9月の第二週の土曜日に、広島Iさんと会うことになっていて、國學院大學の博物館案内する予定になっていたのだが、前日、羽田で人がぶつかって来て、足を軽くくじいてしまったとのこと。
ということで、遠出するのはやめて、近場でランチすることになり、今まで、私が色々「あそこは美味しいわよ」と吹聴した中から、
京橋の隋園別館でピータン豆腐が食べたいということになったのだ。
で、実際に行ってみると、土曜日の11時半だったから、客は殆どまばら。
お店の前には、こんなセットメニューの案内ばかり。
で、お店のお兄さんに、ランチのセットメニューではなく、ピータン豆腐が食べたいというと、グランドメニューみたいなものを持ってきてくれたけれど、何だか、面倒くさそうな印象。
それでも、構わず、ピータン豆腐を頼み、そのほかは、まだ食べたいものはあったけれど、ウェルカムされない雰囲気だし、こちらもそんなに時間があるわけでもないので、他は、セットメニューから選ぶことにした。
早速、ピータン豆腐が運ばれて来たのだが、あっという間に、お兄さんが混ぜてしまって、きれいな時の画像を撮れなかった。
このピータン豆腐は、ピータン・長ネギ・ザーサイ・海老の粉がさいの目に切ったお豆腐一丁の周囲に置かれ、それらを混ぜてから食べるのだ。
(広島Iさん、余り感想を言わないタイプなので、美味しかったのか気に入らなかったのか良くわからなかった。ま、でも、美味しかったら美味しいというだろうから、やはり、気に入らなかったのかな?)
今回、お豆腐の冷え方が良くなかったように思ったし、後、お豆腐の大きさが小さくなったような気がした。
それでも、ま、ピータン豆腐は和えるもの4種類が美味しくて、このお店のが一番美味しいと私は思う。
その他、私は、焼きそばを取ってみたけれど、ま、ごく普通、こんなものでしょうという感じ。
というか、このお店は、ピータン豆腐と水餃子と合菜戴帽とかいう貧乏人の北京ダックみたいな料理と胡麻団子以外は期待しない方が良いのだ。
私たちが食べていると、土曜日だから、全席満員になることはなかったけれど、だいぶ人が入ってきた。
皆、サラリーマンがランチしに来たと言う感じで、セットメニューが出ていたし、そうそう、個室を貸し切りで10人くらいの人たちが宴会を始めていた。(あの宴会もセットメニューなのだよねと思う)
昔、隋園別館の新宿御苑の店に良く行っていた頃も、段々、席の予約は、コースの予約をしないとだめという風潮であったが、それがどんどん進んでいるのかも知れない。
それに、このお店は、京橋の一番良い場所にあるし、周囲は会社だらけで、お昼はランチセットがこれでもかというくらい出るのかも知れない。
そうなると、それ以外のメニューを頼まれると、出さないことはないけれど、面倒になるのも仕方ないのかなとは思う。
最後、やはり、ランチセットでは物足りないと思ったので、胡麻団子をお兄さんに頼んだら、「時間かかりますよ」と言われたけれど、頑張って頼んでしまった。
ね、せっかくメニュー表もあり、作り手に技術もあるけれど、このお店、実質、ランチ時に、グランドメニューからの注文は難しいかも。(きっと早い時間のピータン豆腐くらいは許してくれそう)
ま~、それにしても、広島Iさんに、自分のサラリーマン時代に美味しいと思ったお店を紹介しても悉くレベルダウンしていて困っている。
まずは、つばめグリル、1,2年前に案内したけれど、品川店で、「え、こんなにレベル下がっているの?」と私が思うほど、レベルが下がっていたので、恥ずかしかった。きっと、店舗が増えたせいだと思う(昔は本当に美味しかったのに)
次は、この隨園別館、こちらも支店が増えて、新宿御苑店のような昔ながらの中華屋さんではなく、立派な商業ビルの一角を借りての営業になってから、やはり、数をこなしたいのだろう、何だかな、セットメニュープリーズになっていて、残念。
そのうち、きっと私は、銀座アスターに広島Iさんを紹介することになると思う。
こちらは、最近、私が行っても、そんなにレベルは下がっていないと思うのだけれど、こうなると、ちょっと怖い。(笑)
東京のレベルの高かったチェーン店も、それ以上もっとチェーンを広げるチャンスが来ると、料理や接客のレベルが下がるのは仕方ないのかな?
お店を出て改めて見ると、お店に沿って、椅子が20席くらい並んでいた、きっと、平日はこの椅子が満席になるくらい、テーブルが空くのを待つお客さんが並んでいるのだ、きっと。?
商売は繁盛しているお店であった。