今日は、年末に金券ショップでとても安くなっていたから買っておいた「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」を都美術館に見に行って来た。
この展覧会は、1月8日までなので、私が入場券を買ったときは、一か月を切っていたので、安かったみたい。
上から目線かも知れないけれど、まあまあ良い展覧会で、気に入った絵も数点できたけれど、う~ん、主題に沿って見るのは私にとって難しかった。
確かにゴッホは浮世絵に影響を受けているのだけれど、浮世絵の構図とか描き方の特徴をきっちりわかっていて、ゴッホの絵も特徴を確実につかんでいないと、どこが浮世絵の影響かわからないところが多かった。(解説がある絵は「あ~なるほど」と思うけれど、でも、しつこい、ずっとずっとどの絵にも浮世絵の影響を細かいところに求めている)
私のように、浮世絵もゴッホの絵も適当に、「これがいい」「あれがいい」と見る程度の人間には、全ての細かいことはわからなかった。
(途中で、それが不愉快になって、音声ガイドを借りて来たが、音声ガイドも全部を説明してくれないし、借りなくても良かったかも)
先程書いたように、今まで知らなかった絵の中で気に入ったものもできたのだが、見終わって、心に浮かんだのは、「やはり、ゴッホは、星月夜が一番好き」と思った。
そして、美術館のショップに星月夜の同じ大きさの複製があったのだが、28万円だって...すごい。
で、その絵を見ていて、色々なことを思い出した、私は本物をニューヨークの近代美術館で見たことがあって、とても良かった、それは本当に覚えている、もう25年くらい前の話だけれど。
また、ご存知の方も多いかも知れないけれど、もう45年くらい前になるのだろうか、アメリカのドン・マクリーンというシンガーソングライターが、「ヴィンセント」という歌を出していて、歌詞の意味もわからないのだけれど、ゴッホに話しかけるような優しさと美しさに溢れる曲で、「Starry starry night」という星月夜という言葉から始まる歌詞から、アメリカ人もこの星月夜の絵が好きなんだ(当たり前だよね、MOMAにあるくらいだから)、この絵からイマジネーションを感じて、曲を作ったのだと、この歌が好きになった。
で、家に帰ってから、youtubeで探したら、絵つき、歌詞つきの素敵な動画が見つかった。
まだ、英語を訳していないけれど、ご紹介。
とても優しくて美しい曲。
この星月夜という絵は、今や、この曲とセットだと思う。
youtubeの視聴回数も1100万回を超している、未だに人気があるのだろうか?(コメントが皆英語だから、やはり、アメリカで人気があるのかな)
もし、良かったら、是非、「ヴィンセント」の方だけでも、視聴していただけると嬉しいです。
この歌を作詞作曲して歌っている
ドン・マクリーンは、Wikiを読んだら、この曲と「American Pie」という歌ともう一曲しかヒットがないみたい。(ただ、ヒットを狙って歌手をしているというより、どちらかというと、ボブ・デュランのように自分の世界を歌う人)
こちらの方は、視聴回数7600万回とのことで、ここに載せる。
こちらも歌詞付きだけれど、こちらの英語は本当に難しいようなことをWikiに書いてあるので、きっと私は時間ができても、訳さないと思う。
展覧会場を出たら、会場入り口横で、ゴッホの11分のビデオが繰り返し、流れていた、これは中々わかりやすかった。(素人向き)
(入場しなくても見られます)