浅草駅界隈-懐かしの「正華飯店」の肉まん

先日、今半の宴会の後、まるごとにっぽんを見た後、雷門通りに出ようと、すしや通りを歩いていたら、新しい店で「正華飯店」の文字が目に入ってきた。(食べログ情報は、こちら
d0063149_21210705.jpg
正華飯店って、ずっとずっと昔、40年くらい前に、雷門の並びのちんやの近所にあった中華料理屋の名前。
知らないうちになくなっていたのは、いつだったのだろう?気づかないうちにやめていた。
(と思ったが、今、検索したら、こちらの記事が出てきて、2007年9月30日に閉店していたらしい)
そうして、この度、知らないうちに、浅草に戻ってきたよう。

正華飯店で食べたことがあるのは、40年近く前に、多分1,2度だけなので、味や料理に特段の印象が残っていない。
雷門界隈で、町中華以外の中華を食べようとしたら、ここだったような覚えがある。

で、今回、すしや通りの入山煎餅の近くに、復活かと思ったら、レストランはなしで、直売店を開いた模様。
売り子さんに事情を聞けなかったが、今は、足立区に工場があるとのこと。
d0063149_21210113.jpg
最近、美味しい肉まんが食べたくて仕方がなかった私は肉まんを2つ頼んだ。
肉まんには、温かいものと冷凍のものがあるとのことで、すき焼きを食べた直後だったので、冷凍の肉まんを2つ買って来た。(足立の工場から浅草へ冷凍で持ってきているみたい)

ちょっと不親切だと思ったのは、冷凍肉まんの家での戻し方とかの紙が添えられなかったこと。
当然入っているものと思ったので、安心して家に帰ったが、入っていなかった。(涙)
ま、でも、どうやっても大丈夫でしょうと、自然解凍してから、蒸して、食べられるようにした。
d0063149_21211255.jpg
ここの肉まんの一番の特徴は、皮が殆ど甘くないこと、これはすごく良い。
セキネにしろ、551の蓬莱にしろ、肉まんの皮って、やたら甘ったるいことがうるさかったのだ。

そうしたら、もらって来たパンフレットに、「正華の饅頭は、【老麺】で出来ています」と書いてあって、老麺(ローメン)の解説が載っていた。
老麺は「中国から来た天然酵母の一種で、老麺を使ったものだけが本来の中華まんじゅうと言えます。
皮の滑らかさ、醗酵によって出てくる風味など、イースト菌発酵饅頭とは本質的に違うものです。」とのこと。
でも、お肉の餡が何て言うのかな~、余り、「肉、肉」していなくて、あっさりして個性を感じないところが物足りない。
何でも、皮がセールスポイントらしく、「正華は、八十年に渡り、中国本土から持ち帰ったこの老麺のタネを大切に保存管理し、独自に中華饅頭を作り続けてまいりました。中国本土でも、近年多くの中華饅頭はイースト菌発酵が中心となってきており、老麺は数少ないものとなっています」らしい。

甘くない(もしくはほんのり甘い)点、確かにイースト菌発酵とは違うと思う、それ以上どうよ?と言われると、それ程他の饅頭に差がついていないような気がする。
(話は飛ぶが、私が一番好きな肉まん(豚まん)は、神戸の老祥記のもので、ここもイースト菌を使わないで、麹を使って皮を発酵させているというが、これも、中国本土で作られていた肉まんをイーストで作りたくなかった工夫かな?と想像した)

ま、今のところ、私はセキネの肉まんは甘いからだめなので、浅草で肉まんを買うなら、こっちかな?
でも、もうちょっと色々買って味わってからこのお店を評価したい。

(話はずれるが、年末年始に、ラーメンの歴史みたいな番組を見ていたら、この新しい正華飯店直売所の左側の並びに外人用のホステルだったかホテルができたのだが、そのラーメンの歴史によると、その場所が日本で初めてラーメンを出したお店があった場所と紹介されていた。)

それにしても、老祥記、東京に出てこないかしらね?
(そういえば、昨年夏だったか秋だったかに、テレビのニュースに老祥記が出てきたのだが、それが、何と「「豚まん」中国人店主、日本政府から黄綬褒章を授与」という話題であった。
そうなのだ、豚まんの味だけでなく、店主さんたちの生き方も含めて評価され黄綬褒章を授与されたのだろうけれど、ここの豚まんは、本当に日本でオンリーワンでナンバーワンの豚まんだと私も思う。(好みはあるだろうけれど)

こう書いていたら、本当に老祥記の豚まん、食べたくなってしまった。(笑)

[PR]

by mw17mw | 2017-02-01 21:54 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)