今、探したら、
安くて良質の海苔を求める2017年初夏-人形町の長谷川商店・元浅草の佐藤海苔店を書いたのが、6月9日だから、それから、全ての手持ちの海苔を食べ切るのに4か月かかった。
その間でも、元浅草の佐藤海苔店で、賞味期限が一年以上先の海苔を定価700円で1帖購入し、古い物と味を比べてみたりした。
そうしたら、やはり、ほんのちょっとの差だけれど、賞味期限が先のもの、すなわち、焼いてから余り日が経っていない方が、何ていうのだろう、味に華やかさとか明るさがある感じがした。
その差は、海苔だから、それが強かったらおかしいわけで、食べ比べると、焼いてから時間が経っていない方が、味がほんのちょっと華やかだと思ったのだ。(その差は忙しい時に食べたら、わからない程の微妙な差だと思う)
そうして、佐藤海苔店の方が先になくなって、最後、残っていた海苔を出したら、これが美味しかった。(この海苔には有明海苔のシールが貼ってあった)
袋を見ても、どこで買ったものか忘れていて、人形町の長谷川さんか、日本海苔店かなとは思ったが、こちらは高くなかったことだけ覚えていた。
これが薄くて、味も私に合っていて、この海苔がいいかなと思っていたが、果たして、どこで買ったのだろうと思い出せない。(過去のブログを探さなかったのだ)
佐藤海苔店の有機栽培の海苔も美味しいのだけれど、いかんせん、高過ぎると思い、全部なくなりそうになった時に、
長谷川商店では、毎週金曜日に自分のお店で海苔を焼いて、安く売っていることを思い出して、木曜日に電話して、「土曜日に取りに行くから」と言って、一袋頼んでおいたのを、土曜日の雨の合間に取りに行って来た。
このお店の入口には、毎週金曜日に焼きたて海苔販売については何も書いてないけれど、店の中に入ると、2つ下の画像右のような「焼きたて海苔販売のお知らせ」が置いてある。
注文した品物は、下の画像、左のもの。30枚(3帖)で1080円。どこの海苔か聞いたら、有明だって、良かった。(最近、わかったというか、自分で実感しているのは、有明の海苔が薄め、次が瀬戸内とか愛知、一番厚いのは千葉なのかもしれないということ)私は、どうも薄目の海苔が一番好みかも。
買って来て開封し、試しに食べたら、やはり、バリバリ度が半端ない!すごい。残っていた6月に買った有明と食べ比べると、やはり、味が新しい方が明るい感じがした。しかし、おにぎりに巻いて食べると、その差が良くわからなくなってしまった。焼き立ての海苔は、8枚切りにして、海苔にお醤油を少しつけて、箸でご飯の上に置いて、海苔でご飯を巻いて食べるみたいな食べ方が一番生きるかも。(味の評価はもっと食べ込んでからにしたい)
お店から出るときに、下記の海苔の袋を見つけ、私が先日美味しいと思ったのは、この袋だったことを思い出し、長谷川さんにくれば、帰ることがわかって、良かった。長谷川さんのお店に並んでいる海苔は、寿司はねの1帖250円が一番安くて、一番高いこの有明でも、378円くらい、全てが安い。
ま、私のような常連でもないものからの電話注文を受けてくれる優しいお店なので、注文される方は、遅れても良いから、必ず取りに行ける人だけにして欲しい。