その従弟は、今、野菜作りに凝っているとのことで、おみやげの一つとして、自家栽培の野菜を沢山持ってきてくれた。
茄子、トマト、キュウリ、青じそ、赤じそ等々。その他、大きな額に入っている写真とかCDとか、ま~、良くこれだけ運んできたものだと思うくらいの量。
いただいて帰り、兄弟3家で分けたのだが、私は、その前の日、茄子とトマトを買ったばかりだったので、遠慮し、胡瓜と青じそを主にもらった。(やはり、家族の多い弟家が半分くらいで、あとは、妹と私とで半分の半分ずつという感じ)
(先日、日帰りバス旅行の時、胡瓜の新鮮さの目安はとげかと思ったのだが、従弟の持ってきてくれた胡瓜はとげがなくても、新鮮であった。)
野菜は冷蔵庫に寝かせておいたら、不味くなるから、早く処理をしなくてはと思った。
その点、青じそは、キッチンペーパーで包んだ上から、キッチンペーパーに水をかけて濡らし、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すると、何もしないで冷蔵保管するより相当長く持つことを知っていたので、その処理をした。
胡瓜はどうしようかと思ったのが、私の頭にあるのは、中華風のお漬物と、胡瓜を輪切りにして、鮭缶と一緒にマヨネーズで和えるものだけ。
従弟からもらうとき、従弟の家の方では獲れ過ぎた胡瓜は、胡瓜のきゅうちゃんみたいなお漬物にして保管するとのこと、これもやってみようと思った。
ま~、とにかく、新鮮さが半端なく、切ると、胡瓜の良い香りがぷ~んとした。
<胡瓜のきゅうちゃん風お漬物>
大きな胡瓜2本で400g程度だったので、このレシピの漬け汁の1/5の量で作った。
実際に作ってみて、このレシピの良いところと思うのは、お湯で2分ずつ二回茹でること。
これをすることになり、胡瓜の表面が柔らかくなるのだが、それを2,3㎜の薄切りにして、布巾なぞに包んで絞り、胡瓜の水気を外に出すのだ。(こちらの水の絞り方は、結構ぎゅうぎゅう、沢山の水を出し切るように)
そうすると、茹でないで絞った場合より、柔らかくなり、漬け汁が浸みやすくなる、これは良い方法だなと思った。
漬け汁なのだが、レシピに「だし醤油なら、もっと良い」と書いてあったので、残っていた創味のつゆが大さじ3残っていたので、これを使ってしまった。
そうなると、出来上がった時は、相当化学調味料味が強くてがっかりだが、冷蔵庫に寝かせて置いたら、化学調味料味が抜けてきたので、助かった。
その後、野菜をくれた従弟のお姉さんと電話で話したら、このお漬物について、醤油や味醂の味で漬けて、塩昆布入れたりすると美味しいとのこと、やはり、従姉とかにやり方を聞いてから味付けすれば良かったと後悔。
レシピは、きゅうり(普通サイズ)2キロ(約15本)に対し、
■ 漬け汁
☆しょうゆ (だししょうゆ尚良し)300cc
☆みりん 150cc
☆酢50cc
☆砂糖大さじ1(好みで)
☆土生姜 (千切り)2片
☆鷹の爪 (小口切り) 2本くらい
冷蔵庫で保管
<きゅうりの漬物中華風>
こちらは、40年くらい前に良く作っていた料理なのだけれど、オリジナルのレシピをなくしてしまって、中々作らなくなっている。
レシピは、きゅうり2本(~3本)に対して、
漬け汁
砂糖大さじ1
酢大さじ2
醤油大さじ3
ごま油 大さじ1
昔、私が参考にしたレシピは、この漬け汁に、葱の小口切とか鷹の爪の輪切りを入れる。
胡瓜は、すりこ木なぞで叩いてひびを入れてから切り、漬け汁に浸けて、冷蔵庫に入れておく。
2時間から食べられるというか、一日経つと相当味が濃くなる。
上の二つのレシピは味も違うけれど、染み込み方が違うのが不思議であった。
上のキューちゃん風は、何日冷蔵庫に入れておいてもそんなに味が濃くならないけれど、下の方は、2時間が美味しいピークでそのまま冷蔵庫に入れておくと、味が濃くなり過ぎる。
この差は何だろう、やはり、お醤油の濃さの違いなのかなとも思うし、味醂が入っているかどうかの違いなのかも知れないと思う。
ここのところは、今、研究中。(中華風の漬物を数日保存できるようにしたい)
<鮭と胡瓜のマヨネーズ和え>
鮭缶も胡瓜も冷えていることが前提。
胡瓜は、2,3mmの厚さに切り、塩胡椒をパラパラ振って、少し置いておき、水が出てきたら、少しずつ手に取って、水気を切る。
(キューちゃんの場合よりは弱く、出てきたお水だけ切れればいいという感じで絞る)
それをお皿に入れて、冷やし、食べるときに、冷えた鮭缶を上に置き、マヨネーズをかけて、自分で、鮭と胡瓜とマヨネーズを混ぜながら食べる。(初めからマヨネーズで和えてはいけない。←お水が出てきてしまう)
畑で伸び伸び育った胡瓜は何をしても美味しかった!
東京では手に入らないごちそうでした。