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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

新御徒町駅界隈-「てんぷら下村」でランチコース1 1/2

いや~、下村さんが近所にできて、値段を見ると「行かなくてもいいや」とも思うし、でも、家の近所にせっかくできた一流を目指すお店だから、一度くらい行きたいような、もやもやしているとき、ケイトさんが付き合ってくださるとのこと。
また、ケイトさんは私と違って、「山の上」にいらしたことがあるのだって。

ということで、先週の土曜日のお昼に予約を取って、行って来た。
(私は予約を取った途端、このお店に関する関心が薄くなってしまい、その後、このお店が繁盛しているかいないのか、全く無頓着になってしまった。<笑>)

生憎の小雨模様の天気だったが、土曜日のお昼、カウンターはほぼ満員であったけれど、4人用のテーブルは空いていた。




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どうも、揚げ手がご主人で、フロアが奥さん、その他、若い助手のような人がいる三人体制のお店のよう。
できたばかりで、どこもかしこも清々しい。
壁に埋め込まれたこの冷蔵庫は、氷の冷蔵庫?


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お昼のコースNo.1をお願いすると、カウンターの席には、天つゆ・塩・大根おろしが用意されていた。
(No.1は、「活海老2、魚2、野菜4」で4500円+税、No.2は、これにかき揚げが加わって、6000円+税)
大根おろしは、可もなく不可もない感じ。
天つゆは薄め、大根おろしを入れて薄くなると、奥さんが、「天つゆ足しましょうか?」と注ぎに来てくれた。

結論から言うと、当然だが、全て美味しかった。

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最初は、細巻(さいまき)海老の足を揚げたもの、何か呼び方があるみたいだけれど、声が小さくて良く聞こえなかった。


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次、細巻海老の天ぷらが時間を置いて2本。


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次がむかごの天ぷら。

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次がぎんなん。

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山の上ホテルのてんぷらを食べたことのない私でも、次々と出てくる天ぷらを食べていると、このお店の特徴は、どこもかしこも薄く均等につけた天ぷら衣なのだなと思った。
そうそう、1か月前くらいに、「ニッポンへ行きたい応援団」で、天ぷらに興味のある外国人に、銀座のてんぷら近藤の近藤さんが、天ぷらについて教えるというドキュメンタリーを見たのだった。
てんぷら近藤さんは、確か、山の上ホテルの出身、その外国人に、「天ぷらは、揚げ物料理ではなく、蒸し料理だ」と教えていたっけ。
油で熱を加えることにより、素材の中に熱を通し、蒸して、食べられるようにするのかな?
さつまいもなぞ、油から出してからの余熱の活かし方が時間的にも長く凄かった。

その同じ山の上系統の下村さんの場合はどうなのかは、揚げ場から、少し離れた席だったので、細かくは見られなかったのだが、私としては、今まで行った高級な天ぷら屋さんの中では、揚げ立てをすぐ出さないで、油から出したら、ちょっと置いておいて余熱を通す揚げ方かなと思った。(というのは、今までの天ぷら屋さんより、ほんの少しだけれど、出て来たばかりの天ぷらが熱過ぎないような気がした。←これは私の勘違いかも知れない、あやふやな感想)

その番組で、近藤さんは、分厚いさつまいもの天ぷら、人参の細切りの天ぷらを揚げていた。
それを見たせいか、何か、野菜が、むかごと銀杏って、小さすぎるな~とチラっと思ってしまった。(笑)

お金のことを言って申し訳ないのだが、

今、検索したら、てんぷら近藤のランチは、6500円+税、かき揚げが付くと、8500円+税とのこと。

山の上ホテルの「山の上」のランチは、税サービス料別で、5500円~12000円とのこと。

by mw17mw | 2017-10-23 15:22 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)