銀座ふらふら すずらん通りから金春(こんぱる)通りへ
2016年 11月 08日
実は、銀座4丁目の方の路地に、長野県がアンテナショップを出したとのことで、そこを見に行こうということになった。
すぐに、ファミリア 銀座店が出てきて、今の朝ドラは、このファミリアの創業者たちの話なので、その展示会を行っていた。
(私は朝ドラを見ているので、興味津々、他の人に説明する古くからの社員の話をついでにきかせてもらった。何だか、テレビの4人の主人公と実際の創業者4人は余り重ならない印象であった。)
私は結婚もしなかったし、当然子供も産まなかったので、ファミリアは名前は知っていても、全然縁のないお店であった。
その後、4丁目の交差点を有楽町の方に曲がり、一つ目の角を曲がって、すずらん通りに入ろうとしたら、何だか、武者姿の派手なおじさんたちが二人も...。
その時は、10月の最後の土曜日で、中央区観光商業祭りの期間だったからか、すずらん通りにワゴンが出て、甲冑を着た人とか、長野県のゆるキャラが3匹も出てい手、楽しさを盛り上げていた。(ゆるキャラを数える単位は何でしょう?)
で、無事、「銀座NAAGANO」というアンテナショップに着いた。
とても混んでいて、人気があるみたいだが、私の欲しいものはなかった。
何が欲しかったかというと、小布施の桜井甘精堂というところの落雁。
小布施のお菓子屋さんでは、小布施堂のものはそこらへんのデパートにお店があるのだが、桜井甘精堂は基本的に東京に寝室していないのだ。
だから、アンテナショップに行けば、種類多くあるかなと思ったのだが、栗かのこの缶詰みたいなものしかなくて残念。
(小布施堂の落雁でも良いのだが、一度、本場で買ってきた桜井甘精堂の落雁をいただいたことがあって、こちらの方が美味しいと思ったのだ)←と思ったが、我が家の近所だと日本橋高島屋で販売しているとあるが、落雁があるかどうか、今度見に行こう。
その後、向かいの「清水薬局」という薬局屋さんの中に、「サトちゃんミュージアム」があるとのことで、暫し見学。
お店の人が色々教えてくれたけれど、下の画像の右上の大きな象のサトちゃんは、佐藤製薬の製品(ユンケルとかストナとか)を5万円買うともらえるのだって...ユンケル5万円ね~。
その下の小さなサトちゃんは、3千円商品を買うともらえると言われてもね~。
今、佐藤製薬は、ユンケルのCMでイチローと契約している関係で、象のサトちゃんに、日米の球団のユニフォームを着せているらしい。
でも、ずっと、洋服を着ている象ばかり見てから、裸の象を見ると、「わ、恥ずかしい、あの象、裸よ、恥ずかしくないのかしら?」とか言いたくなるから不思議。(笑)
で、清水薬局さんを出てから、フラフラ通りを歩いていると、どこまでがすずらん通りでどこからが金春通りか良くわからなかったのだが、段々、夜の大人の街風になっていくのがわかる。
昔、良くあった、個人の女性が頑張っている小さなバーがたくさん入っている風の雑居ビルに見えたが、まだ、あるのだ~、バブルはじけた後も頑張っている人は頑張っているのだと、ちょっと感激。(でも、勝手に昔風のバーを想像したが、実際は違うかも知れない)
とそうこうしているうちに、私が大好きな「やす幸」(やすこう)が出てきた、ここにあったっけ?何せ20年近く行っていないから忘れていた。
やす幸のページには、「すずらん通り」のやす幸とあり、そこはすずらん通りなのかも。
銀行員時代、たま~にしか行けなかったけれど、ここのおでんは本当に高いけれど、美味しい。
好き勝手に食べると、20年近い前、一人1万円近くかかったのだけれど、20年後の今はいくらなのだろう?
(でも、食べログを見ると、やはり、今でも1万円弱のよう)
ここのおでんのつゆは薄味で白っぽいから関西風かと思ったのだけれど、関西でおでんを食べると、牛筋が入っているから、汁の色は確かに薄い色なのだけれど、脂が浮いていたりして、やす幸のものとは全然違っていた。(やす幸は肉類を入れない、我が家と同じタイプのおでん)
何だろうね?
ここのおでん、最高に美味しいのはつみれで、中に柚子の皮が仕込まれていて、食べると、柚子の香りがふわっと広がり、どこにも負けないと思う。
あ~、死ぬまでにもう一回行かなくては。
そのうち、金春湯という銭湯が出てきた、家に帰って調べると、江戸時代から続いている銭湯なのだって。
金春通りの歴史というページに、この銭湯は、「江戸時代から存続している都内の銭湯の3軒の内の1軒であれば、それだけでも文化財級」という言葉も頷ける。
銀座のメインストリートのすぐ裏通りにこんな銭湯が未だに続ていること、銀座って古くて歴史のある商業地域だと改めて思う。
と歩いているうちに、もう少しで新橋というところまで戻って、無事「俺の割烹」に到着。