とっくり

先日、我が家の近所の天ぷら屋で忘年会があった。
その時の燗酒がすごく美味しかったのだ。
で、その話は別に書くとして、自分で湯煎でお燗するべく、合羽橋にとっくりを買いに行った。

どんなものがいいのかわからず、適当に選んだものについて、お店の人から「1合と2合、どちらにしますか?」と言われ、「1合とっくりを」と答えた。
お店の人が「1合とっくりというのは、8勺(しゃく)入ります、ご商売ですから」とのこと。

これでわかった、「正1合の店」と書いてある飲み屋さんがある理由を。
飲み屋さんや居酒屋さんで、1合と頼むと、みかけ1合のとっくりにお酒が入って出て来るが、どうも、1合の80%しか入っていないのが通常のよう。

d0063149_2221878.jpg1本250円で安いからそれでもいいやと買ってきて、家で触ったら、底がすごい上げ底(笑)
小指の第一関節までの長さの2/3が入ってしまう感じ。
別に、普通の飲むお店で1合と言っても、80%くらいしかお酒が入っていないということを聞いたことがなかったわけではないけれど、この上げ底で、本当にそれを実感した。(今まで、私にとって、それはどうでも良いことであった。<というか、意識していなかった。>)
何となく、飲みに行って、一合とっくりが出て来るから、その大きさで一合入っているのだなと何となく思っていたのだ、でも、でも、実は、大きさは一合でも、上げ底が実態なのだ。

家庭用品売り場やちゃんとした和食器屋さんでとっくり買えば、こんなことないのかも知れないとは思ったが、多慶屋で売っているとっくりの底を見たら、殆ど上げ底だった。
和食器は特にそうだけれど、どのくらいの量が入るのが不透明なものが多い。

昨晩、おじさんフレンドと某居酒屋に飲みに行った。
私の現在の関心は、つけ醤油ととっくり。
お醤油の味を確かめ、とっくりの底を確かめてしまう私。(笑)

お刺身が出てきたときに、つけ醤油を舐めてみる、すごく穏やかな味。
きっと何かが入っているに違いないと思う。

d0063149_22241100.jpgとっくりはこの写真のとおり、このお店のとっくりは、余り上げ底ではないが、容器自体が小振りかな?









d0063149_2231435.jpg結構、これはと思ったのは、冷酒のコップと枡(ます)。
これは、上げ底ではなく、ガラスの厚底。(2cmはあると思う)
で、小さいこのコップと枡にこぼれるように入れて、8勺かな~と思うが、量ったわけではないので、何とも言えない。(でも、このお店は、正一合のお店と書いてないから、8勺なのだろう)
コップに溢れるように注ぐと、得をしたように感じるところを狙っているのかな?
何か、合羽橋の和食器屋さんのいう「ご商売」ということを円滑に行うために、容器の底に色々工夫をしているのだと思った。(笑)

このお店で写真を撮るときに、ちゃんと店員さんに「写真撮っていいですか?」と聞いたら、「どうぞ」と許可してくれたけれど、こんな小姑のような写真を撮るなんて、向うは想像していないだろう。(笑)
当分、飲みに行ったら、コップとかとっくりがどうなっているか、まじまじ研究してしまいそうで、怖い。
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by mw17mw | 2005-12-18 22:10 | 道具 | Comments(0)