので、こちらもシェアすることにした。
これがお馴染みパテドカンパーニュ。
こちらのパテドカンパーニュのおいしさは、どう表現すれば良いのだろう?
すべての素材が、一番良い状態で下ごしらえされて、合体された感じ?
とにかく、ここのパテドカンパーニュを食べると、「完璧!」と思ってしまい、他所のパテドカンパーニュを食べる気が失せてしまうのだ。(食べても、きっとどこかに不完全さを感じてしまいそうで)
今回は、ドレッシングで和えた粗い千切りの野菜のサラダもとても美味しかった。
これが、骨付きロース肉。
さりげなく、まんぺんなく焼かれているけれど、骨の部分をちょうどよく焼く温度と、その他のお肉の部分を焼く温度は違うと思うのだけれど、焼きあがってみると、みな同じ柔らかさに焼けている。
シロウトにはまねできない技術。
なんていうか、このお店で、豚・羊・鶏をいただいたが、どの種類のお肉でも、火入れの加減が絶妙。
ちょうど良い具合の柔らかさに焼き上げている。
じゃがいもとシュークルートの合わさったものが付け合わせ、その他、お肉を焼いたときに焼き汁、マスタードがついてきた。
デザートは、酸っぱいチェリーの焼き菓子。(正しい名前が頭に浮かばない、このお店の場合、多分フランス語だから、フランボワーズ?でも、黒っぽいフランボワーズ?)
バナナのタルトに、キャラメルアイスクリームを乗せたもの。
二つを半分ずつにしていただいた。
それが、桃猫さんの召し上がったメニュー、ちょうど11時頃自転車でこのお店の前を通りかかったときに、私が見たメニューと同じだったのだ。
で、その日は忙しかったから、モンペリエのランチを諦めたけれど、入っていたら、桃猫さんにお会いできたのかも。
それにしても、モンペリエは、お店の前のメニューにデザートまで載せないのが残念。
このシュークリームがデザートとわかっていたら、私は行ったかも。