浅草駅界隈-「丹想庵 健次郎」でそば御膳(ランチ)

いつもは土日に東浅草に仕入れに行くのだけれど、先週の土曜日仕入れに行ったのに、在庫品のチェックがいい加減で、月曜日の今日、売り切れを出してしまい、どうしても、仕入れに行かねばならなくなった。
いつもなら、朝のうちに行ってしまうのだが、今、整形外科に怪我のリハビリに行かねばならないので、お昼休みに仕入れに行くことにした。

それだったら、いつも行けないお店でランチを食べようと、「丹想庵 健次郎」さんに決めた。
ここは、お昼は、月曜日から金曜日までの平日のみなので、私のように、土日祭日の昼間に観音裏に良く行く人間には無縁のお店であった。

でも、以前、桃猫さんのブログで知って、一度は行ってみたいとずっと思っていたのだ。
(桃猫さんのブログの日付から見ると、4年経って、ようやく行けたのだ。)
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ここはミシュラン ビブグルマン受賞店とのこと、でも、行列ができるイメージがないし、行列ができたと聞いたこともないのは、駅から遠い立地だから?(と思うのだけれど、本当のところは知らない)

場所は、言問い通りから行ったら、千葉屋のもう一つ先の角を曲がってまっすぐ、路地を3つ越したところの右側。
千束通りから行ったら、鳥竹松という鶏肉屋さんの横の路地を曲がり、路地3つめ左前方。

お昼は2時までと書いてあって、1時半頃着いた。
このお店のグルナビの画像では、靴を脱ぐ席しかないように見えたが、実際に行ったら、カウンターが椅子席であるほか、4人席で靴を脱がなくていいテーブルがあって、カウンター席に案内されたので、ホッ。

そうそう、店内の印象というのは、今、新たにお店を開く腕に覚えのある若い人のお蕎麦屋さんって、その店主の美意識ですごくスタイリッシュな場合が多いと思っていた。
でも、このお店は、今風のスタイリッシュにも気を遣いながらも、昔見かけた覚えのある民芸調のお蕎麦屋さんの面影も店内に残しているようで、そこらへんが、気取っていなくて、温かい雰囲気を醸し出しているかもと思った。

また、蕎麦前のメニューとか出ていたり、お酒の瓶が沢山並んでいるから、半分居酒屋さん的雰囲気。
(蕎麦前メニューは、八寸とお蕎麦で2千円と出ていたかな?)
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お昼のメニューは、単品で頼んで良いし、日替わりの「本日のそば御膳や「お昼のみ限定五食の天丼」を頼んでも良いとのこと。
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そば御膳のメニューが良くわからないので、お店の人に聞いたら、まず、冷たいお蕎麦か温かいお蕎麦を選ぶ。
その次に「鱚・旬野菜天」「上かき揚げせいろ」「とろろご飯」の中から一つ選ぶ。(上かき揚げせいろのみ1500円、他、1000円)
おまけにどれを選んでも、「ご飯・香の物・小鉢」がつくんだって。(とろろごはんの時のご飯は良くわからないが)

ということで、「冷たいお蕎麦で鱚・旬野菜天」を選んだのだが、今日は鰆の良いものが入ったので、鱚ではなく鰆とのこと。

まず、最初に運ばれてきたのは、菜の花のお浸しの小鉢と香の物、そばつゆセット。
菜の花も香の物も、新鮮な野菜で丁寧に調理されたもので良かった。
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次に出てきたのが揚げ立ての天ぷら。
まさか、結構なが売れたお蕎麦屋さんの千円のランチで、こんなにたくさんの天ぷらが出てくるとは思わなかった。
鰆が蓋きれ、ニンジン、青いのが オクラ?(これは忘れてしまった)、ナス、かぼちゃ、さつまいも、もう一つ何かあったような覚えが...。
所謂天ぷら屋さんの天ぷらではないけれど、揚げ立てだし、量はたっぷりで満足。
全部美味しかったけれど、やはり、今日のお勧めのさわらの天ぷらがねとっとしていて本当に美味しかった。
二切れ出てきて良かった。
天ぷらの汁は熱いものが用意されたが、とても薄味。
ただ、お蕎麦を食べるそばつゆと、天つゆが別であったので、良かった。
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おそばが出て来た時に写真を撮り忘れ、食べている途中のものでごめんなさい。
細くて腰があって、美味しかった。
そばつゆは、甘くないけれど、藪の辛汁まで辛くはなく、穏やかな味。
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天ぷらを食べていたら、お店の人が「ご飯出します」とご飯を出してくれたのだけれど、他の人たちはそういうことがなかった。
私は、以前にも書いたけれど、天ぷらとお蕎麦を一緒に食べるなと父親の遺言があり(笑)、天ざるを食べる場合、本当は、お蕎麦だけを最初に全て食べ終わった後、天ぷらだけを食べるのだが、それが余り一般的な食べ方ではないみたいで、お店のお姉さんから見たら、お蕎麦が出てくる前に天ぷらに箸をつけだした私は、お腹を空かせておそばが待てない人に見えたのかも。
ま、でも、「親の遺言で」なんていうのも面倒だったので、そのままにした。
正しくは、やはり、天ぷらとお蕎麦が揃ってから箸を持って、交互に食べるのが正しいのかな?

ご飯の画像も撮るのを忘れたが、とても美味しくきれいなご飯であった。
お姉さんは、「ほんの一口ですが」とのことだったが、6口くらいあったかな、お新香と残しておいたナスの天ぷらでいただいた、ご飯の質も良くて、このお店、素材が皆良いので、気に入ったし、お蕎麦だけではちょっと足りないと思ってしまうところに、ちょっとだけでも、しかも上質のごはんがあるというのは嬉しい。

そうして、最後に、残った蕎麦汁に茹で汁を入れて薄めて飲んで、終わった。

何だかな~、この量、この素材の新鮮さ、この丁寧さで、千円は本当にすごいと私は思う。
まだ一回目だから、余り欠点が目に入らないけれど、ま、大雑把に行って、平日、浅草にいらっしゃるのなら、このお店、お勧め。

本当は夜の方が良いとの評判あり。

ただ、食べているときとか気にならなかったが、家に帰ってから、アイスクリームが食べたいと思ったということは、ちょっと天ぷらの油切れが良くないかも知れない。

やはり、一人の料理人が、蕎麦も天ぷらも両方ともに同時に気を遣って料理するのは無理が大きいかも。
(と書いたが、千円で両方完璧を考える方が図々しいかも)

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by mw17mw | 2017-02-06 17:48 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)