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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

安くて良質の海苔を求める2017年初夏-人形町の長谷川商店・元浅草の佐藤海苔店

そういえば、明日土曜日の午後9時からのアド街は、「台東鳥越特集」なのだって。
確かに鳥越は、今日からお祭り、でも、何で、単純に「鳥越」ではなく、「台東鳥越」となったのか考えてみたら、隣の台東区台東も含んだ地域が紹介されるのかも。
(台東区台東の殆どの地域は鳥越祭りの範囲ではないけれど、大喜も引っ越して来たことだし、一緒に紹介されるかも)
この土曜日のアド街でお祭りが紹介される課されないかで、本当に人出が違う。

一か月くらい前だったか、海苔が相当値上がりになると騒いでいたけれど、本当に値が上がったのだろうか?ちょうどその頃、従姉が、田庄の海苔を買いに行って来たとのことで、1帖プレゼントしてくれて、ラッキー。
ちょっと前に開封して食べ出したのだが、そろそろなくなりつあった。
築地や銀座に行って、田庄の海苔を買うことを考えたのだけれど、その海苔を買いに行って来た従姉が、「以前より相当高くなっていた」と教えてくれていたので、もし、買いに行って、高くなっていたら、私はきっとそのまま買ってしまうような気がしたのだ。
今でも、私の買う田庄の海苔は、税込みで確か1帖550円、それがう~ん、一体いくらになったのだろう、知るのも怖い。(笑)

そうだ、この際だ、田庄の海苔から一旦離れて、他の海苔を探してもいいなと思った時に、浜町の富士屋に行ったわけだが、ご一緒したドロールさんは、その前に人形町から歩いて、もう1軒の長谷川さんとどちらにしようか迷ったけれど、日本橋海苔店で海苔を買ってきたと聞いて、私も人形町で久しぶりに海苔を買おうという気になった。

で、次の日、買いに行ったのだが、一度行った切り、全然行っていなかった長谷川商店に行ってみたのだ。そうしたら、店頭で、寿司はねが250円、中に入っても、千葉産、瀬戸内産と有明産の4種類の海苔しかなかったのだ。一番高い有明産でも、1帖378円だったかな、シンプルでわかりやすい品揃えにとても安いのでびっくり。(この記事 も参考になるが、元々問屋さんだから安いのかな?お店のHPによると1帖千円の海苔もあるみたい)

半年くらい前に山口県産の乾海苔をいただき、お正月に焼いて食べたのだが、結構海苔に厚さがあったのだ、それを誰かに話したら、「有明のものが薄くて、東京の好みに合う、瀬戸内海産はどちらかというと分厚い」と習った。
うん、確かに、おにぎりに巻くと噛み切るのに力が要る海苔だったので、有明産を買ってきた。

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その他、下の画像のようなチラシもあって、興味津々。
初摘有明産の焼き立て海苔が、3帖1080円って、ずいぶん安いのではと興味が湧いて来た。


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で、買った海苔を開けて食べてみたが、良質の海苔、まだちょっと残っていた田庄の海苔と比べると、若干薄い感じはしたが、品質は同程度ではないかと思った。

その次、偶然、家の近所の孫三通りを通った時に、「佐藤海苔店」という海苔屋さんというか事務所の前にワゴンを置いて海苔を売っているお店が2,3年前にできたことを思い出した。(今、HPを見たら、宇都宮の海苔の会社の東京支店のよう)

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そのワゴンに、初摘みの佐賀の海苔が、賞味期限が8月30日のため、700円を500円という海苔があったのだ。
(今まで、550円の田庄の海苔を食べていたので、一番高くても550円までなら許容範囲)
その上、ワゴンのキャッチコピーに「有機栽培」と書いてあったので、興味津々。
(そうか、海苔にも、有機栽培とか、農薬使用とかあるのか)
その他、このお店も、製造に近いところにあるせいか、色々な産地の色々な海苔が安く売られていた。

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わ、作った人の名前まで書いてあって、仰々しいというか、こういう海苔もあるのかと新発見。
「島内啓次」で検索すると、「伝統的手法で種から作る海苔」という記事が出てきた。

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で、買ってきたものを開封して食べてみたら、海苔がびっくりするほど、自然の甘さでびっくり、「あら、海苔って甘いものだったの」と思った。
ついでに、同じ大きさ1/4枚に切った田庄の海苔をそのまま食べてみたら、しょっぱい気がした。
また、長谷川商店の有明産は、しょっぱくはないものの、甘い!という程ではなかった。

うわ~、海苔によって、こんなに甘さが違うのだと驚いたのだが、でもね、おにぎりに巻いて食べてしまうと、余り、甘いの、しょっぱいのというのは気にならなかった、結局、海苔の味はご飯の味に飲み込まれてしまうので、価値観はバリバリ感になるのかな?(まだわからないけれど)

この海苔だけ食べた時の海苔の自然な甘さと、バリバリとした歯触りなぞ、有機栽培と伝統手法のなせる技?

それと、賞味期限3か月前にディスカウントが始まるということは、やはり、海苔は焼き立てが一番美味しいのだろうか?
(この佐藤海苔店の佐賀海苔も、焼いたばかりの方がもっと美味しかったのだろうか?)

そう考えると、私は一か月に一帖以上絶対海苔を食べるから、後、2,3帖、有機栽培の佐賀の初摘み海苔を食べ、それが切れたら、長谷川さんの焼き立て海苔に行ってみようかと、算段中。

by mw17mw | 2017-06-09 12:19 | 食材・食材のお店 | Comments(0)