梅酢のラッキーな副産物
2006年 02月 13日
それで、作り方を教えると同時に、一年半前に自分でも仕込んだのだ。
その梅酢がずっと残っている。(本当は3~6か月の間が一番美味しい)
「青梅1kg+米酢1升+氷砂糖1kg」を漬け込んで置くだけのもの。
ひと夏越す頃、味が馴染んで、使えるようになる。
自分たちで仕込んだ叔母たちの反応は上々で、次の年は、2倍仕込んだだの、米酢を千鳥酢にしてみたとか、楽しんでいるようだ。
寿司酢の他、酢の物に使ったり、サラダのドレッシング代わりに使ったり、いくらでも使えるとのことであるが、私は主に、お寿司が食べたくなると、ご飯を木の鉢に入れて、この梅酢をふりかけ、お塩を振って混ぜて、寿司飯を作るのに使っている。(小さな容器に小分けして台所においてある)
最近、よく大量のいなり寿司を作ったので、大分梅酢の量が減り、容器が大き過ぎるような気がしてきたので、小さな容器に移した。
その時に、中にごろごろしていた梅を取り出したのだが、捨てる前にと思い、1個食べてみると、美味しい!
甘くて、余り酸っぱくないのだ。
青梅は元々酸っぱいからか、お酢が染み込んでいないようにも感じる。
何でも口に入れてみるものだ、これで口に入れなかったら、こんな美味しい物が今頃はゴミ箱の中だ。
そういえば、この梅酢は、我が家の前のお家から教えていただいたものなのだが、そこの奥さんが「私の料理好きな友達は、漬け込んだ梅が大好きなのよ」とか、おっしゃっていた記憶があるのだ。
その言葉通り、この梅は美味しく食べられることを発見。
今、これをどういう風に使おうか考えているところ。
刻んで、冷蔵庫に入れておいても、酢漬けだから悪くならないだろうし、酢の物などの隠し味に刻んで細かくして入れたら美味しいかなとも思う。
次に頭に浮かんだのは、この梅の種を全て取り除いて、フープロのおろしモードでジャムのようにすること。
それを砂糖とか蜂蜜で煮たら、ちょっと酢の味がする梅ジャムになって、これは料理に向いているかな~なんて想像している。
今度の5月を待たなくても、料理用の梅ジャムか、梅ハニージャムが作れるではないか!
でも、これだけの量、タネをとるのも面倒だけれど、色々考えながら、使いこなしたい。