先日、紹介した多慶屋で売っている三輪素麺、昨日見に行ったら、私が気に入っている「古物(ひねもの)」だけが売り切れで、次の入荷が8月3日と書いてあった、嬉しい。
やはり、あれは美味しいと証明された気がする。
そういえば、多慶屋のA館B館の食品売り場とレディス館の薬を売っている1Fフロアのみだと思うが、何ていうのか、吉池と同じで、品物をPOSに通すのみキャッシャーさんが行って、精算は、機械の指示に従い、お客が機械の指示に従って行うシステムになったし、今までAB館の数か所にわかれいていたレジ場がアキバ寄りのところ一か所に集中された。
昨日の午後、用があって、眺めたのだが、皆慣れないせいか、うまく行かず、長蛇の列。
あれって、多分、今後の人出不足や人件費節約のための機械だと思うが、皆が馴れるまで大変そう。
(でも、うまく稼働したら、しょっちゅう、「レジ係り募集」なぞしなくて良いし、その人を訓練しなくて良くなるから、確かに助かると思う)
<久原 あごだしつゆ>
もしかして、このつゆ、私が知らないだけで、有名なのかも知れないが...。
いつも使っている創味のつゆ500mlがなくなりそうになったので、ライフに買いに行ったら、その隣に久原あごだしつゆという同じような商品が並んでいた。
久原って、どこかで聞いたことがある、何だっけと思い出すと、あの私の嫌いな茅乃舎さんではないか。
へ~と興味が湧き、40円違いだったし、何だか、パッケージから説明書きからして、創味のつゆに対抗して作ったものではないかと思って、比べたくなって、買ってきた。(創味が458円+税、久原が498円+税)
そうめんつゆに使ってみると、化学調味料ぽさとか、結構きつめの味であることが、創味のつゆとそんなに変りなく、ま、当然だが、極上ではないし、値段相応の味とは思ったが、何ていうか、創味のつゆって、京都の会社が作っている割には濃い口しょうゆの味がきついのだが、九州福岡の久原あごだしつゆは、それがないところが特徴と思った。
(というか、今、
創味の家庭用製品のページを見たら、京都の関西風のつゆは「京の和風だし」というもので、きっと東京のスーパーでは売っていないのだ(かっぱ橋のプロパックで業務用は見たことがある))
で、東京のスーパーで売られている創味のつゆは、しょうゆ味がガツンと強い関東風なのだが、私からすると、濃い口しょうゆに慣れていない人たちが考えた関東風の味であり、醤油の味が強過ぎると思う)
創味はかつおとさば節、久原はあごとのことだけれど、実際に薄めて飲んでみると、今のところ、その違いは良くわからない。
(久原のあごだしつゆの原材料を見たら、そのわけがわかった、焼きあごだしだけではなく、かつお節だし、さば節だし、昆布だし、椎茸だしとか、色々書いてある。久原は原材料に〇〇だしとだしを原材料に使っているけれど、これは、ちゃんと取っただしなのだろうか?その他、何とかエキスとか、本当に色々なものが入っている。その点、創味の方は、「削り節(かつお さば)と煮干し」のみ。
また、甘味も、創味は砂糖、久原は、果糖ぶどう糖液糖に砂糖、他、本当に色々なものを使っている)
今のところ、濃い口しょうゆの味が最初にガツンと来ない分、久原の方がそうめんつゆに合っているような気がしている。
ま、でも、今後、色々な料理に使ってみたり、他のめんつゆも検討し、改めて評価したい。
<半田そうめん>
ケイトさんのお勧めの半田そうめんを、秋葉原のちゃばらに買いに行ったのだが、色々なメーカーのものが数種類あって、どれを買っていいかわからなかった。
売り場のお姉さんに聞くと、「だいたい、どれも同じですよ」とのこと、でもね、そうは言っても、初めての身としてはどれでもいいからと買うわけにはいかない。
お姉さんは、お勧めはないけれど、良く、試供品として提供するのは、これと教えてくれたものを購入。
(ちゃばらは、店員さんに聞いたら、基本的に写真を撮らないでというので、ここには載せられない。)
このメーカーのものは、原材料の油が植物性油という表示でなく、「なたね油」になっているところに好感が持てる。
細いそうめんは、50g単位で束になっているが、半田そうめんは太いせいか、100g単位の束。
家に帰って、茹で方が「4~5分で、好みの硬さ」にと書いてあったので、4分茹でてみたが、何だか、柔らか過ぎてしまった。腰がないのだ。
仕方がないので、二度目は、3分30秒茹でてみたが、こちらは成功、腰があって、固めにつるつるしていて美味しかった。
確かにね、このしっかりしていて噛み応えのある半田そうめんに馴れてしまうと、通常の細さの素麺はものたりないかも。
何で、このそうめんは、太いのに、「そうめん」なのかというのは、ややこしい。
そうめんは、小麦粉・塩・水を練ったものに油をつけて、手で伸ばしていく製法のもの。(手延べ)
ひやむぎは、うどんの細いものという違いがあるらしい。
そのページによると、うどん作りに機械が導入されたとき、日本農林規格(JAS)は、乾麺に関し、製法の違いではなく、麺の細さによる分類法にして、主原料に小麦粉と塩を使い乾燥させた「乾めん類」について「機械製麺の場合、長径1.3ミリメートル未満が『そうめん』、1.3ミリメートル以上1.7ミリメートル未満が『冷や麦』」と規定した。
でもこれだと、1.7ミリメートルの半田そうめんが、そうめん製法なのに、そうめんを名乗れなくなるので、「手延べの場合は、1.7ミリメートル未満なら「そうめん」「冷や麦」のどちらの名前を使ってもよいことになった」そうだ。
一度試す価値あり。
(私の購入したそうめんの袋の表に「阿波名産」と書いてあり、裏には、「阿波半田手延素麺の由来」が書いてあり、そもそもは阿波の伝統的製法が半田に受け継がれている」と書いてある、で、阿波名産と書かれたこのそうめんの製造者は、徳島県美馬郡つるぎ町半田のメーカー、本当に良くわからない。そのメーカーである
北室白扇の歴史のページを見ると、やはり、袋の裏以上のことは書いていない、残念。)