ひもかわと山芋

お正月近辺に色々いただいたもので、美味しかったものは他にもある。
まず、築地の茂助団子の最中。
今まで買ったことがなかったが、さすが、茂助、あんがとても美味しかった。

後、弟の友人であるJuly4さんが我が家にいらっしゃるときに、お土産に群馬の「ひもかわ」というものと山芋を持ってきてくださった。

「ひもかわ」というと、太目の平たい麺を思い浮かべるだろうが、群馬のひもかわは、平たい面、すなわち、切れば、麺になる小麦粉の面であった。
どうしてこれを「ひもかわ」と言うのか、考えたのだが、群馬の人は、「紐になる皮」を「ひもかわ」といい、名古屋の人は、「ひもにした皮」を「ひもかわ」と名付けたのかと思ったが、本当だろうか。

これは、私の手元に食べるべき食料が沢山溜まっていた時期なので、冷凍しておいて、お正月が明けてから、人参・里芋・大根を出汁で煮たものの中にバリバリ割って入れて、火を通して食べた。
バリバリと適当に鍋に入れて、少し経ってから見ると、余り表面に浮いていない、適当にお玉で鍋をかき混ぜたけれど、見当たらない、だったらと、またひもかわを入れたのだ。
でも、食べる時にわかった、火から下ろしてどんぶりに入れようと思ったら、鍋底に張り付きはしていなかったが、沢山溜まっていた。
やはり、小麦粉関係のものは、比重が重いらしく、茹でている間全然浮いてこなかったのだ。

このひもかわ自体は味がなくて、「つるつる」よりは重い感じ、数度噛んでは喉に入っていく感じであった。
汁物に、こういう小麦粉類が入っているものに慣れたら、入っていないと淋しいと感じるようになるだろうと思った。

山芋は、新鮮で美味しかった。(形状は長いもの)
すりおろして、半分フレッシュで食べた後、半分は冷凍した。
粘りがあって腰がある、お餅と山芋は、粘りと腰が命。
(冷凍しても余り品質が落ちないみたいだ)
一番美味しかったのは、銀座熊本館で買って来た天然青海苔とお醤油で混ぜて、熱々のご飯にかけて食べた時。
群馬と熊本の出会いは、最高。(そうだ、ご飯は山形)

馬鹿だったのは、冷凍庫にある白い板状の山芋をホワイトソースと間違え、午後から冷蔵庫に移して解凍し、夜、ベーコンや野菜を炒めたところにそれを入れたら、それが液化せず、全然広がらずで、その姿を見て、初めて「あ、山芋のすりおろしだ」と気づいたこと。
慌てて、フライパンから取り出し、冷蔵庫に閉まって、翌朝、ご飯にかけたから、無駄にはならなかった。
でも、ベーコンや野菜を炒めた中にホワイトソースを入れて、スパゲティのソースにする予定が大きく狂ってしまい、そこにお醤油なぞを入れてごまかした。(誰かに食べさせるわけでもないし)
フライパンにこびりついた山芋をお醤油でふやかして食べることになったのだが、それも結構美味しかった。

また、2週間前だったか、名もないお好み焼き屋に入ったのだが、そこのお好み焼きは、具の入ったボウルの底に本当に少量の小麦粉の溶いたものと、やまいものすりおろしたものが入っていた。
他に水気があるものは、卵だけ。
これで、大量のキャベツやらの材料を混ぜてまとわりつかせて焼くわけだ。
万遍なく混ぜるのは大変だったが、お好み焼き屋の厚い鉄板に具を広げてやいたら、ふわっとしている生地の感じが美味しかった。
そうか、私のお好み焼きは、小麦粉をだしで溶いたものを入れ過ぎていると実感。
ちょうど山芋のすりおろしが冷凍してあったので、早速家で真似てみた。
例えば、小さなボウルいっぱいのキャベツと挽肉に、大さじ2杯程度の小麦粉の溶いたものと同じ量の山芋のすりおろし、卵一個という感じ。
それらをよ~くかき混ぜて、厚手のフライパンで焼いた。
結構美味しかったけれど、小麦の味より、山芋の味のするお好み焼きになってしまった。
山芋は、小麦粉の溶いたものと同量より少な目がいいかも知れない。
考えてみれば、小麦粉の溶いたものに、キャベツやお肉を繋ぐ力というか、具を包み込む力はないのだ。
その役割を山芋に担わせる気持ちで入れるといいのかも知れない。

以上、今回は写真がなくてごめんなさい。
また、コメントいただいた方、有難うございます、明日、お返事いたします。
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by mw17mw | 2006-01-24 23:16 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

Commented by july4 at 2006-01-27 00:01 x
あのひもかわは、群馬でも珍しいです(笑)。ノーカットひもかわですね。でも、鍋の具にするには、なかなかよいです。通常は、ゆでて、場合によってはそのまま煮込みうどんにするのですが、適宜切ってゆであげ、炒りたての胡麻をすって、醤油、砂糖、柚子などであえて食べても、酒の後の軽食に良いものです。
 大和芋、うちでもお好み焼きにしました。あと美味しいのは、安いマグロの刺身にかける山かけ。これは、安いマグロの刺身を食べる生活の知恵(笑)みたいなものですね。
 美しくないのですが、大和芋、納豆、メカブ、オクラなど粘るタイプのものをいれて、まぜてしまうスタミナ料理がありますが、見かけはともかく意外に美味しいものです。
Commented by mw17mw at 2006-01-29 23:00
お返事遅くなってごめんなさい。あれは群馬でも珍しいものなのですか?まだ、ちょこっと冷凍庫にありますから、炒り立ての胡麻とお醤油などで食べてみたいです。
山かけも好きです、ネバ系大集合も美味しいかも知れないけれど、まだやったことないです。材料が揃ったときにね。