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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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ゴッホの映画とホットミルク

深川七福神巡りの話は明日にして、昨晩、突然、TOHOシネマ上野に映画を見に行ったので、その話を先に。

---本題です---

昨日の夕方、ネットを色々検索していたら、突如として、先日まぺさんが教えてくださった「ゴッホ~最期の手紙~」が、その日の夜21:25から、上野広小路のparco-yaの中にできたTOHOシネマで上映されるという情報が出てきた。
広小路だったら、簡単に見に行ける、土日にでも行こうと思ったのだが、良く見ると、昨日がラストで、その21:25の回を逃したら、後はレンタルビデオで見ることになりそうだとわかり、夕食を食べた後、自転車で行くことにした。

わ~、parco-yaができて良かったと思うことは今のところ、なかったのだけれど、この最新鋭のシネコンができたことは良かったみたい。
自転車で10分のところに、夜9時過ぎに映画を見に行けるなんて、何て、御徒町も都会になったのだと感激!
(上野駅でも秋葉原駅でもなく、御徒町駅にできたところが、私にとって、とても都合が良い)
家の近所に複数の映画を上映する映画館があって、夜遅くでも見に行けるなんて、何て文化的で都会的なの!

(これから書くことは、世間の進歩について行っていないおばさんの驚きを書き連ねるのだけれど、世間の進歩について行っている皆さんにはつまらない話かも知れない。)

それにしても、私が映画館で映画を見るって、何十年振りだろう?(最近は、見たい映画があると、レンタルビデオで見ていた。)
当然、シネコンに行くのは初めて。
ま、そうは言っても映画館に変わりはないだろうと思って行ったのだが、全席指定席で、自販機で入場券を購入、その際、席を選ぶことになっており、そこでまず戸惑った。
また、上映場に入ると、傾斜面に作られた座席が並び、座ると、前の人が邪魔になって、見えにくいということのない設計は良いと思ったが、スクリーンは昔より小さくなった感じ?(スクリーンの大きさは、上野店の狭さに比例して小さいのかも)
一番驚いたのは、上映場全体の音響効果の設計がずいぶん変わっているのか、音の聞こえ方が昔の映画館と全然違うことにびっくり。
音やせりふの聞こえ方が、ヘッドホンやイヤホンをつけていないのに、自分一人にだけ聞こえているような錯覚を感じる聞こえ方であった。
昔と今とどっちがいい?というと、私は昔風の上映場の大音量の方が好きかな?(映画館に来ているという気分になれるから)
(こういう進化を味わってしまうと、コンサートも最近は全然行っていないけれど、新しいコンサートホールも音響が随分進化しているのだろうか?)

映画自体もとても良かった、まぺさんにこの映画の存在を教えていただいておいて良かった!と心から思った。
ゴッホの死後、ゴッホが最期を過ごした場所で、自殺の原因を探る映画なので、決して軽い映画ではないけれど、うなされる程重過ぎるわけでもなく、残酷なこと、不幸なことも多々描かれているが、最後は、やはりゴッホや弟のテオ、テオの妻のヨーの「お互いを思いやる愛」が心に深く印象を残す映画であった。

最後、ドン・マクリーンのヴィンセントが女性ボーカルで流れるのだけれど、やはり、この部分、私の好みは、ドン・マクリーンの方。

また、この映画は、実写とアニメの融合で、動くゴッホの絵の中で、物語が進んでいくところがすごい。
ゴッホ~最期の手紙~の真ん中より下あたりの「アーティストたちによる情熱の結晶である本作はまた」 というところで、撮影の仕方が書いてあるが、気が遠くなりそうな膨大な作業を重ねて、作られていることが良くわかる。(こんな、実写とアニメが合体されている作品、他に見たことないもの)
下のYoutubeは、そのさわりが見られる「日本版予告編」
(今、スマホをチェックしたら、下記動画がうまく全て表示されないみたいなので、スマホで全てを見たい場合、Youtubeから「ゴッホ最期の手紙 予告編」で検索して完璧なものを表示してください。




話は変わるが、昨日の前の3日くらい、「眠る前にホットミルクを飲むと、熟睡できて、その熟睡の間に成長ホルモンが分泌され、脂肪の消化が促進される」と本に書いてあったので、眠る前に100㏄くらいの牛乳をレンチンして、飲んでから眠ったら、本当に良く眠れた経験をしていたのだ。
これで、消化が進んでいるかどうかはわからないし、夜中に飲むホットミルクのカロリーがどうなるか不安なのだけれど、結構「ホットミルクは神経の調子を調えてくれて快適」という印象があり、飲んで眠れば、今まで以上にぐっすり眠れることは確か。
ま、それまでだって、エアウイーヴのおかげか、睡眠には問題もなく、不満もないのだが、ホットミルクを飲んで眠るとより一層深い眠りになるみたいな気がしていて、「眠る前のホットミルクは体重に関係あるかもしれない」と思いつつもやめられなかった。

映画が終わったのが、23:15で、大音量・大画面を集中して見終わった後、すぐに家に帰って、眠れるか心配だったのだが、ホットミルクを飲めばどうにかなるのではと考えた。
映画を見終わって帰ってから、すぐに100㏄のホットミルクを一度お代わりして二回ゆっくり飲んで寝床に入ったら、そのおかげだと思うのだけれど、すぐに眠りについて、朝までぐっすり眠れた。(とそこまでは良いのだけれど、起き上がってから午前中は、何だか頭がぼやっとしていたので、あくまでもホットミルクが助けてくれるのは睡眠だけのよう。)
眠りから覚めた後までは保証できないけれど、眠る前に興奮するようなものを見た場合、ホットミルクは有効ではないかと思う。

しっかし、食べ物や飲み物で、眠れたり眠れなかったり支配される自分を単純だと思う。(笑)

Commented by まべ at 2018-01-14 23:17 x
まべです。

映画気に入っていただけたようで何よりです。
こちらの地元最寄館で再上映しているので,今度は吹き替えで見てみようかと思っています。
普段は字幕派なのですが。この映画に関しては描線の動く画面の下部に,字幕が重なるのが気になったので。
ゴッホの描いた人物から,映画で演じた人物へと絵柄が変わる様動くさまを見てみようと思います。

ドン・マクリーンの曲の歌詞も気になっているのですが,なかなか手ごわそうなので。いずれまた。
Commented by mw17mw at 2018-01-15 17:53
> まべさん
書き忘れです。私も英語調べるのが面倒で、歌詞の訳詩、まだやっていないのです。
でも、「そうだ、弟が英語の先生だ」と気づき、「弟にどんなことを歌っている?」と聞いたら、「誰も彼のことを知らなかった、わからなかった」みたいなことを一番強調しているということだけ、教えてくれました。ゴッホの孤独感が主題の歌かも。
Commented by mw17mw at 2018-01-15 18:12
描き直したので、後先が逆になっています、こちらから読んでください。
> まべさん
良い映画を教えてくださってありがとうございました、ギリギリ見ることができました。
この短い機関に、都美術館のジャポニズム→ゴッホを描いた映画→西洋美術館のジャポニズムを見れたことはラッキーでした。(頭に相当入りました)
字幕の方も良さそうとは思いましたが、気づいたのが、最終日の4時頃で、その時間に字幕タイプが最後の上映でした。
また、近所で上映してくれると嬉しいです。
by mw17mw | 2018-01-12 17:36 | 日常生活 | Comments(3)