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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

御徒町吉池の壊れ鰻の蒲焼

7月のいつだったかは忘れたが、とある日曜日、出かけようとしたら、100キン製品で必要なものが見当たらなかったので、御徒町の吉池なら、9時半に開店するので、吉池の地下二階の100キンに寄ってから、電車に乗ることにした。
で、9時半の5分前くらいに吉池の御徒町南口に近い入口についたのだけれど、私の前に、20代後半か、30代前半の男の人が一人並んでいた。

で、程なく、入口が開いたのだが、その男の人は飛ぶように、目の前にある地下一階へのエスカレーターに乗った。
私も地下2階に行くので、その後ろから乗ったのだけれど、その男の人は、地下一階に近づくなり、早足になり、飛び降りるようにエスカレーターを降り、その左手にある鰻の蒲焼売り場に突進。

御徒町吉池の壊れ鰻の蒲焼_d0063149_17525291.jpg
そうして、見ていると、ショーケースの上に20か30あったろうか、鰻の蒲焼が入ったプラスチックのパックを10個くらい、嬉しそうな顔をして、掴んだのだ。
わ~、すごい、10パックも買うのだ、と思っていたら、そうではなくて、その下にある鰻を品定めをするために上のパックを取り除いただけらしい。
その時、私の目に、「壊れ鰻の蒲焼 1047円+税」の文字が入ってきた。
あ、わかった、朝いちばんで、昨日焼いた鰻の蒲焼で、きれいに焼けなかったものや串がきれいに外れなかったものが特価で次の日の朝に出るのだ。
そうして、その男の人は、それを知っていて、その日は朝いちばんそれを狙ってきたのはその男の人だけだったから、選びたい放題で、嬉しかったのかも知れない、雰囲気がルンルンしていたもの。

私はその時は、他所に出かける予定だったので、鰻は買わなかったのかな。
でも、その次の週、買ってみた。
御徒町吉池の壊れ鰻の蒲焼_d0063149_17525521.jpg
その吉池の地下一階の鰻売り場は、正確な数字は覚えていないが、蒲焼は、1000円台、1300円台、1600円台、1900円台の4種類のよう。(それが松坂屋に行くと、最低で1600円台、2400円台、3000円台となるから、やはり、松坂屋は高級)
壊れ鰻は、一律1047円+税なのだが、その4種類のうちのどれかの表示はなく、う~ん、鰻の蒲焼を見る目がないと、高いものを安く買うことはできないような気がした。(でも、吉池さんとしては、同じレベルの鰻を大きさ別で値段をつけているのかも知れないし、質による違いかも知れない?その点、今度聞かなくては)

家で、アルミホイルの中に入れて、清酒をパパッとかけたうえで、アルミ箔を閉じて、オーブントースターで温め直して食べた。
感想としてはまあまあかな、厚みが余りないところが一番の欠点で、高級な鰻の一歩手前という感じかな?

吉池の鰻の蒲焼屋さんは、「活鰻」と書いてあるのが気になる。
そう書いてある意味は何だろう、ちゃんと、鰻をさばいたものを使っていますよという意味だと思うのだが、蒸してあるかどうかはよくわからない。
(別に蒸してから焼いてなくても良いのだが、私は鰻の皮が固いものが嫌いで、箸を入れるとすぐに切れるくらいの柔らかさでなくては嫌なのだ。吉池のは、その点、皮が柔らかかったので良かった。)

その他、ある日の朝、平日に行ってみたら、壊れ鰻は、3パックくらいしか出ていなかった。
きっと、大量に壊れが出るのは、良く売れる土日祭日の次の日の朝ではないかと思っている。

書いているうちに吉池の鰻について、私は良くわかっていないことが良くわかった。
ただ、そういうセールがあるという情報と思って、読んでください。

by mw17mw | 2017-08-01 17:56 | 食材・食材のお店 | Comments(0)