前回、渋谷に行った時、
東急東横店の中のレストラン街に銀座アスターがあることを知ったので、一応チェックしに行ったら、賓館ではないせいか、お店の前に大きなサンプルケースがあったのだ。
それを見ると、ただの焼きそばには、周りが赤いチャーシューが2枚と少々の海老が乗っており、私が食べたかった昔ながらの五目焼きそばに一番近いことがわかった。(北千住賓館では、海鮮焼きそばが昔の五目焼きそばに近いと言われたが)
確か、海鮮の焼きそばは税込みで1728円だったけれど、ただの焼きそばは、税込み1512円と、お財布に優しいし。
ということで、今度こそ、山種美術館にハチ公バスで行くぞと決行した日は、まず、東急東横店に寄って、アスターの焼きそばを食べることに決めた。
場所は、東横店西館の9Fなので、銀座線で行った場合、ホームが東横店西館の中にあるので、簡単に行くことができる。(エレベータは良くわからない、エスカレータに乗っても、3Fから9Fなので楽勝)
で、到着が土曜日の12時ちょっと前だったのだけれど、レストラン街全て空いている感じ。
アスターも入ったら、殆ど空席であった。
予定通り、柔らかい焼きそばを注文。
早速出てくると、レモンを絞って、途中から、お酢と辛子を加えて美味しくいただいた。
どうしても10年以上前の方が小麦粉の味がもっと濃くて美味しかったのにねとしつこく頭に浮かんでくるのだが、それでも、このグレードが下がった今の麺でも、他のお店には勝つものと思うと、美味しく食べられる。
麺の焼き方は、北千住より、渋谷の方が上手。(北千住はごわごわに焼きすぎ)
メニューにも、正しい表現は忘れたが、「昭和からのアスターのベストセラーです」だったか、「昭和時代からずっと愛されている一皿です」みたいなことが書かれていたし、面白かったのは、先客が2組2人の中高年の女性がいたのだが、二人に運ばれてきたものは焼きそばであったし、私の後から、2組3人くらいの中高年の人が入ってきたのだが、その人たちの注文も全て焼きそばであった。(笑)←一人だけ海老焼きそばがいたが、その他は全員、普通の焼きそば、麺は多分柔らかい方。
何だかな~、ここの焼きそばの柔らかい方に中毒になっている人は私だけではなく、沢山いるのだと、良くわかった。
今後、渋谷駅近でお腹が空いた、何か食べたいとなったら、東横店のレストラン街のアスターに決定。(余り待たなくて良いことが条件だが)
その他、今回、色々調べたら、新宿の伊勢丹、銀座の松屋、池袋西武なぞにアスターが入っていることが分かった。(昔々には、上野松坂屋にもあったけれど、あれは40年くらい前?)
今後、こういう地域でお腹が空いていて、それらのお店が混んでなかったら、入ろう。
ま、今回もそうだけれど、銀座アスターの客層は中高年が多く、若い人は入りにくいお店かも知れない。
でも、ちょっと高めではあるが、美味しいか不味いか、また、この一皿が他のお店では真似ができないオンリーワンかどうかという意味では、銀座アスターの柔らかい焼きそばは、本当に推薦できる。
是非、お試しください。
ここは確か冷やし中華も美味しいのだけれど、冷やし中華はやたらに高く、中々手が出ない。(笑)