末広町に移転した「越後屋」で昼酒

先週、山梨の従弟が好きなフォークシンガーのコンサートを見るために東京に来るにあたり、お昼にビールでもと誘ってくれた。
(彼はずっとお母さんと暮らし、昨年にそのお母さんを見送ったので、私の方からも東京に来た時にでも、是非、一緒に飲みましょうと声をかけていたのだ。それから一年、淋しくないかとか、どうやって暮らしているかとか元気なのか知りたかったし。)

「お昼にビールを飲む」というと、お蕎麦屋さんか、ファミレスしか、思いつかない私であるが、ずっと昔のアド街で、御徒町南口の越後屋というへぎそば屋さんである「越後屋」は、お昼からお酒を飲みたいおじさんたちのたまり場とか紹介されていたことが頭にあり、御徒町の店はビルの建て直しで閉店になった後、中央通り沿いに移転していたことを知っていたので、そこでいっぱい飲もうということになった。

(何でもバスを利用すれば、甲府ー新宿間は、2時間くらいなので、夕方のコンサートを見た後、東京に泊まらなくても日帰りできるのだって。)

でも、入ったことないし、値段も良くわからない、また、土曜日のお昼、混んでいるのか空いているのかもわからず、従弟がそこで良いというので、電話して席を押さえておいた。


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で、実際、行ってみたら、12時半近くに着いたのだが、先客は、3組くらいしかいなかった。
そして、メニューを見ると、生ビールの中ジョッキが590円というから、ま、大衆店としては、普通より若干高めかな?
それに、冷ややっこが550円とか、そうか、このお店は、一人ではなく、多人数で来ることを前提として、おつまみの量が決まり、値段が決まるお店だと思う。

メニューから適当に見繕った。
お刺身が美味しいと食べログに書いてあったが、盛り合わせは結構なお値段なので、まずは、まぐろのお刺身を決めた。
確か、550円だったか700円だったか、忘れてしまったけれど、このまぐろは分厚くて味が濃くてものすごく美味しく、もう一皿追加した。
でもね、写真を見れば、わかるように、わさびが忘れられている。


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まぐろと言えば、イカさしでしょうと思ったが、イカ関係は、イカそうめんしかないとのこと。
だったら、イカそうめんでと、取ったのだが、確かにイカは細長く切られていたが、それをお醤油に生姜で食べるのだって。
イカそうめんというからには、つゆがついてくるのかと思ったら、普通の醤油であった。(何だか、肩透かし)
それはどうでも良いことに近い、問題は、イカの身に弾力がなく、だれた感じだったこと。


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天ぷらの盛り合わせは正直がっかり。
量は多いけれど、何だか美味しそうではない。
この天ぷらも、つゆは忘れられなかったけれど、大根おろしが忘れられていた。(段々、小姑のように店側の忘れものを探るようになってきた私)


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この料理の正式名は忘れた、生揚げ焼いたもの?
何をかけて食べるのですか?と聞いたら、お運びさんが「お醤油」と答えるので、醤油をかけたところで、お運びの女性が戻ってきて、「中の切れ目に甘辛いお味噌と葱が入っていますから、そのままで食べてください」とのこと。
ま、かけたお醤油の量が少なかったので、邪魔にはならなかった。
このお料理、とても美味しかった。
二つに切った生揚げの間に甘辛いお味噌と小口に切った葱が沢山入れて、そのまま、上下を焼いたもの。
これ、うちでも作ろう。


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最後は、へぎそば。
お酒飲んだ後なら、二人前はきついから、1.5人前で十分と言われて、その通りにした。
確かにちょうど良かった。

へぎそばって、蕎麦粉のつなぎに小麦粉ではなく、ふのりを使って打つお蕎麦とのことだが、余り、小麦粉と蕎麦粉の二八のお蕎麦との違いが感じられなかった。
そばつゆは、少し甘いくらいだったような気がする、お蕎麦もつゆも普通に美味しかった。


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このお店、3人以上くらいのグループで飲みに来るのに良さそう。
ただ、メニューは、何度か来ないと、当たり外れが多い感じもする。
また、接客の女性たちが不慣れで、調理場から料理を渡されたら、薬味を自分たちが乗せることを知らないのか、わさびとか大根おろしがついて来ないところが、欠点。

さて、食べ物の話はそこまでで、話しは前後するが、このお店に行く前に、御徒町南口のガードからすぐのところの彼の生まれ育った家のあった場所を訪ねて来た。
昔、母の姉が家族でそこで暮らし、彼は、御徒町で、三番目の子として生まれた。
その後、3歳の時、家族で山梨に戻ってしまったので、御徒町で暮らした記憶がないとのことだったので、私の記憶を頼りに、彼の昔の家のあったところに案内。
勿論、昔の確か平屋だったと私が記憶している彼の家は既になく、二階建ての建物が建てられていたが、その家の前からガードの方を見た景色に見覚えがあった、(昔は、ガードに近いところにも民家があったのだ、今は宝石屋さんとか、食べ物屋ばかり)

また、実際に会う前のメールで、従弟から「御徒町には、旅のつづきとか夢のつづきというフォーク酒場があるか?」と聞かれ、確か、以前、御徒町から蔵前橋通りまでのガード沿いに、そういうお店を見た記憶があったので、「知っている」と答えたのだ。
しかし、次の日、「ここらへんだっけ」と思うところを自転車で走ったら、なかったのだ。
あら~、確かあったのにと思ったが、もしかして、2K540ができる時に整理されてしまったのかもと思った。
仕方がないので、「御徒町 フォーク酒場」なぞで検索したら、何と、上野広小路の交差点、松坂屋のはす向かいのブロック上野2-6-12に「HIT STUDIO 70’s旅のつづき... 上野広小路店」というお店があるのだ。
残念ながら、営業は、夜だけのよう。

それで、その住所と名前だけ覚えて、従弟が今度行けるように、昼酒の後、中央通りを広小路のほうに戻って、そのお店を探しに行った。
そこは、松坂屋のはす向かいの野村證券の隣のブロック、一生懸命探すのだけれど見つからない...どうしようと思った時、上を見たら、「旅の続き」なる看板を発見、その看板のあるビルを見ると、カラオケのビッグエコーというお店の入口なのだが、その自動ドアを入った右側に地下に下りられる階段らしきものがあり、そこに「旅のつづき」の立て看板があった。
あ~、わからない筈、こんな、ビッグエコーというカラオケ屋さんのドアを入らないと行けないのだもの。
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内容は良くわからないけれど、70年代のフォークが好きな人たちが集まって、お酒を飲みながら、皆で歌を歌うのかも知れない。
従弟も場所がわかって良かったみたい、ま、まさか、上野広小路にこんなお店があるなんて想像したことなかった私も一度くらいはつきあってもいいかなと思う。

ということで、お互い、ビールやチューハイを複数杯飲んだ後、ここで別れた。
別れて、家に帰ったら、私は眠くなって昼寝してしまったのだ、その時に、きっと従弟は、コンサートで居眠りしたに違いない、あんな高い切符買って、楽しみに来たのに、やはり、昼酒は良くないと思った。
案の定、次の日のメールに、コンサートの大好きな歌手の歌声は子守歌だったと書いてあった。(笑&涙)
今度会うときには、お酒は控えることにしよう!

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by mw17mw | 2017-08-03 16:56 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)