人形町駅界隈-「小春軒」で特製かつ丼

日本橋海苔店で買い物をした後、11時半ちょっと前だったので、小春軒の前に行ってみたら、営業している上に誰も並んでいなかったので、入ることにした。
私は昨シーズン、ここの牡蠣のバター焼きがやたらに気に入ったのだが、ここの有名な名物である「特製かつ丼」を食べていなかったから。
さっさとこれを食べてしまわないと、落ち着いて、牡蠣バターを注文できないと思ったのだ。
それにね、牡蠣バター焼きのことはあるけれど、それ以外にこのお店、何となく感じが良いし、安くはないけれど、他のお店に比べたらリーズナブルな料理が多いしね。
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お店に入ると、ところどころ、席が空いていて、相席だったけれど、すぐに座ることができた。(というより、このお店は相席が前提)
で、お店を出たのは12時前だったけれど、店の前には5,6人の行列ができていた。(このお店は、11時開店だから、ささっと食べたいのなら、11時半前が良いと思う)

で、特製かつ丼(しじみの味噌汁付き)を注文。
ここのかつ丼というのは、他所にはないスタイル、良くテレビにも出てくるし、隣で食べている人と仲良くなって、ちょっとしゃべった折なぞ、感想というか、どういう味か聞きたいのに、今まで、聞いたことがないのだ。
美味しいらしく、皆、美味しそうに食べるのだけれど、どういう風に美味しいか、言えない料理のよう。

と思ったので、出てきた料理を気合を入れて頭で考えながら、食べてみた。
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なんていうことはないのだけれど、見ての通り、ご飯の上に、小さめのサイコロに切ったじゃがいもとか人参がゴロゴロ乗っている。
このジャガイモやニンジンの野菜類が汁を吸っていて、煮溶ける手前の柔らかさで美味しい。
何ていうのだろう、肉とお醤油が入っていない肉じゃが?カレーと塩が入っていない日本の家庭風カレー?
味がないわけではないけれど、お醤油を使っていないことだけは良くわかる、だから、きつい味が全くなく、とてもまろやかで優しい味。
カツは一口カツで、揚げた後、汁にダイブさせて、衣に汁気を十分吸わせて柔らかくしてあった。
だから、ご飯や野菜と違和感のない柔らかさで合っている。(そういう衣が嫌いな人はだめだけれど)
そこに、半熟に焼いた卵が入っていて、混ぜて食べるのだ。(最後、飽きてしまい、食卓にあったお醤油をちょっとかけてしまった)
本当に優しい味、食べ終わった後の口の中で感じたことも併せて、想像すると、多分、このかつ丼全体の具に絡まっているのは、そんなに濃くないデミグラスソースを、柔らかい和風の出汁(かつおの荒節とか)で割ったものではないかと思う。
食べ終わった後、かつおっぽくないのだけれど、何だか、柔らかい味の和風の出汁の味が口の中を支配する。(しじみのお味噌汁については、余り印象に残らなかった。)

へ~、良くわからないけれど、これは、ここの初代の方が、西洋のカツレツを日本人に食べやすいようにアレンジしたものなのかな?
世の中の主流のかつ丼は違う形が流行して、ここだけ、ガラかつ丼になってしまったけれど、皆どこでも同じより、独創性があったほうが楽しい。
これはこれで「あり、美味しい」とは思うけれど、嵌まる程ではなかった、でも、謎解きも楽しいし、気に入るかも知れないから、一度は試す価値あり。
また食べるかというと、次回以降、冬の間は、お気に入りの牡蠣バター焼きを注文すると思う。(笑)

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by mw17mw | 2016-12-11 11:03 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)