日本橋弁松の赤飯弁当

お祭りの日曜日、お赤飯が食べたいとは思っていたのだが、作るのが面倒だった。
だから、日本橋三越の地下の弁松総本店の売り場で買ってきたのだ。

実際に売り場に行ったら、一番最初に目に着いたのは、弁松のお弁当のお弁当箱は経木の折ということ、さすが!
で、一番最初に目が行ったのは、鯛のお頭付き。
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私の幼い時、一万円のものは中々もらえなかったけれど、5千円弱に入っている大きさの鯛くらいのお頭付きは、何かのお祝いの会に父が呼ばれたとき、良くもらってきたものだ。
私が大きくなってももらえることに何の疑いも持っていなかったが、世の中、時代が進むにつれ、こういうお弁当を出すことは本当に激減してしまった。
でも、私がお頭付きの折に目を奪われていたら、売り子のおばさんが、「今でも時々注文がありますよ、結婚祝いとか、出産祝いに使われる家庭もあります」とのこと、いいな~、私も欲しい。(笑)←自分で祝い事を作って配れと言われそう。(笑)

実際に今回一人分の候補は、左の一段の「赤丸弁当」税込み1134円か、右の二段の「並六弁当」税込み1242円。
違いを聞いたら、「お赤飯の量は同じですが、豆きんとんとごぼうの旨煮が高い方には入っています」と言われたかな。(もしかして、魚が安いほうは、お団子、高い方は切り身の焼き物と言われた気もする)
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う~ん、迷うけれど、豆きんとんに興味があり、高い二段重ねにしてみた。

こちらが包み紙、可愛い。
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家に帰って、開封し、食べてみるけれど、里芋・ごぼう・筍・椎茸・れんこんなぞの野菜の甘煮(うまに)、メカジキの焼き物、玉子焼き、全て濃い味の昔懐かしい味でとても美味しかった。

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特に、豆きんとんが意外にもお赤飯に良く合って気に入り、今後とも買うのなら、豆きんとん付きになってしまいそう。
我が家の場合だと、お赤飯には、切りイカの甘辛い佃煮をつけるけれど、味的には同じ効果。

今、リンクするために弁松のページを探していたら、私が買った並六というお弁当が一番人気とのことで、解説のページがあって、それを見て思い出したのだが、右端にほんのちょっと生姜と切り昆布の佃煮がついていたのだが、これが、生姜の味と香りがぷんぷんしてとても美味しかった、絶品。

弁松のお弁当の人気の理由に「江戸庶民が舌鼓を打った味」と解説のページに書いてあるが、多分、私のような江戸の味も幅広く体験していない者が同意するのもおこがましいが、小さい時良く食べた味だと思った、江戸庶民の仕出し弁当の味。
(そう考えると、最近いろいろなところで食べる野菜の甘煮は味が薄くなっていると思った。)
毎日食べたら、くどい味だけれど、たまにお赤飯と一緒に食べると、弁松の煮もの、焼きもの、玉子焼きの味付け等、本当に美味しいよね。
本当にね、今、弁松くらいしか残っていないものね、弁松よ、永遠なれと思ってしまう。(味付け変えないでね)

経木の折に入っているので、水分でふやけているところが全くなかったし、お赤飯もまあまあ美味しかった。
東京風のささげのお赤飯を買うのなら、弁松が一番良いと思うのだが、それでも、自分で炊いたお赤飯の方が絶対的に美味しいと思ってしまった。(自分で作った方がささげの量が多いし、質にもこだわれるから)
ということで、ささげも少しあることだし、2,3週間うちに自分で、お赤飯を炊こうと決心した。
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by mw17mw | 2016-06-17 12:11 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)