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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

茗荷谷駅界隈-家族で、「イノウエステーキハンバーグレストラン」

既に一度書いたかもしれないが、先日、イノウエステーキハンバーグレストランで、今まで食べた中で最高ではと思うくらい美味しい豚肉を味わったら、甥の保護者とか責任者ではないけれど、影響力のある位置にいる伯母としては、「この美味しさとこういうお店を甥たちに教えなくては、知ってほしい」と心に浮かんだのだ。
本当に美味しいものを知っている不幸もあるけれど、でも、絶対、知っていた方が幸せだし、私の親戚として、やはり、そういうものがわかる子であってほしかった。

それに、このお店は、家から雑司ヶ谷の我が家のお墓に行く途中の茗荷谷にあるので、我が家のメンバーをお墓参りの帰りに連れて行くのにちょうど都合が良いのだ。(全員バスの一日乗車券を買っているし)
だから、5月2日が父の命日なので、その前の日曜日に皆の予定を合わせてお墓参りに行き、その帰りにイノウエさんに食べに行った。
(3月のお彼岸に私以外の人はお参りし損なっていたし)

お墓に行くときは、都バスの一日乗車券500円を買って、家の近所の停留所から大塚駅のバスに乗って、御徒町・上野広小路・湯島・本郷・春日と進んでいく。
そうすると、春日から大塚四丁目かな、そこまで、東京ドームシティから池袋駅東口行きが併走していて、富坂上・伝通院・茗荷谷とかお茶大前と進むので、そのどこかで乗り換えて、不忍通りを左折すると護国寺前、そのまま少し進んで、高速道路下を右に曲がってちょっと行くと、雑司ヶ谷霊園のすぐ前なのだ。
我が家のお墓に行く行き方は、昔からこのルートでバスを乗り換えていくのだ。(地下鉄で行こうとしたら、大変、大江戸線で飯田橋まで行き、有楽町線に乗り換えて、護国寺で降りて、歩いて10分以上?)

常々、通り道に手頃なお店があったら、甥たちにご馳走してあげたかったのだが、中々見つからなかった。

で、昨日は、9時半出発で出かけたら、バスの乗り継ぎがうまく行って、11時過ぎには茗荷谷に戻ってしまった。
11時半で予約してあったイノウエさんに少し早めに入れてもらって、6人用のテーブルについた。
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先日一人で来た時はよく見なかったけれど、このお店、とてもハイセンスで素敵だとわかった。
(詳しくは、このブログを読んだり、画像を見てください)
何て言うのか、東京のステーキ屋さんは、茶色い木の壁というイメージだけれど、5年前に開店したことのお店は、昔ながらのステーキ屋さんを感じさせない内装なのだ、素敵ね。(上に書いたブログからすると、最近のアメリカ的モダンなセンス?)

で、メニューを見て、私が奢るのだから、ポークソテーかハンバーグにしてねと全員に伝えてあった。
しかし、メニューを良く見た甥が、その中にミックスグリルを発見、「僕、こっちが良いのだけれど」と「ポークソテー、チキンソテー、ハンバーグ」のミックスグリルを指差した。
良いわよ、そういうおねだりができる大人は、甥2人にとって、この4人の大人だけだからと思い、OKしたら、もう一人の甥もだって、ま、二人ならいいさ。(もちろん、ミックスグリルの方が高いのだ、それでもね、ミックスグリルには、AとBがあって、Bの方が牛肉が入っていてもっと高かったのに、さすがの甥も、Aにしてくれたから、まだ、良かった。<笑>)

ゴールデンウィークでも営業しているし、予約もできたし、私の準備は完璧!と思ったのに、落とし穴があった....。
というのは、ここのお店は、ポークソテーに感激して、弟と甥2人の肉肉という男性陣に、その美味しさを味わって欲しくて、このお店に連れて来たのに、注文時に、豚肉が切れる寸前でちょっとしかないということが判明...。

そうか、イノウエさんとサービスの女性だけのお店だし、お客の予測がつかない連休中には多めの注文をしなかったかも知れない、先程のように甥2人はミックスグリルに転んだが、他の4人の大人は当初予定どおり「ポークソテー2つにハンバーグ2つ」を注文したら、少ししてから、サービスの女性が「すみません、豚肉が殆どなくなってしまい、ミックスグリルに入れる小さなポークソテーなら、2人前は可能なのですが、普通のポークソテーは無理とのことです」とのこと。
ゲゲ、そうしたら、ポークソテーを注文した弟と妹が、「だったら、僕たちもミックスグリル」ということになってしまった。
おばさん、細い脛で散財度が拡がった。(笑)
思わず、私もと言いたかったのだけれど、そうなのだ、ポークの関係でもうミックスグリルはそれ以上無理なのだ。
ということで、私と弟の嫁さんがハンバーグということになった。

下は、ランチ時についてくる、さつまいものサラダとスープ、大根の洋風の煮もの。
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後、ライスが悩みで、ここの美味しいと言われる焼きめしを頼むと、お肉を食べる間はご飯がなく、終わってからご飯が出てくることになってしまう。
「理想は、ハーフ&ハーフだね、できませんか?」と聞くと、鉄板の奥にいる井上さんから、「やったことはあるけれど、微妙に美味しくないんだよ、やはり、全部焼きめしにしないと微妙に美味しくない」と言われ、頼んだ人は諦め、普通の焼きめしが3人で、普通の白いライスが2つ、大盛の白飯が1つ頼むことになり、お肉を食べる間、白いライスの人は、少しずつ、焼きめしの人にご飯をあげ、食べ終わった鉄板で焼きめしを作ってもらった人たちから、少し、焼きめしをもらって、味見した。(下は、出てきた順序は違うが、ステーキ皿に残った脂やソースを生かした焼きめし)

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食べ終わって、どれが一番美味しかったと聞くと、甥や妹たちは、「全部」とのこと、チキンも何気に美味しくて、ポークに張っていたし、ハンバーグも焼きめしもそれぞれ美味しくて、甲乙つけがたいとのこと、全員食べ終わって上機嫌。
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私としては、今回ハンバーグを食べたのだけれど、悪くはないけれど、ポークソテーの方が美味しかったと思った。
(それと前回、こちらのステーキソースに違和感を感じたが、今回は、慣れたせいか、美味しかった。)
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ま、でも、皆、「美味しかった~」という言葉を送ってくれたので、奢ってあげた甲斐があった。(スポンサーとしては、コーヒーは省略させてもらった)

料理は美味しいし、お店はきれいだし、流れるBGMが、どうもイノウエさんが我が兄弟と同世代なのか昔懐かしいアメリカンミュージックで、我が家にぴったりという皆の感想になった。
(私が選ぶお店って、内装・外装に拘らない味本位のお店が多いけれど、このくらいきれいだと「それも長所、できたらその方良い」と思えたし、私たちよりおしゃれなこれからの時代を生きる甥たちも、将来人と一緒に来ようと思えるお店かもと思った。)

考えてみると、甥たちが高校生の頃、思春期だったせいか、二人とも「外食嫌い、家で気ままにご飯食べる方が良い」みたいになって、法事でもない限り、外で食事をしなくなっていたのだ。
しかし、その後、大学で、青春を送ったら、外食嫌いも治ったみたい。
今回、二人とも、「美味しいものを食べに行くのなら、いつでも誘って」だってさ。(笑)
別にもう肉でなくても良い年になったらしいが、でも、懐石とかフランス料理とかまだだめだろうな?

また、今回、話していて、甥1はもう27歳なのだって、「え~、あんたと知り合ってもう27年か、感慨深いね」ということになったのだが、ま、向こうは、ふにゃふにゃした赤ちゃんから27歳の公務員にまでなって、ずいぶん進化したのに、私は27年前と余り変わっていないな~と反省。

甥2は、知らない間というか、余り気にしていない間、この前の3月に、法科大学院を卒業して、今は、5月の司法試験の勉強をしている最中なのだって。
今は、どうやって生活費を出しているのかとか、今後、試験が終わったら?とか、試験に受かったらということを聞いた。

普段の日は、たまにしか、会わないし、会ったとしても「元気?」と二言三言話すくらいしかできないのに、今回、ゆっくりお話しできて、そして、喜ばれて良かった。

お店の玄関から、春日通の反対側に進むと右側に、下の画像のようなモニュメントがあり、どうも、春日通りを挟んで向かい側にあった「同潤会大塚女子アパートメモリアル玄関柱」とのこと。
確かに一番上の煉瓦の色合い、その建物があったことを思い出させる。
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後、バスの一日乗車券を持っているのなら、2回乗り換えれば、白山のはま寿司にご案内できるのだけれど、100円寿司についてきてくれるかな?(奢ればついてくるような気がする)

by mw17mw | 2017-05-01 16:40 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)