日本橋駅界隈−「つじ半」でぜいたく丼(梅)にチャレンジ

一昨日の土曜日は、広島Iさんと半日ご一緒であった。
まず、お昼は、大人気で行列で有名な「つじ半」に行ってみたいという広島Iさんのリクエストで行ってみた。
私も、一人なら大行列に並ぶ気はないけれど、友達と一緒なら、気が紛れるから、並んでみようという気になった。

なんでも、平日の12時50分で、行列19人とのことで、土曜日は大混雑の筈。
一番要領の良い並び方は、開店の一時間前くらいから並ぶこと、1時間かけても、最初のグループに入れれば、これが一番並ぶ時間が短い方法だと私は思っている。

このお店、ランチは11時からとのことで、10時に着くように行ったのだが、表は、発泡スチロールの空箱が積み上がり、暖簾も出ていないし、お店を示すものは何もなかった。
でも、魚が入っていたと思われる発泡スチロールがそのお店の証拠と思って、見当がついた。
掃除もまだであったし、誰も並んでいなかった。
さすが、一番は恥ずかしいと思い、10分くらい周囲をウロウロしてから戻ったら、前に4人の人が並んでいたので、その後ろに着く。
そのうち、ゴミの収集業者が箱を運び去り、女性が出てきて、掃除をするので、大きな道の方に並んでくださいとのこと。
10分くらいで掃除が終わり、路地にあるそのお店の玄関前に行ったら、行列に対応すべくロープが張られていた。
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で、私はこのお店のこと、殆ど知らないで行ったのだ。
一度テレビで、天丼の金子半之助の経営者と、ラーメンで色々な種類のラーメンの多店舗展開をしているつじ田の経営者がコラボして、海鮮丼のお店を始めたら大人気で大行列というのをテレビで見たくらい。(私の金子半之助に行った時の感想つじ田に行った時の感想

ま~ね、金子半之助もつじ田も行ったことがあるけれど、私としては、両方とも不味くはないけれど、二度目はないお店であった。(金子半之助はすごい行列であるからということもある、ただ、このお二人のお店は全て成功しているし、アイディアマンであることは確か)

それと、行く前に食べログを少し読んで行ったら、基本は、梅という海鮮丼で990円、竹がそこにかにが入り、松は、竹にウニが入るとか書いてあった。(でも、大抵のコメントには、「梅」で十分と書いてあった。)

で、11時前に、女性が出てきて、紙に書いた3つのメニュー表を見せながら、順番にオーダーを聞いていく。
梅のところに「9種の魚の名前」が書いてあったが、それ以外はどこにも書いていないので、よくわからなかった。
ただ、築地の仲卸の名前が入った発泡スチロールの箱をたくさん見たので、新鮮なのだろうとは見当がついた。
私は何も言わず、広島Iさんにオーダーを頼んだら、見事「梅」を選んでくれた。(というのも、私たちの前の人たちが皆「梅」だったので、きっと梅で十分なのだろうと思ったのだって)

11時になって、順番に中に入ると、カウンターだけで12席のお店であった。
私たちは、5番と6番目。
カウンターの中には、板前さんが3人、うち2人は、中年から高齢者手前という感じの人たちで、昔からそこで商売をしていた感じを醸し出していると思う。(でも、このお店って、新しいでしょう?)
そして、厨房の間の高い板の上に、予め、それぞれに、胡麻だれに漬けにされたお刺身3切れと、卵黄で割ったと思われる小さな醤油が置いてあった。
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それを自分の前に置くと、4人ずつ、どんぶりが供された。
食べ方は、カウンターのところに書いてあって、一通り読むと、まずは、海鮮丼を食べてから、中の板前さんに「スープお願いします」と頼んで、ご飯を追加するなら、その旨伝え、白濁した鯛のあらのスープに入れてもらう。
そこに、漬けになっているブリ2切れに、後1切れは何だろう、鯛?をお茶漬けというか、スープ漬けに入れてすするのだ。

という手順を読んでいたら、第二グループのぜいたく丼が目の前に出された。
海鮮丼と言っても、お刺身のような切り身が乗っているものではなく、細かく切ったお刺身を味からすると、中落ちでまとめたような細かい魚の塊であった。
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そこに黄身を割ったお醤油に、どんぶりに乗っていたわさびを投入し、よく混ぜ、ぜいたく丼の上からかけて、食べ出した。
新鮮で臭みもなく美味しいのだけれど、中落ちの味が全体を支配する中、時々、魚の切れ端やイクラや葱が口に入ったりした、でも、ほとんどは新鮮な食べ慣れた中落ちの味だと思う。
でも、何で、海鮮丼に、黄身を混ぜたお醤油なのだろう?
並んでいるとき、何かをスマホで見たら、ここの海鮮丼は、何だか、見た目わからないけれど、魚の切り身同士を離れないようにくっつける化学的なものを使っていると書いてあって、そうなのかな?どうなのかな?と気になった。
我が家の近所に、まぐろの切り落としに酸化防止に植物油を塗っているスーパーがあるけれど、そこの植物油を塗ったまぐろを食べたときのような味は確かにしなかった。
ご飯も美味しいものであった、でもね、全部食べ終わった時、何ていうのだろう、美味しいというか、問題ない味だったのだけれど、「感激の味」ではないことは確か。

ということで、海鮮丼を食べ終わって、板前さんに新たなご飯を普通に入れてもらった熱々のスープ丼を作ってもらった。
鯛のあらから取ったと言われるスープは意外なことに、白濁していた。
今まで、鯛のスープというと、白濁しないようにさっと取るのが当たり前かと思った。
でも、時代が進んで、豚骨ラーメンのスープのように白濁するまで骨を煮て、骨の髄からエキスを出しているのかも知れない。
最初に、スープだけ飲んでみると、臭くない、でも、味が薄くて何かが足りない感じ。

アツアツのスープに、胡麻だれに浸けてあったお刺身とたれ、全てを投入。
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そうしたら、味がまとまって、美味しくなった。
で、全部食べたし、美味しかったけれど、スープは最後まで、私としては鯛の味を感じなかったような気がする。

何だろう?
同じ千円の鯛を使ったランチとして、湯島のくろぎの鯛茶漬けのランチなんて、本当に感激するようなものだった。
でも、ここのランチは、千円で海鮮丼に鯛茶漬けというか鯛のおじやみたいなものを食べることができ、コスパはいいし、新鮮なこともわかるのだけれど、何も心に残らないのだ、不思議。

この内容で、990円ならコスパは最高に良いのだけれど、何せ、大行列に並ばないと食べられないのだ。
11時頃お店に入って、11時半過ぎにお店を出たのだけれど、お店の前には、40~50人の列ができていた。
ま、二度とこんな行列に並ぶつもりはないので、良い経験ができたと思う。

何だかな~、商売上手の二人の今風の経営者がコスト計算とか、考え尽くした新しい料理であることは確か。
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by mw17mw | 2016-10-03 21:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)