今日は雨でどこにも出かけられず、ショボン。
---本題です---
前回紹介した「菜の花」は、芸大の方から谷中に向かって、桃林堂の先の向かい側、
ペペ・ル・モコの手前。
菜の花を出る時、友人がコーヒーを飲みたいとのこと、お店は決めていないで菜の花を後にしたが、そのまま谷中の方に向かうと、言問い通りを渡る信号があるのだが、その向かい角にあるカヤバ珈琲は、雨なのに、行列ができていた。
今回ご一緒した銀行員時代の友人は、お母様が上野の山生まれの上野の山育ちとのことで、幼い時良く実家に行った思い出があるとのことで、昔の上野桜木から池之端4丁目界隈にものすごく、詳しい人なのだ。(いつだったかは定かではないけれど、お母様のご実家は他に引っ越してしまい、今は行くことがなくなってしまったそう)
だから、コーヒーを飲めないかも知れないけれど、彼女に、最近できた「上野桜木あたり」という古民家を利用した商業施設を紹介したかった。
上野桜木あたりは、カヤバ珈琲の前を通り過ぎ、愛玉子(オーギョーチ)の前も通り過ぎ、交番の前を通りこしたところに「日展新会館という建物があって、その手前の路地を右に入った突き当り。(昨年6月に私もブログに紹介記事を描いている)
入り口から「上野桜木あたり」の施設全体を見たところ。向かって左側が貸しスペース、右がオリーブオイルショップとパン屋さんがある筈と思って、中に進んだら、パン屋さんは閉店になっていた。何でも人気が出て、根津駅の近所に新しい店を開き、引っ越すことになったそう。後1か月もしたら、違うパン屋さんができるそう。
施設全体の入口の方に戻ると、入口近くの建物は「谷中ビアホール」通りながら、中を見ると、さすが、雨の日、お客はガラガラ。「空いているけれど、ここ、素敵だけれど、ビアホールだから、お茶は無理かな?」な~んて、話しながら、お店の人にダメもとで「コーヒーだけでもいいですか?」と聞いたら、明るく「大丈夫ですよ」と感じ良く言ってくれたので、ここでお茶をすることに決定。後からメニューを見たら、ビールやおつまみの他、ソフトドリンクとして、コーヒー、紅茶、ジュース等が揃っていた。雨がまだ降っていたし、とても助かった。また、一度入ってみたかったお店なので、入れて良かった、良かった。
下の画像は私たちの先客。
と思いきや、野良猫、否、今は地域猫と呼ぶのかな、にゃんこが一匹、玄関に佇んでいた。
お店の人の話では、この子は、来るのはお店の玄関までで、それ以上中には入ってこない謙虚な子とのこと。
(その他、窓際の席だったのだが、窓の外に他の猫が歩いているのが見えた)
下の画像は、店内。
こういうところに来たら、靴を脱ぐのだろうと思っていたが、入った途端、「靴を脱がずにそのまま入ってください」と言われて、ラッキー。
画像右奥が調理場、階段もあるから、二階席もあるのかな?
私たちは、施設全体の入り口に近い窓際の席に座って、下記の画像はそこから、写したもの。
珈琲は、多分、エスプレッソマシーンで入れたものと思うのだが、私の好きな泡の多いタイプ、で、お値段が324円と信じられない、観光地なのに、観光地値段ではないのが、すごい。(ミルクは植物性だったけれど、使わないから私に関係ないし)
また、雨の日サービスとのことで、ナッツとドライフルーツを刻んだものを出してくれて、これがとても珈琲と合って、美味しかった。お店の方、どうも有難うございました。
もっとお店の人と話したかったが、私たちの後から、テレビの撮影グループが入ってきて、主役は、中年の外国人の男性で、その人が谷中をめぐっているうちにこのお店に入ってきたみたいな形で、撮影が始まってしまい、お店の人たちとあまり話せなくなってしまったが、それでよい気もする。
で、このお店を知って、一年余り、数回前を通ったが、土日のせいだからか、いつも混んでいて、「美術館の帰りにでもフラっと寄れたら最高だな」と思っていたが、無理そうだった。
今回この記事を書くのに、「谷中ビアホール」で検索したら、
二号店があることが判明、でも、場所が夕焼けだんだんの方らしい。
あの奥の根津駅に移転するパン屋さんとか、この谷中ビアホールとか、商売が広がっているようで良かった、良かった。
また、空いていたら、ぜひ入りたいな、お勧め。
また、雨の中を雨合羽やレインコート、長靴、レインブーツで上野の山を歩き回ったけれど、雨だからこそ、シャンシャンを二回見ることができたし、ランチも並ばずに食べられたし、おまけ、コーヒーも情緒のある施設で、美味しいものが飲めたし、良いこと尽くしであった。