お盆休みの15日のランチ、私の発案で、品川Iさんの勤務先近くのレストランキノシタで、ドロールさんと3人でランチをすることにしたのだけれど、「お盆休みに、フレンチを食べる人はいないに違いない、何故なら、去年のお盆のお昼にお店の前を通ったら、お客がいなかった」と思い込んで予約を取らなかったら、何と、出かける道々に電話で問い合わせたら、「今日のランチは予約でいっぱい」と言われ、お店に行けなかったのだ、本当に大失敗。(品川Iさんが電話しておいた方が良いとアドバイスしてくれたので)
それは困ったと、新御徒町から初台に着くまで、勤務時間中、何だか会議中との品川Iさんにメールしっぱなしで、ドロールさんとの待ち合わせの場所変更、お店の変更を行った、本当に、私の考えの甘さで、他のお二人に迷惑をかけてしまった。
私の頭の中で、レストランキノシタの代わりになる初台近辺のお店は、昨年行った「松阪牛 よし田」しか思い浮かばない。
品川Iさんに相談したら、あの界隈だったら、やはり、よし田でしょうということになり、品川Iさんの仕事が終わり次第、先にオペラシティの53階のよし田に行って、順番を取ってもらった。
結論としては、初めて利用するドロールさんが、「他のおしゃれなお友達と一緒にまた利用したい」と言ってくださり、どうにか、最小限の失敗で終わることができた。
(「松阪牛 よし田」は、高級高層ビルである東京オペラシティの中だから、廊下も何もかも広々した環境にある。
内装も素敵できれいなのだけれど、どこを写しても人が入ってしまうので、写真を写せなかったので、
食べログの「松阪牛 よし田」の画像を見てください。)
入口にさりげなく、北大路魯山人のお茶椀や、下の画像のような大きな生け花がさりげなく飾ってあって、決して、「ランチ1200円のお店」の雰囲気ではない。
また、何せ、53階だから、窓際の席に案内されたら、窓の外の景色は抜群にきれい。(ただ、その日は雨だったから、窓の外は真っ白であった。)
ランチの予約は高いコースしか取れないので、11時半の開店の前から並べば、窓際に座れる可能性は高い。
「松阪牛 よし田」さんは、本当に高級高層ビルの中の美しい天井の高い高級店なのだが、お昼だけ、近隣サラリーマンのニーズに応えるべく1200円のランチをその美しい店内で提供しているという、貧乏人には有難いお店。
(近隣にお勤めの品川Iさんの観察によると、1200円のランチはあるのだけれど、デザートとかコーヒーのメニューがないとのこと。やはり、お店としては、急かすことはないのだけれど、なるべく早く回転してもらって、お昼は回転率を上げたいという感じ?)
料理は1200円で、この程度なら十分過ぎるでしょうという水準。(多分夜の材料では使わない端っこのお肉なぞを上手に利用しているのではとのこと)
こちらが、品川Iさんのステーキランチかな?(勿論1200円)
こちらは、ドロールさんと私の牛の頬肉の赤ワイン煮。
赤ワイン煮でも、ご飯かなと思ったら、ご飯であったが、お漬物のお皿になぜか、明太子が一切れ乗っていたので、それでご飯を食べることができた。(頬肉も美味しかったけれど、やはり、ご飯には合わない)
<初台のタス通信>
昨年、品川Iさんに初台の近隣を新宿方面に向かって案内してもらって、大変楽しかったのだが、方向が反対だからと、タス通信だけ行けなかったのだ。
何でも、一軒家なのだって、興味津々。
皆様、タス通信って、ご存知ですか?
今のように、ケーブルテレビから始まり、ネット中心の世の中になってしまうと、通信社の名前を聞かなくなり、その存在が希薄になってしまったと思うのだけれど、昔は、通信社というものがあって、それぞれ、自分の国のニュースを世界に発信していた。(ロイターとか、時事通信とか)
タス通信は、旧ソ連の国営通信社で、昔は、ソ連のニュースの時は、テレビのアナウンサーが「タス通信に寄りますと」と必ず言っていたような気がする。
だから、タス通信と聞くと、何となく懐かしく、知っている気がするのだが、実態を全然知りようもなかった。
それに、旧ソ連の通信社と聞くと、本当かどうかはわからないけれど、スパイの人が混じっているのかも知れないし、007の世界に近いような匂いを感じる。
それが、やはり、東京支社は、集合ビルの一角にあるのではなく、一軒家で住宅地にあると聞くと、何だか、見たくなったのだ。
何だかな~、ロシアの組織と聞くだけで、秘密が多いから、集合ビルの中のオフィスを好まないのかな?とか、勝手に想像する私。
で、案内してもらったら、初台のオペラシティなぞの並びに、カシオの本社があるのだが、その裏側であった。
「ここ」と指差された敷地は、高い塀に囲まれ、出入り口の門があったけれど、木の門がボロボロ、直せばいいのにね~。
木の後ろが白く見えるけれど、これは、空の色ではなく、白いコンクリ建ての3Fとか5Fくらいの古いビルが建っている、その壁の色。
門の横に名前を書いたプレートがあり...
タス通信社東京支局と書いてあった。