連休最後は、東京国立博物館の常設展へ

中途半端に時間があったので、先日、見損なった常設展示に、お金を払って行って来た。
私の見たいものは、本館にある筈と、本館に行ったら、今、一時間に一回「DOGU」という映画が有料で上映されていると書いてあった。


d0063149_20453824.jpg
(「DOGU]を「どぐう」と読める人は、教養のある人、私は、かっぱ橋近くの人間だから、「どうぐ」と読んでしまった。)
最近、縄文土器に興味がある私だし、上映開始時間も近かったので、東洋館の地下の上映場所に行って見て来た。
でもね、土偶だけは何のために作ったかとか、何に使ったか、解明できない道具とのことで、結論がないのだ。
ま、それでも、縄文時代は1万年続いて、弥生時代に比べて圧倒的に長かったことがわかったことが良かったかな?(というより、農業で米を作るようになった後、人類の進歩が早くなったかも)
周囲の子どもたちは、「面白かった~」と言っていたけれどね。

映画が終わって、東洋館の地下を通って、本館に戻ったのだけれど、東洋館の地下には、クメール文化というのだろうか、カンボジアの仏像が沢山あって、素敵であった。
本館で、作品の写真を撮っている人が沢山いたので、係りの人に聞いたら、「撮影禁止」のマークがついていなければ、ご自由に撮影してくださいとのことで、その後からは私も展示作品の写真を撮った。
もしかして、東洋館もそうだったかもしれない、クメールの仏像、写真を撮ってくれば良かった。


d0063149_20453336.jpg

その後、「運慶の後継者たち」という展示を見に、1Fの14という部屋を目指した。
その前だったか、その前の部屋が、刀を展示している部屋で、そこだけは、行列ができていてびっくりした。
テレビで時々「今、武将が人気とか、刀が人気だ」とか言っているのを見たことはあるが、実感したことはなかった。
しかし、この刀人気を見て、本当だ、若い人が刀や戦国時代に興味を持っているということを実感した。

運慶の後継者たちの主な展示物は、運慶の孫の康円という運慶の孫の作品であった。
それなりに良かったけれど、運慶は才能もあったけれど、ちょうど時代の過渡期に生きて、前の時代の技術も習得した後、後に続く時代の流れやニーズを敏感に感じて、進歩できたのだなと思った。(そういう時に恵まれるかどうかで、生まれる作品はずいぶん違うのだろう)

で、その部屋を出て15,16と回っていくと、その間だったかな、本館の裏側の真ん中くらいに出るみたいで、裏の庭に続きそうなガラスの戸があって、そこから出ると、バルコニーがあって、東博のお庭を見ることができて、素敵だった。

今まで、東博のお庭は春と秋の特別な期間にしか、歩けなくて、また、このように、本館の中からお庭を見ることができなかったと思うが、これはとても良いアイディアと思った
(一二度、東博のお庭を歩いたことがあるが、必ずしも、植物等の手入れが良いわけでもなく、池の水も汚く、一度歩けば、十分という印象だったと思う。でも、こうやって、1階のバルコニーから見ることができた方がきれいに見えると思う)
。(と言いながら、秋の庭園開放は、「10月24日から12月3日」 とのこと)


d0063149_20455482.jpg
天気の良い日で気持ちがよかった。


d0063149_20455808.jpg

建物の中に戻って、平成館の方に向かうと、ちょうど本館と平成館のつなぎ目のところに、現代的な休憩所があって、ソファも大きくて柔らかくて、こちらも素敵。(こちらからも庭を見ることができる)

d0063149_20460267.jpg
平成館の一階の半分くらいは、「日本の考古」
國學院大學も良いけれど、流石、東博だな~という品揃えで、珍しいものが種類多くある感じ。
(埴輪はこちらの方が揃っているかも、土器は、國學院かな?でも、東博は、沢山の所蔵物を展示していないだけかも)
こちらの多分右側の埴輪が「盛装の女子」?

d0063149_20460618.jpg

平成館の「日本の考古」を見た後、また、本館の1Fに戻ったのだけれど、玄関に近いところに、天井が思い切り高い、とても大きな休憩室を発見。
ここ、いいね~、フランスの映画に出てきそうな部屋、レトロ感が素敵。

本館全体、また、本館の前のお庭中、沢山椅子が用意されていて、いくらでも、休むことができるところが良い。

d0063149_20460986.jpg

この本館は、2Fに、貴賓室のような部屋があり、そこに、この建物が昭和13年に建てられたと書いてあった。
ということは、もうこの建物ができて79年?
そんなに古い感じはしなけれど、やはり、現代の建築とは違う雰囲気であることが素敵。


d0063149_20461309.jpg
2Fに飾られている「埴輪 盛装の男子」を見てから、博物館を後にした。(2Fまでは階段が長いので、エレベータで往復した)
行きは、五条天神や韻松亭の横の坂を上がってきたのだが、帰りは、東博からまっすぐ行くとある桜並木を通って帰ろうとしたら、何でも、「倒木の危険性あり」とのことで、桜並木の殆どが通行禁止になっていた。(両脇の道だけ歩くことが可能だったかな?私は自転車だから、Uターンして、五条天神の横から不忍池の方に出た)

[PR]

by mw17mw | 2017-10-14 19:15 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(2)

Commented by 品川i at 2017-10-15 09:43 x
東博の本館は原美術館(原邸)を設計した渡辺仁の設計です
竣工したのもたった一年違いなのでほぼ同時期ですが同じ人のデザインとは思えないですよね
渡辺仁は施主に合わせて自由自在なのですね
Commented by mw17mw at 2017-10-15 18:54
> 品川iさん
本館の設計は渡辺仁さんだと以前聞いた気がします。
でも、忘れていて、東博のページを見たら、冷たく「「日本趣味を基調とする東洋式」と称する建築様式の建物で、設計図案は公募されたものであった。」と書いてあったので、無名な人の作品かと思ってしまいました。http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=153
確かに、施主、求められているものに対して、また、建物の大きさに対しても自由自在ですね。