7月の28日の記事で、秋葉原のCHABARAで福岡のホルモンを揚げたものについて書いたことに、その時、広島Iさんが反応してくださって、メールをくださったのだ。
何でも、広島にも「せんじがら」というホルモンを揚げたものがあるけれど、知っているかどうか、また、知らなかったら、今度東京に行くときお土産に持ってきてくださるとのことだったのだが、先日、お会いした時に本当にいただけたのだ。
「せんじがら」というのは、「煎じ」という漢字が本当なのかなと思っていたのだ、ホルモンを何か香辛料みたいなものを煎じた液体で煮て、美味しくしているのかなと勝手に想像していたけれど、実際に食べてみたら、そんなことなく、香辛料的な味は皆無であった。
実際にいただいたものが下の画像なのだが、せんじがらとも書いていなくて、「珍味 豚胃」と書いてあった。(笑)
人によってはホルモンとか臓物だめな人もいるかも知れないけれど、私は、牛の胃であるトリッパが大好きだし、豚の胃に抵抗がなく、有難くいただいた。
開封して食べてみると、何だろう、やはり、豚さんの胃だから、厚みがあって、揚げることでだいぶ柔らかくなっているのだろうけれど、実際、口に入れて噛んでみると、歯が立たない。(そうだよね、あの豚の体重を支える胃だもの、そもそも皮が分厚くて、丈夫でないわけがない)でも、口の中で、豚の胃を小さく切って油で揚げたものをゴロゴロさせながら、少しずつ噛んでいると、次第にほぐれてきて、その過程で、美味しい味が出てくる。そもそもが薄味で味付けされており、噛めば噛むほど、味が出て来るという感じ?(確かにトリッパに通ずる味がすると思った)油は強くなくて、さっぱりしている。(油は風味を与えるくらいの量)
結構一つではやめられなくて、あれば、あるだけ口に入れてしまう。本当に酒の肴なのだろうけれど、私は、小腹が空いたときの空腹をごまかすための食べ物としてちょうど良いとおもった。(女性向けの製品にするには、豚の胃に抵抗感を感じる人もいるだろうけれど、これ100g当たり何kcalかとかちゃんと計算して、そんなにカロリー高かくなかったら、非糖質食品だし、ダイエット食品になるのではと思った。)
毎日、お店番をしながら、結構食べてしまった。(なくなったので、ガムを買っていて、代用している。でも、ガムは味がはっきりしすぎてすぐ飽きる)
こういうホルモンを生ではなく、油で揚げたり、乾したりで、常温で保存、食べられる商品にするって、いいよね。何で、東京にはないのだろうと思う。豚の胃なんて、そんなに需要はない部分をこういう風に美味しく食べやすく、流通しやすいような食べ物にする広島の人のセンスが素敵と思った。「広島 せんじがら」で検索したら、色々な記事が出てきた。どうも、広島のソウルフードと言われ、名前も、「せんじがら」の他、「せんじ肉」という名前でも呼ばれるらしい。広島ではコンビニでも売っているとか、何で、全国区にならないのかしらね?やはり、「豚の胃」というところが一般受けしないから?今度、銀座の広島のアンテナショップを見に行こう。
おまけ私の部屋には、結構広島Iさんからのお土産とか、影響を受けて買ったものとかが、ゴロゴロしている。そのうちの一つ、二つを紹介すると、まずは、前々回にいただいたコストコで買ったというキッチンペーパー。P&Gと書いてあるから、アメリカ製?
日本製と商品の作り方の発想が違うので、珍しく面白かったし、勉強になったし、段々慣れてくると、「こういうものも良いかな」と感じるようになった。(多分、キッチンペーパーは、きっとアメリカのものとして開発され、それを日本人が真似て日本でも発売されたのだろうけれど、そのまま日本に持ってくるのではなく、日本人の国民性を考慮して作り直したら、今の形になったのかな?)
先日、ガイアの夜明けで、コストコのキッチンペーパーが紹介されていたが、それともちょっと違っていた。
日本のキッチンペーパーと一枚あたりの大きさも違うし、厚みも違う。(アメリカのキッチンペーパーは厚みがある、多分、お皿を拭くのにも使う?)また、キッチンペーパーという使い捨ての物にも、可愛い花がプリントされている。(日本人の発想では、使い捨てのものにわざわざプリントをしない方が「勿体なくない」と好感を呼びやすいかも。でも、馴れてくると、花がプリントされている方が気分が明るくなる。)一番良いところが、ミシン目が日本のキッチンペーパーの大きさの半分のところにも入っていて、小さめに切れるところなのだ。1/2枚に切っても厚みがあり、汚れがひどいものや猫用の食器を洗う時に、折り畳んで、水を含ませクレンザーをつけると、使い捨てのスポンジ代わりにもなる。(日本製を一枚折り畳んで同じように使うと、頼りない)
私はコストコに行けないからという理由だけでなく、昔風に教育を受けた日本人だからか、この厚みがあって、立派なキッチンペーパーを大胆に大量に使うことはないけれど、日本製では物足りない時にちょちょっと使えるように、身近に置いてある状況が気に入っている。
後、これも大量には使うことはなかったけれど、以前広島Iさんが常用されていたという
青森の焼き肉のたれである「スタミナ源のたれ」を買ってみたのだが、冷蔵庫に保管しておいて、半年くらいかかったけれど、後1回で使い切れそう。
こういうものを使い切れるって嬉しい。(たいてい、途中で飽きるか嫌になって、捨ててしまうことが多いから)
これは、多分青森のアンテナショップか、通販で手に入れることができるのだろう。
でも、スタミナ源さんのたれはやたらに種類が多くて、どれを買っていいかわからないので、お店の人に聞いて、一番平凡なものを買ってみた。
広島Iさん、本当に色々有難うございます、知らないものをたくさん紹介していただき、視界が広がります。