谷中フラフラ−「朝倉彫塑館」と「シャレースイスミニ」

先週の土曜日は、広島Iさんとお約束。
どこに行こうかと相談して、最初に決まったのが、先日、旧古河庭園のガイドさんに習った天才小川治兵衛さんの東京におけるもう一つの作品である国際文化会館のお庭訪問。
二人とも「国際文化会館」の存在すら知らなかったので、良くわからず、旧古河庭園のガイドさんの言によれば、「庭が見学のために開放されているわけではなく、レストランやカフェで食事すれば、見ることができる」とのこと。
ということは、国際文化会館でお昼を食べることに決定。

その後、広島Iさんが「俺のシリーズ」のどこかに行きたいと提案してくださり、女性二人だったら、イタリアンやフレンチより、割烹がたくさん種類を食べられそうということになった。
無事、銀座8丁目の「俺の割烹」の予約を広島Iさんが「5時」からで取ってくださった。

そうなると、夜しっかり食べるということは、国際文化会館の食事は、レストランのコース料理ではなく、カフェの方で軽い一品料理の軽食にすることとなった。

とここまでは決まったのだが、だったら、午前中は?ということになり、私の方から、他に何も浮かばないのなら、日暮里で待ち合せて、朝倉彫塑館を案内したいと提案した。

というのは、広島Iさんは、谷中は歩いたことがあるとのことだったが、行った場所を聞くと、朝倉彫塑館がなかったのだ。
私が思うに、谷中散策して、あんな素敵な朝倉彫塑館が抜けるなんて、あり得ないこと。(私の考えではですよ)
ということで、ちょっと強引に朝倉彫塑館を案内した。(後、朝倉彫塑館に行っておけば、二度と谷中に来なくても「見忘れはない」と言えると思うおせっかい<笑>)
私としては、台東区で一番好きな場所なので、趣味の押し付けをしてしまった。

でもね、朝倉彫塑館は、三人展という、「朝倉文夫」とお嬢さんの朝倉摂・響子さんの作品展をしていたのだ。
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悪いけれど、朝倉彫塑館とか庭園美術館とか、その建物と調度品が芸術的に優れている場合、他の作品を並べられると魅力が半減してしまうように思えた。

その上、耐震工事が終わって、今回見に行ったのが二度目なのだが、実は、真ん中の池の庭に置いてある巨大な石の並び方が耐震工事前と変っていて、全く、以前の意味をなしていない池となっていることに気づいてしまった。
その大きな5つの石は、「仁・義・礼・智・信」を表わすものとされ、耐震工事前のパンフには、朝倉文夫が、朝な夕なに、自分を戒めるために見ていたと書いてあった。
しかし、耐震工事で、ま~、やむを得ない事情かとは思うが、どういうわけか、石の並び方が台無しになっていた。(涙)
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(朝倉彫塑館は館内撮影禁止なのだが、屋上だからと画像を撮った)

旧古河庭園のガイドさんが、「戦前、お金持ちは、自分の庭に大きい石を飾ったものだ、それは富の象徴でもあったから」と習ったので、今まで気づかなかったけれど、朝倉文夫さんは、石の美しさに理解もあったのだろうが、著名人の銅像等を手掛けて関係で、お金に恵まれた芸術家であったから、あんな大きな石を5つも谷中のお庭に飾ることができたのだとわかった。

今回良かったのは、いつもは、和館の三階の朝陽の間を見終えた後、一階の玄関近くに戻り、洋館の階段を上がって、洋館の屋上に上がるのだが、今回は、和館の三階から洋館の二階に通じる戸が開けられており、そのまま、洋館の二階に出て、急な外階段を上がって、屋上に行くことができたことくらい。

屋上には家庭菜園を初め、色々な植物が植えられていて、日本風庭園とは全く異なる趣で面白い。
また、上野台地のてっぺんに建てられた三階建ての建物の屋上から周囲が広い範囲で見ることができること、錯覚なのだろうけれど、空が近くに感じられることが楽しかった。

この前に朝倉彫塑館に来た時は確か雨で屋上に出られなかった覚えがある。
家の真ん中の和の庭園がグレードダウンした今、雨が降っていないで、屋上に出て、庭や空を見ることができることにすごく価値を感じた。
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朝倉彫塑館を出た後、山手線で駒込まで出て、南北線に乗り換え、「麻布十番」に行けば良いのだが、日暮里駅に戻るのも知恵がないので、朝倉彫塑館から出た道を真っすぐ歩き、「スイス人がなぜか、お墓とお塔婆のある谷中に、山小屋を建ててしまったの」というシャレースイスミニに案内。
(ここは表通りに建っていたら、絶対的に周囲の景観を壊す建物だけれど、道からちょっと奥まったところに建っているので、どうにか周囲の景観を壊さないで済んでいる。)
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小さな庭を歩いて、建物の中をちらっと見て終わりだったけれど....。
お庭隅の鶏小屋に相変わらず鶏はいなかったけれど、二階建てのうさぎ小屋があったのだが、どうも、うさぎが一匹専用で、一階と二階が結ばれていた。
ハローウィンだから、かぼちゃがあったけれど、こんな大きいかぼちゃ、本物とのこと。
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シャレースイスミニを出て、諏方神社に入り、「ここが、40年くらい前に池波志乃と中尾彬が結婚式を挙げた神社」と紹介、そのまま神社の境内を突き抜けて、崖にある階段を下り、山手線や京浜東北線の下に山手線の線路の中側から外側に通じるトンネルみたいな抜け道を紹介、歩いて出てきた。(こんなもの、わざわざ紹介する必要もないのだけれど、存在自体が面白いので)

そうして、無事、西日暮里駅について、山手線に乗り、駒込駅から、南北線に乗った。
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by mw17mw | 2016-11-01 20:22 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)