シアタークリエでミュージカル「ジャージーボーイズ」観劇

今日はこれから隅田川の花火が始まる。
何だか、何にも知らないニャア受難の時間、何せ、彼女は雷の時は何も食べず身じろぎもせずじっと固まってしまうのだ。
花火が始まる前に餌を上げよう。

ひょんなことから、ジャージーボーイズをTSUTAYAで借りて、面白かった話をブログに書いたら、ケイトさんからその日本版のミュージカルが予定されているとお聞きした。
その後、ケイトさん経由で切符を手配してもらい、この前の21日のお昼に見に行って来た。

で、私はまたまたミュージカル見物も30年振りくらい、確か、その頃、最初で最後に見たのは、市川染五郎・上月晃の「ラ・マンチャの男」、何より上月晃の踊りや表現力が素晴らしく、宝塚に興味がなかった私だが、宝塚は人を鍛えると思った。

という、全く、最近のミュージカル事情、劇場事情に疎い私はケイトさんを頼って行くことにしたのだ。
30分程前に着いたけれど、シアタークリエのいたるところも、たくさんの女性で大賑わい。
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主人公以外のフォーシーズンズはWキャストだったのだが、私が見た回は赤組。
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席は、小さめの劇場の真ん中の通路の2列後ろ、ケイトさんとは、一人置いて隣だったので、その人に真ん中の方の席を譲って隣同士になることができた。
(スピーカーからも程よく離れており、音は聞きやすかったけれど、歌が殆ど日本語の歌詞と聞いていたのだが、そこまではっきり日本語が聞こえなかったので、気にならなかった。)

ケイトさんから、「ほら、あそこに生のバンドが」と舞台右側の高いところを指差して教えてもらった。
そうか、ミュージカルは音楽も生だから、切符が高いのだなと納得。(笑)

小さな舞台の幕が上がって始まる。
(舞台までの距離もちょうど良かったけれど、細かい表情までは見られない、双眼鏡を持って来たけれど、うまく扱えなかった。)
舞台は小さいのだが、回り舞台且つ、その半分に二階建ての階段つきの鉄の骨組みを配置し、場面によって、回り舞台の半分で演じたと思うと部隊が回って、骨組みが置いてある方が前になり、しかも、上の階で芝居をしたり、下の階で他の場面の芝居をしたりで、何て言うのか、小さな舞台を三分割することで、本当に上手に使って、変化を起こし、観客を飽きさせない工夫が感じられて良かった。
何でも、演出は蜷川幸雄さんのお弟子さんの「藤田俊太郎」さんなのだって。
また、フォーシーズンズに選ばれた男性俳優陣は皆歌もうまく、演技もしっかりしていて、とても良かった。
そうして、全員々赤いユニフォームなり、白いユニフォームを着ていることが、イメージ的に存在を大きく感じさせるという効果があったかも知れない。
確かに、日本人がイタリア系アメリカ人を演じても、イタリア系アメリカ人には見えないのだが、そこはそれ、素敵な男性たちがグループで演じているので、何ていうか、一つの素敵な世界ができていて、この人たちが何人?みたいなことは全く感じず、舞台に没入できたのだ。
しかし、残念なのは、女性陣で、女性陣は誰を見ても同じような人に見えてしまい、個性を感じなかった。
と言う話をケイトさんにしたら、女性陣も皆実力のあるミュージカル女優ばかりなのに、多分衣装が良くないから冴えないのだとのことであった。
確かに、金髪や茶髪のかつらを被り、60年代を思わせる衣装は着ているのだが、今一つさえなかった。
男性陣は、映画のジャージーボーイズに劣らない風に感じたが、女性陣は、映画の女優さんたちの魅力に数段劣っていた。

と言ったら、ケイトさんに、「映画は一人一役で出られるけれど、あのミュージカルの舞台では、一人の女優が何役もやらねばならず、前の衣装を脱いでいる暇はないので、重ね着して、出てくるから、魅力ないのだ」と教えてくれた。
言われてみれば、その通りかも知れない。

とても良い舞台だが、見始めてすぐ「あ、そうか、この物語は純粋なミュージカルではなく、音楽劇なのだ」ということに気づいた。
そうそう、だから、ダンスが少ないのが物足りなかった。(あ、そうか、だから、クリントイーストウッド監督のジャージーボーイズは、映画の最後にストーリーとは関係なく、出演者全員でのダンスの場面があったのだと理解できた)

それ以外は演出も良かったし、音楽も昔懐かしいものばかり、また、映画より多く他の歌も出てきたし、楽しかった。(ただ、舞台がくる変わるのに目を見張ったのは前半だけで、後半になったら、話が暗くなったり、総まとめの場面が多いので、余り舞台が回らなくなったのか、こちらの眼が馴れてしまったのか、ちょっと物足りなかった。)

最後アンコールが何度も行われ、観客席は総立ちで手拍子、一緒に歌を歌って、とても楽しい終わり方であった。
ケイトさん、どうも有り難うございました、とても楽しかったです。

<おまけ>
今回有楽町の日比谷口を出て、シアタークリエに向かったのだが、ガード下がこんなに戦後の闇市風になっているなんて、知らなかった。
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by mw17mw | 2016-07-30 18:09 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)