蔵前イタリアンと恵比寿のici(行ったことないけれど)

先日、ニュースを見ていたら、ロシアのラジオかテレビで、子供相談室みたいな番組にゲストで出演したプーチン大統領の受け答えの風景が放送されたのだ。
まずは、子供の「神様が3つだけ何かをくれると言ったら、大統領は何を望みますか?」と質問したら、プーチン大統領が厳しい顔と口調で「誰かに何かをもらおうなんて考えてはいけない、全て欲しいものは自分で手に入れなければ」と答えていて、これはまあまあまともだったのだ。
次の質問は、「大統領は人を殺したことがありますか?」というもの。
それに対し、ちょっと考えてから、真面目な表情で、「それは、自分の手で直接殺したことがあるかという意味か?」と確認したのでびっくり、さすが、元KGB。(笑)
番組はそれで終わったから、その後の受け答えは聞けなかったけれど、やはり、評判に違わず、すごい恐ろしい人だと感じた。
舛添知事みたいな公私混同タイプも嫌やだが、公私混同しない強力なリーダーを欲するとしても、ここまで怖そうな指導者も嫌やだ。

−−−本題です−−−

先日、半年に一度程度(私にしては)豪華なディナーに食べに行っている3人で、そろそろ会おうかということになった。
言われてみれば、昨年末弁天山美家古寿司以来、会っていなかったのだ。
どこにしようか相談の上、私が幹事をするからと、蔵前駅近くに昨年9月にできた、トスカーナ帰りのシェフのお店、頭がPで始まるお店にさせてもらった。
私以外、家から遠いのに悪いなと思いつつ、是非、夜に行ってみたかったし、トスカーナで修業してきた人なら、彼らが満足するの可能性が強いのではと思ったのだ。
それに、数か月前にランチに行ったら美味しかったこと、今年の冬に食べログをチェックしたら、評価が高いクチコミが多いこと、ある土曜日のお昼に前を通ったら、貸し切りであったこともあって、夜は行ったことはないものの、極端にがっかりすることはないのではと踏んだのだ。

でも、恐ろしや~、結果は結構無惨。(私の感想に近いクチコミが最近入っていた)
というか、私の期待が高過ぎたのかも知れない。
でも、とにもかくにも、家が遠いお二人にすごく悪いと、後悔した。

私がこのお店を選んだポイントとしては、「トスカーナで修業をしてきたシェフの料理」を期待したからなのだ。
でも、そうしたら、お店のディナーのメニューの一番上に「蔵前のイタリアン」と書いてあるではないか。(しかも、メニューの数が結構少な目であった。)
サービスのお姉さんに「蔵前のイタリアンって何?そんなものあるの?」と聞いたら、本場のイタリアと同じ料理だったら、恵比寿や六本木で食べられます。だから、このお店では、新鮮な材料を使うことにポイントを置いて恵比寿のイタリアンと差別化を図っています」というような説明を受けた。
わ、やめて、やめて。

私としては、本場で修業してきた人の料理が食べたいわけで、蔵前のイタリアンなんて、考えたこともなかった。
蔵前を知らない人がイメージした、蔵前は下町だし、東京の東半分だし、築地は近いから、生きが良ければ、下町風みたいな考え方のイタリアンなんて、高いお金を出して食べたくないのだ。

最近、蔵前界隈のタワーマンションに住み始めた人は別として、蔵前に長く住んでいる人にとって、「蔵前」という地名と料理の美味しさは結びつかないし、蔵前の地名から美味しさが連想できないのだ、観光地でもないし、飲食店も少ないし。

ご一緒したIさんが、きっと、気軽に居酒屋代わりに使って欲しいと思ったから、鮮度にこだわったのでは?とのこと。
このお店、開店してから、まだ一年も経っていないけれど、営業開始から今まで色々苦労したり、試行錯誤しているうちに、東京西半分のイタリアンと同じものを出しても、遠くから来た人は、恵比寿と同じと思われるだろうし、そういう人に「目新しい」と喜ばれる差別化を考え、地元民の常連客にも受けるであろうメニューを組んだのかも知れない。

ま、その気持ちはわからないわけではないけれど、料理がとびっきり美味しければ良いのだけれど、普通に美味しいだけのレベルであった。

美味しかったのは、ルッコラと大きな生のマッシュルーム、それを和えたパルミジャーノ。
d0063149_12031744.jpg



その上、サービス料を取っていないから、ま、許すしかないのだけれど、一番最初に、スパークリングワインを取ったのだけれど、それがぬるかったのだ。
「これ、冷やしました?」とNさんが聞くと、「はい、ワインクーラーに入っていました」とのこと。
う~ん、ワインクーラーって、白も赤もスパークリングも皆同じ温度だけれど、それで良いというもの?
後から気づいたのだけれど、一番最初にテイスティングもなかったから、こんな結果になってしまったのだ。
(でも、サービス料取っていないし、サービスの女性はソムリエでないみたいだから、ま、こんなものということにはなった。他所でも、スパークリングワインはテイスティングがあったり、なかったりなんだって。でも、ぬるいものは出たことがない)

その後、透明な卓上ワインクーラーの底に氷だけが入っていたのだけれど、お水も追加して、瓶ごと改めて冷やし直した。

ワインもそんな調子、お料理も不味くはないけれど、ごく普通のレベル、では、良いところがないかというと、金曜日の夜だったのだが、2つある窓際の4人用のテーブルの一つが私たちでもう一つはお客が入らなかったのだ。
他、カウンター等に少しは客がいたけれど、我々三人で、ゆったりと他人を気にしないでおしゃべりできたところが良かったと、遠くからわざわざ来てくださった人たちに褒められた。(笑)

もうこの三人で食事に行くようになって、多分、5,6年経ったのだが、確かに「感激の味」という程美味しかったというお店はほんのちょっとしかないから、それでも構わないといえば構わないのだけれど、何だか、私の面目丸つぶれ。

今まで、一番感激したのは、五反田の「ボノミー」というお店(フレンチ)であった。

五反田界隈−「ボノミー」で豪華ディナー2/3 前菜

五反田界隈−「ボノミー」で豪華ディナー3/3 メインとデザート

全部気に入ったわけではなかったけれど、全てレベルが高く、このお店はまた行きたいねと皆で話していたら、何でも、経営者とシェフの意見の違いで2014年7月に閉店してしまったそうだ。
でも、本当にこのお店で食べた料理は忘れられないくらい美味しかった。
(もう一つ、ダノイ高輪も中々良かった、ここが良かったので、ダノイ日本橋にランチで行ってみたが、大したことがなかったことが残念。)

高輪界隈−ダノイ高輪店で、ちょっとリッチなディナー1/2

高輪界隈−ダノイ高輪店で、ちょっとリッチなディナー2/2

日本橋界隈−「ダノイ 日本橋店」でランチ

あ~、でも、この蔵前のイタリア料理のお店でがっかりしたので、改めて、ボノミーのシェフはどうしているかと探す気が起きたのだ。
「ボノミー シェフ」で検索したら、恵比寿に「ici(イスィ)」というお店を2015年12月17日にオープンしていることがわかった。

ここは多分私をがっかりさせないと思う、そのうち、行ってみたいが、夜だけのお店なのだよね。+

[PR]

by mw17mw | 2016-06-08 17:00 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)