佃煮屋さんを出て、北千住駅に続く道沿いにある「大橋眼科」を紹介、それに、北千住には、イトーヨーカ堂の一号店があるわよと、言ったのに、「あら~、見当たらない」、確か、大橋眼科の近くにあるのに...。
そうしたら、大橋眼科よりもうちょっと日光街道の方に行った建物があったところが大きな工事現場になっていた。
きっと、あそこが元イトーヨーカ堂だったに違いない、うわ~、イトーヨーカ堂の一号店が取り壊されているって、時代の流れが余りに早い感じがした。
その2つを確認してから、宿場通りに入り、路地にある本陣跡の説明書きを教えてから、さ~、宿場通りの100キンの看板猫にご挨拶。
と思ったが、相変わらず寝ていた。
でも、今回は周囲に飾ってあるものがちょっと違って、名前が「なるとくん」であること「アメリカンカール」という種類の13歳のオスであること、触っていい場所と触ってはいけない場所が図解で示されていた他、何と、この子だけではないけれど、
ぽちゃ猫ワンダーという写真集 に取り上げられたニャンコとのこと。
そこまでわかると、何だか、「会えるアイドル」みたいで、この子はただの看板猫ではなく、「街で気軽に会えるアイドルニャンコ」という気になってきた。(笑)
眼を開いているところを見たことないが、写真によると、眼を開けると可愛い顔をした猫さんのよう。
また、この子は、ビルの上の部屋に住むおばあさんに飼われていて、毎朝、エレベータに乗って店頭にご出勤、この場所で眠ってから散歩して、適当な時間にまた部屋に帰るらしい。(一階に下りるのは簡単なような気がするが、住んでいる階に間違わないで帰れるのか、不思議。誰かに階のボタンを押してもらい、一匹だけか付き添いの人がついて帰るのかな?)
帰りに再びなるとくんの前を通ったら、眼は開いていなかったけれど、顔を上げていたので、目をつぶったままだったが、初めて顔を見ることができた。
その他、祝日の宿場通りは、普通のお店が結構開いていて、居酒屋さんや飲食関係のお店が閉まっている印象であった。下の画像の乾物屋さんも営業していたし、その向かいの並びにある、昔からの木造家屋の婦人服の用品屋さんも、最近閉まっていることが多いのだが、その日は開いていて、ご店主のおばあさんの姿も見ることができた。
その後、宿場通りを歩いたら外せない「紙問屋の横山家」の古い建物と、その向かいにある絵馬屋さんを紹介。(絵馬屋さんは以前は中を見ると、絵馬を書いている作業の道具がまるで働いている最中のように置いてあったが、今はきれいに片づけられているよう)
その日は、荒川土手に行くつもりだったので、それよりもうちょっと進んで槍かけ団子のところに行った。(従姉妹に「やりかけ団子に行く」と言ったら、「作業をやりかけた団子」だと頭に浮かんだら「あら、槍をかけておいて食べたお団子だったのね」というのが面白かった。(笑)
その槍かけ団子の横の路地を日光街道の方に結構進むと、左側にあるのが「
市場食堂 さかなや」というお店で、将来的に行きたいので、場所を確認した。
ただ、「「足立市場」に勤める仲買人直営店ならではの、新鮮な魚介で季節の旬をご堪能!」と書いてある割には、点数が3.58で低くはないが、飛び抜けて美味しいという数字でないところが気になるけれどね。
この日は、このお店は営業していなかったけれど、駅に近い支店である「
さかなや別邸」は営業していると書いてあった。
両方ともそんなに並ばなくても良さそうなら、行ってみたい。(湯葉料理もそろそろ飽きたので)
あ、そうそう、芸術劇場の横から槍かけ団子まで歩いてみて感じたのは、北千住駅西口の商店街には、海苔巻き・いなり寿司やお赤飯・お団子を売るお店はまだそこそこ数が残っているのに、パンやケーキの個人商店が全くなかったこと。
宿場通りのホテルの一階に、コンビニスイーツのアウトレットはあるけれど、これだけ、個人のお菓子屋さんがないのも変とも思ったが、きっと、駅前のアトレやマルイのデパ地下の大資本のパン屋やケーキ屋さんにお客を取られてしまい、商店街のパン・ケーキのお店はなくなってしまったのかも知れない。(西口でも駅近に少々、東口にはケーキ屋さん、パン屋さんがあるとのこと)